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写真家を目指すには、まずはカメラを買わなければならない、という話

さてさて、会社を辞めて写真家となるべく、活動を始めました。

前回お伝えした通り、写真家を目指すにしても、手元にあったのはリコーGRという、手のひらに乗せられるような小さなコンデジだけでした。そこで、これからは写真家になるのだから(正確に言えば、目指す)もう少し本格的なカメラを探すことにしました。ここで自慢することではないですが、大体において世間で言うところの「形から入る男」である、自負があります。

カメラ購入にあたっては、まずどんな写真を撮りたいのか、写真家としてのコンセプトやイメージを持っておくことがとても大事ですね。金額的にも決して安くないので、せっかく購入したけど自分がイメージした写真を撮るには適さない機材だった、なんて言う悲しい結末は避けたいところです。

今のボクが撮りたいのは、大きな枠組みで言えば(旅)の写真。ロードムービーをモチーフとして、ストリートスナップ的に色々な写真を撮りたいと考えています。それだけではなくて、趣味の山登りの写真も撮りたいし、いつかはアフリカで野生動物撮ったり、水中写真にも挑戦したいなぁと。
未来の写真家像は妄想となって際限なく膨らんでいきます。
ある意味、何かを始める直前が一番楽しい時期ですね(あー、楽しい)。

そうなると望遠レンズも欲しいので、レンズが豊富に選べるカメラがいいだろうということで、結局ソニーのα7Rを選択。レンズも何本か購入し、初期投資として相当な出費ですが、それはまぁ仕方がない。なんと言っても写真家になる(目指す、ね)訳ですから、誰がなんと言おうと公明正大に「必要経費」なのです。

(この辺りで、もしかして自分は高級カメラを買うエクスキューズとして、写真家になると言い始めたのではないかという恐ろしい想像が脳裏をチラリとよぎるのですが、とりあえずスルーします)

ところでボクはカメラそのものに対するメカニカルな部分への関心はさほどなく、製品仕様の話とかはどちらかというと苦手です。とりあえず最低限、知っておくべきことを頭に詰め込んで、あとは実際に使いながら失敗を重ねて学ぶタイプ。どんな家電を買っても取説を読まないので、大体パニックになる流派です。なので、今後もあまり機材について長々と説明はしない(と言うか、できない)と思いますので、そこのところは是非ご理解くださいませ。

ここからようやく写真の話になります。

GRとソニーの2台を駆使して、写真を撮りまくる。当たり前ですが、写真家になるためには写真をうんざりするほどたくさん撮る必要があります。特にボクのように失敗を重ねて学ぶタイプは、普通の人よりもさらに多くの写真を撮らなければ基礎的な力すら及ばないでしょう。

ですので、こうして写真家になると決めてからは、どこへ行くにも必ずカメラを持ち歩く生活です。友人と飲みに行くのにもGRをこそっとズボンのポケットに忍ばせて、パチリパチリと撮影しながら目的地まで歩きます。時には人込みの中でもシャッターを押したりするので、夜の盛り場では程よくスリリングな緊迫感を楽しめます。



ちなみに、これらの写真は新宿で撮影したもの。ありきたりなイメージではありますが、なんとなく写真家を目指すとなると、撮ってみたくなるスポットですね。

と、まぁ、こうして撮影修行を積み重ねていってます。

そんなボクの写真ですが、noteと同時にインスタも始めました。
是非そちらも覗いてみてくださいね。

https://www.instagram.com/___hedon___/

それでは次回は、写真の現像の話をしようと思います。デジタルカメラで現像?最初は意味が分からずに戸惑いましたが、実はこれがとても大切な作業なんですね。

それでは、アディオス!

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