9月15日:非行少年の学び舎づくりを検討中。
おはようございます。
4月にAmazonで買ったワイヤレスイヤホンが壊れて困っている安部です。
#Amazonchoiceだったのに
#所詮3000円台
#ちゃんとしたの買え
さて今日は昨日のこの↓ツイートについて。
1)へいなかの現状
退職以来、少しずつ相談が来ます。
少年院出身の子やその保護者から。
それはまだまだ件数としては少ないし、そもそもお金を取れる状況でもない。要するに、仕事と呼べるものではない。
でも
Twitterでの実名公表以後その傾向は強まっていて…正直言うと個別対応の負担もちょっと大きくなっていている。
別に負担が大きいだけならば構わないのだけれども…正直もったいないなと思っている。
DMなどで個別対応していてもできることに限界はあるし、zoomなんかで話そうと思ったら日程調整から厄介だ。
でも
誰か一人の悩みや課題は、多少なりほかの人にも参考になる場合がある。
要するに1対複数で対応できれば、ただ悩みを解決するだけでなく、教養を深めたり、仕事力を磨いたり、人生観を見つめ直すきっかけにすることもできる。
±0ではなく+αを生み出すためには、1対複数の状況の方がいいのだ。
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2)非行少年の現状
少年院というのは入ったことのある者にしかわからない部分が多い。
少年院で真面目に自己改善に取り組み、そこを前向きな人生の起点にしている者ほど、少年院の中で感じたことも語りたいし、今の悩みはお世話になった人に相談したい。
そもそも少年院に来るまで「信頼できる大人」に出会ったことがない人も多い。少年院出院後は、大抵の場合、保護観察がついているから…保護司や保護観察官が時々面接してくれる。
とは言え、保護司や保護観察官が彼らのニーズに答えられているかというと必ずしもそうとは言えないのが現状だ。
そりゃそうだ。
保護司や保護観察官は彼らから見ればただの他人。信頼関係を深めるにも月2回程度の面接ではなかなか難しい。
そもそも…
非行少年たちと彼らではほとんど共通点がないから、彼らが心を開いて語り合うにはハードルが高い。
つまり…
僕の方が彼らのニーズには答えられるだろうということ。
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3)クリアすべき条件
要するに僕は、非行少年たちから質問を受け、それに率直に答えられる場を作りたい。少年院で「教養講座」と称してずっと続けてきたことだ。
どんな質問でも、その場で受けてその場で応える。
ただ疑問を解消するのではなく、人生を前に進めるための刺激と気付きを提供する…そんな場所。
ただそれには、クリアしたい条件がある。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。