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7月27日:「心理学」に詳しい人間の素人

おはようございます。

大切な友人が本を紹介した挙句、僕をベタ褒めしてくれてニヤニヤが止まらない安部です。

法務教官をやっていても僕の周りには法務教官ではない友人の方が多い。出版を機に連絡を取り合ったそんな「塀の中」には縁遠い友人たちが、僕の本を読み「わかりやすかった」と言ってくれることが何よりもありがたいです。

「ただのまとめ」ではなく、「一般の人が読んでイメージできるように書く」を使命として書き綴った僕の言葉たちが、どうやら使命を果たすに足るものだったということ。

もっと多くの人に読んでもらえるようにがんばります。

さて…

1)課題を見いだせない人の特徴

言われたことしかできない人間には、課題というのは見えないものらしい。

現状のやり方で成り立っているという事実から「特に問題はない」という感覚になる…僕には信じがたいことだけれど、そういうタイプの人は現実に結構多い。

大抵の場合、そういうタイプの人は自ら積極的に情報を渡そうとしない。共有することで圧倒的にスムーズになる情報を黙って抱え込む。情報不足で周りの人が苦労するのを待って偉そうに情報を共有したりする。

面倒なことにそういう人は、大抵の場合自己主張が強め。自分なりの中途半端な理屈(というか大抵の場合はただの経験則)をちょっと強めに主張する。周りに反論できる人がいない時はそれが特に顕著だ。

主張しながらも決断はしないというオマケつき。

ま、大した実力はないので大抵煙たがられる。

どこの職場にもわりといるんですよねそういう人。もったいないと思うのは、その程度の人に圧されて黙って苦しむ真面目な人たち。

いや、あなたの方が力はあるんだよ本当は…

とよく思う。

負けちゃいけないよ。

ー・ー・ー・ー・ー・ー

2)「心理学」に詳しい人間の素人

最近お話した人から、その人が以前お世話になった心理士さんの話を伺った。

黙って話を聞いてくれたけど、どうしたらいいかと助言を求めてもボヤッとした回答しかなかったという。

お子さんの悩みを相談したら「お子さんの気持ちを大事にしながら、丁寧に関わっていくしかない」と言われたという。

僕はその人を知らないし、どこまで真実かわからないけれども…もしこれが事実なら何の役にも立たないアホみたいな助言だなと思います。

「気持ちを大事に」
「丁寧に関わる」

それ具体的には何をすることなんだろうか。

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こんにちは!へいなかです! 非行少年の地域定着支援を仕事にするべく、経済的な基盤をつくるためにアレ…

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