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日常と異常

昨晩は珍しく、コーヒーを飲まなかったから、途中トイレに起きることなく、グッスリと眠れた。
朝はいつも通りにコーヒーを飲んで、いつもより目が冴えている。
昼寝の必要もない。
快適だから、毎日こうすれば良いが、多分できない。
なぜなら、夜にコーヒーを飲みたいからだ。

以上は私の紛れのない、くだらない日常を記したものだが、そこそこ著名な誰かが、それっぽい雰囲気の曲を付けて歌い上げれば、皆が勝手に裏読みして、意味深な歌詞へと昇華しそう。

あるいは、アメリカ辺りのフォークやブルースの和訳詞感もある。
字余り字足らずな譜割りの悪い感じで歌えば、それっぽくなると思う。
特に「なぜなら、夜にコーヒーを飲みたいからだ。」という言い回しの短絡さ加減が和訳感を助長しており、また、無駄に意味深でもある。
もちろん、その実、他意はない。

このようなくだらないことを考え、記しているこの行為は、平和そのものであり、また、お花畑ヘッドでもあると感じる。

そして重ねて、このようなくだらない日常を送ることが最高で最上なのだと、仕事の付き合いで出席した、外様感、門外漢丸出しの船上パーティーを終えて、改めて実感した。

それを主催する企業の取引先が集うのだが、そのほとんどが社長を始め、それなりの役職が代表で参加するため、無役職の私は当然、居づらい。
とはいえ、出席するのは今回で3回目なのだが、しかし、相変わらず慣れないし緊張もするし、出航の時刻よりもだいぶ早めに到着もしてしまう。
ビュッフェ形式で、用意された種々の料理は、どれももれなく美味しいが、都度、いちいち"ちんまり"とした料理を何となく気を遣いながらテーブルに運ぶというのが面倒い。
そして、ただ黙々とひたすら食べていれば良いというわけでもなく、しかし得てして、そうなってはいたが、やはり気は遣うし、遠慮もする。
しかし、「せっかくだから食べないと」と思い、頑張ろうとするが、その心持ちになってしまった時点で、美味しさは半減する。それでも十分に美味しかったが。

やはり私は部屋の隅でテレビ見ながらアンパンかじっているのが性に合っている。これは卑下し過ぎだ。

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