みほ

会社員。仲間と活動しているオンラインコミュニティ『ハナココロ』で読書会開催中。高尾で森…

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会社員。仲間と活動しているオンラインコミュニティ『ハナココロ』で読書会開催中。高尾で森林ボランティアもやってます~

マガジン

  • アフリカに5年通って気づいたこと ~アフリカ事件簿~

    「アフリカ」といわれて、どのようなイメージを持たれるでしょうか? サバンナの風景と、野生動物?子どもの笑顔? わたしは2018年から、仕事の都合でアフリカの国を行ったり来たりし始めて、 はじめは思いもよらない出来事の連続に日々衝撃を受けていました。 しかし、気が付いたら日本の常識にしがみついていた自分がばからしくなって、 泣いたり笑ったり怒ったり、思い切り生きている自分がいました。 そんなわたしと、アフリカの憎らしくて愛おしい人たちの物語。

  • 自分大事にしかた手帖

    みほのメインブログです。

  • みほの読書記録部屋

  • ボツワナ出張日記(2021.6-7)

    ボツワナ出張中の記録。主にご飯とかご飯とかご飯とか。

  • ハナココロ〜自分を生きる実験場〜

    オンラインコミュニティ『ハナココロ』のメンバーやサービスの紹介です。 わたしはここで読書会を開催しております。 ご参加はこちらからどうぞ☆ https://community.camp-fire.jp/projects/view/415678?fbclid=IwAR1Iz-QSMQdE6nApEHufP5YxxWYB1l2HeEjJq48_fHIsJwHG9ws2XrphGdQ

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ハナココロそこは・・・

===== 【自分を生きる実験場】ハナココロ お申し込みはこちらから ※Facebookのアカウントが必要です ===== ハナココロ そこは、 わたしが挑戦を始めた場所。 サービスなんて 何もないところから。 自分に与えるものなんて何もない、 と思っていたところから。 仲間に助けてもらいながら 一つひとつ形にして 練習して失敗しての繰り返しで だけど、 ようやく一歩を踏み出した。 自分のサービスを 生み出して世に放ち始めた。 ここが、わたしのスタート地点。

    • アフリカ事件簿 #8 ~宿が、ない。~

      宿関係のトラブルはピンからキリまでつきないのであるが、まずはわたしのアフリカ生活の中でも最も衝撃的だった出来事を書こうと思う。 アフリカの「モーリシャス」という国で国際会議を開くことになったのだが、社内でモーリシャス経験者はおらず、全てが未知だった。そんな中、わたしが国際会議の数日前にモーリシャスに入って事前に準備を進め、あとから同僚が合流し、開催する運びとなった。 国際会議の準備だけでも不安なのに、一人。しかも、初めての、英語圏でない国(モーリシャスの公用語はフラン

      • アフリカ事件簿 #7 ~そもそも開発コンサルタントって~

        ここまで想定以上にくそまじめに書いてきて自分でも飽きてきたので、そろそろ泣いて笑ってのアフリカ事件簿に移りたいのであるが、もう少しだけ開発コンサルタントについて紹介したいと思う。 開発コンサルタントとは、JICA(「ジャイカ」と読む。Japan International Cooperation Agency:国際協力機構のこと)や国際機関などから依頼を受けて、国際協力の現場で様々な調査やプロジェクトの実施、実施監理等のコンサルティング業務を行う仕事の総称である(本マガジ

        • アフリカ事件簿 #6 ~「開発コンサルタント」と出会う~

          記憶が混在しており時系列が思い出せないのだが、海外実地研修と前後して、就職活動の一環として大学内で開催されていた、海外開発コンサルタント協会(ECFA)が実施している「出前講座」なるものに参加した。 後から知ったのだが、「出前講座」は開発コンサルタントの認知度を上げるために、ECFAの広報研究会が不定期に大学等で実施している、授業のような就職説明会のような、そんな催しだった。 そこに講師として来ていたのが、わたしが新卒でお世話になる会社のHさんだった。Hさんが語る開発コン

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        • アフリカ事件簿 #8 ~宿が、ない。~

        • アフリカ事件簿 #7 ~そもそも開発コンサルタントって~

        • アフリカ事件簿 #6 ~「開発コンサルタント」と出会う~

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        • アフリカに5年通って気づいたこと ~アフリカ事件簿~
          9本
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          207本
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          130本
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          33本
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          12本
        • イベント&セミナー体感おすそ分けコーナー
          5本

        記事

          アフリカ事件簿 #5 ~楽しかったタイ・カンボジアの海外実施研修~

          「開発コンサルタント」という職種を目指すようになった決定打となった出来事が2つある。 1つめは、大学4年生のときに参加した海外実地研修。 わたしが所属していた学科はざっくりいうと「森林」の学科なのだが、隣の「農業」の学科では数年前から、3年生のときに希望者はタイ・カンボジアに海外実地研修に行ける、という取り組みがあった。 隣の学科の同級生から「海外実地研修に参加してよかった」という話を聞いて、「いいないいないいなーーー」と圧強めに羨んでいたところ、「話を聞きに行ってみ

          アフリカ事件簿 #5 ~楽しかったタイ・カンボジアの海外実施研修~

          アフリカ事件簿 #4 ~緒形貞子さんや、アウンサンスーチーさんを目指したら?~

          今思えば、本当に今思えばであるのだが、小学校5年生と6年生のときに担任を持ってくれたT先生は、それまで「先生と児童」だった関係を「人間と人間」に感じさせてくれた初めての先生だったように思う(もちろん、そのような年齢に差し掛かっていた、ということも大きいだろう)。 宿題を忘れたらケツバット(※プラスチックバットで優しく) 給食を残すときは「先生大好き♡残していい?」 など、小学5年生になったわたしたちに衝撃を与えたT先生であったが、それよりも何よりも、先生はわたしたちを「

          アフリカ事件簿 #4 ~緒形貞子さんや、アウンサンスーチーさんを目指したら?~

          アフリカ事件簿 #3 ~え、ナミビアに行っていいの?~

          研究室で、わたしはロシアの北方林の研究に取り組んだ。ここでわたしは当時の自分に猛省を促したいのであるが、「海外との接点」などというふんわりした動機で、その後1年ないしは博士課程前期課程も含めると3年の将来を決めるべきではない、と強く伝えたい。 お主、物理も数学も苦手であっただろう? そう、わたしの配属になった研究室は、物理や数学を重んじる研究室だったのである。南無。研究は苦手だった。けれど、研究室は楽しかった。3時のお茶休憩の時間のために研究室に通っていた。なんとか、逃げ

          アフリカ事件簿 #3 ~え、ナミビアに行っていいの?~

          わたしなりの世界の愛し方

          2022年9月のペルー出張中の休日、 首都リマのバランコ地区、 というところに行ってきました。 ボランティアのガイドさんによって 運営されている「ウォーキングツアー」 というものだったのですが 最初に ガイドさんと参加者の皆で 自己紹介をしたんですね。 どこから来たかと、趣味は何か。 ある人はドイツから ある人はメキシコから ある人は食べることと走ることが またある人は芸術鑑賞が趣味で。 一言、二言発声しただけなのに それまで見ず知らずの人たちだったのに

          わたしなりの世界の愛し方

          しっぽを振って生きる

          2022年9月のペルー出張中、 ペルーの首都リマでは ミラフローレス地区に滞在しました。 初めてくる土地は、 見るものすべてが新鮮で なんでも 「わー!」 「きゃー!」 となります。 この気持ち、久しく 忘れてたなぁ・・・ 西加奈子さんの『さくら』 という小説のあとがきに という言葉があります。 この小説に出てくる 「さくら」という名前の犬は 家族がどんな状況でも 常に全力でしっぽを振っていて 初めて見るものでも そうでなくても わたしも全力でしっぽを振っ

          しっぽを振って生きる

          『教養としての着物』 ~上杉惠理子さんのこと~

          すごくすごく久しぶりに 本を紹介したいと思います。 『世界のビジネスエリートを魅了する 教養としての着物』 上杉惠理子・著 自由国民社 わたしの着物の師匠で 心の兄貴である 上杉惠理子さん 2冊目の著書です! 惠理子さんってね すごくかっこいい人だと 思ってたんです。 2019年に ある雑誌でお見かけして 勢いで会いに行ったとき アフリカに縁あるわたしと会うからと、 アフリカ柄の帯で 来てくださいました。 そのお気遣いが すっごく嬉しくて

          『教養としての着物』 ~上杉惠理子さんのこと~

          アフリカ事件簿 #2 ~とにかく海外に行ってみたくて、ロシアに行ける研究室へ~

          小学生の頃、『どうぶつ奇想天外!』というテレビ番組が好きだった。改めて調べてみたところ、海外50か国ほどのどうぶつたち、どうぶつに関わる人たちをお茶の間に届けてくれていたらしい。わたしにとって、 どうぶつの不思議さ 自然の残酷さ 生命の尊さ 世界の美しさ は、常にみのもんたさんの顔と一緒に現れる。その影響で、「いつか海外の国立公園で、野生動物の研究・保護をする仕事をしたい」と思うようになっていた。 また、週末は家族でよく自然のある公園に遊びに行った。自然のある公園、とい

          アフリカ事件簿 #2 ~とにかく海外に行ってみたくて、ロシアに行ける研究室へ~

          I need youの伝道師になりたいと思ってたけど

          わたしね、昔 「I need youのっ伝道師になりたい」 って思ってたんですよ。笑 高校の部活動(ソフトボール)で 怪我が続いて思うようにプレーできず あまりに苦しいとき、 当時のキャプテンが 「I need you」とだけ言って 抱きしめてくれたことが 今でも支えになっていて。 わたしも、誰かにとって そんな存在になれたらいいな と密かに思って 大学の部活動(ソフトボール)で 同じような境遇のときに 後輩を抱きしめたり してみました(まるパクリです笑) だけどそ

          I need youの伝道師になりたいと思ってたけど

          ボツワナの運転手に聞いた、人に好かれるコツ3つ

          わたしが出張で訪れている アフリカのボツワナという国では、 (いかつい)四駆自動車で 送り迎えしてもらっているのですが その運転手さんが とっても人好きのする人で。 本来接点がないはずなのに わたしのボツワナでの同僚は みんな彼の友達だし(いつの間に?) スーパーで買い物して 車に戻ると 彼の周りに人だかりが できているし(アイドル?) << 人たらし >> を目指しているわたしとしては 国境を越えて その謎に迫りたく(笑) 隙を見つけては 運転手さんに話し

          ボツワナの運転手に聞いた、人に好かれるコツ3つ

          Thank you so much for ...what?

          アフリカのボツワナ出張中に、 中抜けで南米のペルーという国に 出張に行く機会がありました。 ペルーに旅立つ前に、 ボツワナの同僚に連れられて ボツワナの事務所の偉い人に 「行ってきます」の ご挨拶に行ったのですが・・ (こういうのとっても大事) 挨拶に向かう途中、同僚にお礼を言うと "Thank you so much for ...what?" (意訳:ありがとう、って何のありがとう?) と改まって聞かれたので、 (最初聞き取れずに「ありがとうは日本語で何て言

          Thank you so much for ...what?

          アフリカ事件簿 #1 ~砂漠への漠然とした憧れ~

          わたしは昭和の終わりに母の体内で発見されすくすくと育ち、平成の初めての立春後のある寒い日の朝、この世界にぬっと登場した。出現地は、愛知県北西部、濃尾平野に位置する祖父江町である。 祖父江町といえば銀杏、銀杏といえば祖父江町というくらい、祖父江町と銀杏は蜜月の関係にある。特筆すべきことは銀杏くらいしかないが、 住むにはちょうどよい田舎である。 祖父江町は岐阜県との県境に位置し、少し自転車を走らせると雄大な木曽三川(木曽川、揖斐川、長良川)がお出ましする。 余談であるが、社

          アフリカ事件簿 #1 ~砂漠への漠然とした憧れ~

          それも、愛なんじゃないかなぁ

          また1つ、ボツワナの「当たり前」の話をば。 上司と中華料理に行ったときのことです。 (なんかご飯の話ばっかりしてる気がする  一応仕事もちゃんとしてます。笑) 「ナスの四川風炒め」 「チャーシュー」 「ライス」 を注文したんですよ。 注文してから30分弱たったころに 「チャーシュー」と「ライス」が出てきたんですけど、 そのときにお店の人から 「ごめん、ナスなかったけどどうする?」 って言われて。 えーーーーー!? 百歩譲って ナスがないのはいいんですよ。 そんな

          それも、愛なんじゃないかなぁ