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趨勢

君が静かに夜の吐息を語る時
優れた肩の滑らかさが上ずれして
目とも口とも違う視線や声が
奪うように私たちを突き抜けた
エンドレスサマーとかは忘却と
清々しい朝のベランダみたいに
踠き疲れた僕の腕の筋肉痛に
精通してますみたいで笑う
花鳥風月どこでもドア
エクスプロージョンと叫んでも
インナーマッスルが燃焼するのみ
心はどうなのと勉強不足の脳
光線状に夜と昼の故郷をぶったぎり
もう一度始めに戻る準備を

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