見出し画像

無礼者【夢日記#159】

昼休み。
お昼ご飯を買いに出ようと思ったら、窓の外に社長の姿。
『こんな時に来るなんて、タイミング悪!!』
タイミング的にどうやっても顔を合わせることを避けられそうにないので、もう少しオフィスの中にいることにした。
社長がやってきた。
後ろに見知らぬ女性二人が一緒に入ってきたので「こんにちは」とあいさつした。
女性二人、無視。
聞こえなかったのかもと思ってもう一度挨拶した。
無視。
『何やねん、こいつら!』
そして二人で何やらこそこそ話している。
そもそもこの二人は何なのか。
社長が連れてきたのに何の説明もなければ自己紹介もない。
何者かわからないまま、そこにいるのである。

先ほどオフィスを出てご飯を買いに行こうとしていたので、一旦電気を消したのを忘れていた。
もしかして、そのことを言っていたのだろうか。
電気をつけて戻ってきたら、その二人は許可もなく勝手に座っている。
しかも一人は、私の席に座っている。
「そこ、私の席なんでどいてもらえますか?」
不服そうにどける女性。
『本当になんだんだ?』

その空気を読んだのか読まないのか、もう一人の女性が急に話しかけてきた。
「はなさん!このチェーン素敵ですよね?」
自分の所持品らしきゴールドのチェーンを自慢してきた。
「はなさんって誰ですか?」
「え?はなさんじゃないんですか?」

これで怒りに火がついてしまった私は
「大体何なんだよ、てめぇら!人が挨拶してるのに無視して、勝手に人の席に座って。挙句自分が名乗らず、人の名前も推測で話しかけてくるってどういう神経してんだ!このクソ野郎が!!!!!」
社長がいるのを忘れていた。
が、もうどうでもいい。
しかし、社長は我関せずである。

********************************************
この二人の女性が誰か知らないが、とにかくストレスがマックスと言うことだと思う。
ちなみに「はな」という名前について。
私のデスクの横に似顔絵みたいな絵が飾ってあり、それに「はな」と書かれていたのだ。
それを見て、女性のひとりが私の名前を「はな」だと思ったらしい。
本名その他、私は「はな」という名前とは関係ないし、身近な人にもそんな名前の人はいない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?