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悲しみが癒えた日が本当のさよなら

水を含み 膨張した夜が 怖かった
夜を引っ張って 夢を見続けている

冷めた器 愛憎今も 夏の隙間
恋や愛とはもう 違う何か

風が吹いても 朝空はとても澄んでいて
まるで何にも 知らないような景色

砂鉄の匂いが 街を覆い尽くしていた
夜が過ぎるのを 祈るように待った日々

みんなが笑ったり 泣いたりできること
ぼくはその時 初めてわかったんだ

どこにも行かないで いつでもそばにいて
願いごとはいつでも 叶わないことが多い

悲しみが癒えた日が 本当のさよなら



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