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アフリカ事件簿 #7 ~そもそも開発コンサルタントって~

ここまで想定以上にくそまじめに書いてきて自分でも飽きてきたので、そろそろ泣いて笑ってのアフリカ事件簿に移りたいのであるが、もう少しだけ開発コンサルタントについて紹介したいと思う。
 
開発コンサルタントとは、JICA(「ジャイカ」と読む。Japan International Cooperation Agency:国際協力機構のこと)や国際機関などから依頼を受けて、国際協力の現場で様々な調査やプロジェクトの実施、実施監理等のコンサルティング業務を行う仕事の総称である(本マガジンにおいては特に理解は必要ありませんので、ふんわりと「そんな仕事もあるのか~」と思いながら、読み進めていただければと思います)

開発コンサルタントの働き方にもいろいろあるが、開発コンサルティング企業(開発コンサルタント業務を行っている企業)に所属し、年に数週間~数か月の出張を複数回、1年当たり平均で4~8か月を海外の途上国で過ごす、というのが最も主流なのではないだろうか。

わたしが就職した当初は、開発コンサルタントは海外出張中しか報酬が発生しないため、国内にいるときは「息をしているだけで経費」と言われたとか言われなかったとか・・・(最近は、国内でも業務によっては報酬が発生するようになりました)

また、年に4~8か月も出張に出ていれば、当然
・親の死に目に会えない(最近は融通利くようになってきたらしい)
・母方の祖父の告別式には出られなかった(わたしの話です)
・出張後に帰宅したら子どもから「いらっしゃい」
・出張に出るときにも子どもから「今度はいつ遊びに来るの?」
・友人の結婚式は半分出られない(わたしの話です)
・というか、そもそも婚期逃しがち(気のせいか?)
など、いろいろ、いろいろが起きる。

それでも開発コンサルタントという仕事を選んだ人たち、続けている人たちは、アフリカ事件簿なみに強烈で、今でも興味が尽きないのであるが、それはまた別のところで・・・

さてさてお待たせしました(待ってないか)、次のnoteからアフリカで起こった、奇想天外で愛おしい出来事たちを紹介していこうと思う。


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