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手を伸ばす

夜が続く 息もできない
雨が痛く 刃の様に突き刺してくる
熱は奪われ 死にゆく僕を
人は愚か者と 笑うのだろうか
耳を澄ますと 聞こえてくる
あの日の僕が 問いかける声
覚める事ない 夢を見ている
本当の自分を 消しかける様に
虚勢を張って 涙を拭う
楽に生きれない この世であるから
僕の心は確かなのか?
こらえた言葉
胸の奥で歪みまくった感覚はどこへ?
先の見えない闇に歩んでいくことを
無駄だとだれが正せるだろうか?
もがきあがく現実の中で
ただ1つ今 手を伸ばすこと



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