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7月30日:その説教と謝罪…意味あるの?
おはようございます。
仕事部屋に空調がないため夏にオンラインでイベントやると実は結構汗だくになっている安部です。
空調つけたい…
今日は法務教官時代から現場で時折感じていたことをまとめてみます。
1)「怒る」が必要な時もある。
今日こんなツイートをしました。
ほめるのは大事。
— 安部顕|問題児対応のプロ (@Heino_naka) July 30, 2021
でもそれはツールの1つに過ぎない。
万能ツールではない。 https://t.co/AQxlJVAIW3
僕はほめて伸ばす主義者の中で時折見られる「叱る必要はありません」みたいな論調には断固反対です。「叱る」が効果的な場面や相手というのは確実にある。
そして…
怒るのではなく叱る主義者にも一言言いたい。
「怒る」がもたらすものもあるよ?
僕は「あえて叱るのではなく怒る」ということもある。
とはいえ…
ほめる
叱る
怒る
は、いずれも教育上のツールのひとつ。手段であって目的ではない。そしてその目的は極論「行動の変容」に尽きる。
ここで疑問に思うことがあるのです。
ー・ー・ー・ー・ー・ー
2)その説教と謝罪…意味あるの?
目的が行動の変容である以上、より行動の変容が促される手段を取ったほうがいい。
それは即時的なものとは限らず、将来的な行動の変容のために信頼関係を築くことが第一義的な目的になることもあるし、それ以外にも状況次第でいろんな可能性はある。
が
いずれにしても…最終的により望ましい行動様式が獲得されるために、今どんな関わりをすべきか…というのがとても大事な視点なのだが…
教育現場にはわりと…
怒らないと場がおさまらない
謝罪させないとけじめがつかない
という感覚で怒ったり謝罪させたりするバカ者がいるように思う。
大事なことなのでもう一度言っておく。
そんな中途半端な感覚で説教や謝罪を生み出す奴は、どこからどう考えても馬鹿者。大馬鹿者だと真っ向から切り捨てておく。文句があるならかかってこい。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。