5月20日:抽象的な概念を使わずに指導するということ。
おはようございます。
福祉業界のクソつまらない研修に吐き気をもよおしているへいなかです。
僕が受けてる研修じゃないんですが、致命的デジタル音痴な管理者のために資料のDLなどを代行して内容はほぼ把握。ほんとに吐くかと思いました。
140ページ近い文字で埋まったパワーポイント。それを読み上げるだけの講義…地獄絵図。こんなので金もらってる奴マジで頭おかしいと思います。国をダメにしてる。
なにはともあれ…こんなのを毎年受講させられてる管理者の皆様本当にご苦労さまです。
さて今日は、先日の放デイでのできごとから。「具体的な行動を提示することが大事だよ」という子育て全般に通じる話になると思います。
マダム必見。
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4月から実質的に運営の全般を担って、放デイの超主戦力になっている僕。やろうと思えばなんでも一人でできてしまうけど…日課運営はきちんと分担しています。
で
ほかの人が指導してる時には基本的に黙っているようにしてるのですが…昨日は少し口をはさみました。(もちろんスタッフへのダメ出しではなく、子どもたちへの指導として)
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こんなことがあった。
特別支援学校に通う知的障害のある中学生・高校生の女の子たち。まだまだ精神的に未熟で、とにかく誰かと一緒にいないと落ち着かない。
ただ隣にいるだけならまだしも、互いに手をつないでベタベタしてる。
適切な距離で声をかけ、パーソナルスペースを侵さずに話す…なんてことは当然できなくて、今まさにその辺を改善させていく段階の子どもたち。
で
先日、小学校低学年にありがちな「◯◯ちゃんそれダメだよ」みたいな指摘から始まる言い争いが勃発した。まぁ、僕から見てるとその渦中にいる大人の振る舞いが中途半端だから、起こるべくして起きているのだけれど。
なんにせよ、人の行動にいちいち口出しして、互いに少しでも気に食わないとその場で指摘してケンカになるという状況。自由時間を含めあらゆる場面で小さな衝突が何度か繰り返されていた。
そこであるスタッフがこんな注意をする。
まちがってはいない。
たしかにその通りだ。
が
僕には、その指導自体が彼女たちにまだ難しいような気がした。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。