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ハワイのビーチで思考した、白黒写真のおもしろさについて


白黒写真は、その景色から色という要素を差し引いて現実の風景とのギャップを生じさせることから、「鑑賞者の想像力を掻き立てる」という面白さを強く感じます。また、写真における対象物のフォルムに対してのこだわりが、より強く反映されやすいとか。

実は、ボクは色覚異常の写真家でもあります。世間一般で言われる「色弱」ですね。

むかし、iPhoneで撮影した我が子の写真の色味を調整し、顔の色が緑色になったことに気付かなかったことがあったくらい(写真を見た子供に「なぜ、ボクの顔は緑色なの?」と悲しそうに聞かれた時はかなり焦りましたね)

そんなボクにとって、白黒写真というのは必然でもあります。(それでもカラー写真を楽しむべく、少しずつ練習はしていますが)

ところが、友人や家族の写真を撮ってあげると、(ボクの)白黒写真はとても評判がよろしくない。もちろんボク自身の写真技術の問題が大きいのだけど、モノクロのポートレイトが辛気臭く感じられるようです。せっかく撮っても喜ばれないので、いつの間にか大切な周りの人たちの写真を撮ることもなくなってきました。

さて、そんなことを考えつつ、ハワイでの撮影に振り返り。

このカラフルで、光溢れる魅力的な島を白黒で撮影するというのも、よくよく考えてみたら贅沢というか、もったいないような気もします。それでも強い日差しがもたらす陰影の濃いコントラストと白黒の相性は素晴らしく、実際に撮影した写真は、満足のいくものが多かったです。とはいえワイキキビーチだけは、その楽しそうな雰囲気をモノクロで表現するのは難しかった(というかボクには無理。早々に諦めて泳ぎました 笑)次回の課題ですね。

それでは、そんなハワイの風景を何点かご覧ください。
果たしてモノクロームのハワイが、とても魅力的に見えれば良いのですが。


インスタでもハワイの写真を紹介してます。
是非そちらも覗いてみてくださいね。

https://www.instagram.com/___hedon___/

次回も、ハワイに絡めたお話をしようと思います。

それでは、マハロ!

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