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今100万円あればバンダイナムコの株を100株買いたい件

こんにちは。2020年に大手証券会社からドロップアウトして、エンタメスタートアップで働いている、ひでふくです。
今回は元証券マン視点というか、アニメ・ゲームマン視点でバンダイナムコという会社がこれからも業績伸びそうだなと思ったので、個人の感想を述べたいと思います。

今回の記事はちょっとだけ長いですが、アニメ・ゲームに関する期待を込めた内容なので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

最悪、目次のまとめだけでも読んでいただければと思います。

※この記事は特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではありません。また、この記事は特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものではありません。

きっかけは直近の決算発表

証券会社に勤めていたからかもしれませんが、企業がどうやってお金稼いでるのかを知ることが結構好きなので、証券会社を辞めてからも企業の決算発表、特にエンタメ企業の決算発表には一定アンテナを張ってます。

そんな中で目にしたバンダイナムコの21年4月~6月の第1四半期決算発表。

どうやら決算内容が予想よりもよかったらしく、株価が1日で6%くらい上がってました。
ざっくり調べてみると、なるほど、これは今後に期待できるなと思いました。

ここからバンダイナムコをざっくり説明してから、
何に期待できるかということを個人の感想としてお伝えします。

バンダイナムコってそもそも何をしている会社?

一言でいうと、IP(知的財産権)でお金を稼いでいる会社です。

IPというのはアニメとかゲームなどのタイトルやそれに登場するキャラクターのことで、有名どころで「ワンピース」「ドラゴンボール」のタイトルや、「ルフィ」「孫悟空」などのキャラクターを指します。

IPが人気になればなるほど、関連するグッズやおもちゃなどが売れやすくなります。

バンダイナムコが保有する主要IP

バンダイナムコが保有する有名どころのIPをざっと並べてみます。
・機動戦士ガンダムシリーズ
・ウルトラマンシリーズ
・仮面ライダーシリーズ
・プリキュアシリーズ
・ドラゴンボール
・NARUTO
・ワンピース
・アイドルマスターシリーズ
・ラブライブシリーズ
公式HPより引用

このとおり、子供から大人まで誰もが知るような超有名アニメや特撮作品のIPを保有しています。

おもちゃ屋さんで子供が欲しがるような玩具は基本的に全部バンダイナムコの商品と思っていただいて問題ないです。

めっちゃ巨大企業

意外と知らないかもしれませんが、
日本の企業でゲーム、アニメのエンタメ分野でお金を稼いでいる企業の中ではソニー、任天堂に次ぐ、日本第3位のエンタメ企業なんですよね。

ちなみに企業の大きさを表す株式時価総額は2021年8月6日の終値ベースで、
1兆7236億円。
この数字は僕みたいな独身男性が毎日必ずお世話になっているカップヌードルで有名な日清食品の2倍以上大きな数字です。

株とか興味ない人でも時価総額ランキングは、意外な並びになってたり、意外な企業がよく知ってる企業に負けてたりして結構面白いので一度はみて欲しいです。

今や食品や電気などの生命の維持に関わるインフラ系の企業よりも、娯楽や暇つぶしを提供している企業の方が儲かってるというのが面白いですよね。

業績予想は思ったよりも単純

さて、ここからすべて個人の感想や意見になりますが、
バンダイナムコがこれから儲かるか儲からないかというのは、
取り扱うIPが人気になるかどうか。
単純にこれで決まると思ってます。

今回のバンダイナムコの第一四半期決算についても、
最近アニメ映画で興行収入20億円を突破した「閃光のハサウェイ」のガンダムプラモデルや「鬼滅の刃」の関連グッズの売上が大きく貢献したとのことです。
保有するIPの人気の上下で売上が決まるといっても過言ではありません。

5年後、10年後のことはよくわかりませんが、
これから数か月以内に何が人気になるのかについては確度高めに予想できると思っています。
このエンタメ予想についてはプロの機関投資家や証券アナリストには負けない自信があります。

ここからはバンダイナムコでこれから人気になりそうな2つのビッグコンテンツを紹介します。


①ラブライブ!スーパースター!!

2013年のアニメ放送以来、紅白歌合戦への出演などでオタクからオタクでない人まで誰もが知る日本の国民的アニメの1つにもなった「ラブライブ」。ラブライブシリーズのアニメ制作会社はサンライズで、サンライズはバンダイナムコの子会社です。
このラブライブの最新作がちょうど現在、アニメで放送されていることはご存じでしょうか?

「ラブライブ!スーパースター!!」はラブライブシリーズ第4作目にあたる最新作で、中国人の有名コスプレイヤーや某大学のミスコンを声優に起用していることで放送前から話題になっていました。

現在8月8日時点では第4話までが放送されており、自分も1話を観てみましたが、主人公がこれまでにない属性で、今後の展開がとても楽しみです。
僕の周りにいるラブライバーも「今回のシリーズは決して悪くない、毎週日曜日が楽しみだ」と興奮気味に言っていました。
人気がでてくるのはアニメの最終回を迎える10月ごろになるかと思います。

今回の脚本は絶対外れない

今回の「ラブライブ!スーパースター!!」が絶対に外れアニメでない理由が1つ、それは脚本・シリーズ構成を花田十輝先生が担当しているということです。

アニメは物語ありきの作品であるので、脚本・シリーズ構成が作品の面白さに与える影響はめちゃくちゃ大きいです。
そして、花田先生は社会現象を起こした2013年の「ラブライブ!」「ラブライブ!サンシャイン!!」の脚本担当はもちろんのこと、
バンドブームを巻き起こした「けいおん!」、おすすめしたいアニメ第1位によく登場する「シュタインズ・ゲート」の脚本としても有名です。
僕がこれまで見てきた花田先生の作品で、泣かなかった作品はありません。
なので、「ラブライブ!スーパースター!!」についても僕が涙を流すことは最初から約束されています。

これからはじまるメディアミックス展開

ラブライブの特徴はなんといっても様々なメディアを使用したメディアミックス展開です。アニメだけにとどまらず、ゲームやリアルでのライブ公演など、あらゆる面からファンを熱狂させるコンテンツを届けます。

そして今回の「ラブライブ!スーパースター!!」は、
すでに期待できるメディアミックス展開として、
10都市20公演の1stライブを今年10月末から開催することが確定してます。

ライブ公演についてはチケット代が儲かるというよりも、
関連する限定グッズ販売が、めちゃくちゃ儲かるらしいです。

特にバンダイナムコはグッズや玩具販売を得意とするので、
ラブライブというコンテンツとめっちゃ相性がいいんですよね。

2015年には支出喚起力ランキングであの「嵐」を押さえ日本1位になったくらい、ラブライブのファン、いわゆるラブライバーの熱量はとんでもなく高いので、売上貢献にも期待です。

以上が「ラブライブ!スーパースター!!」が人気になるだろうという話です。

次から超人気ゲームシリーズの最新作の話題に移ります。


②テイルズ オブ アライズ

さて、ここからはバンダイナムコが保有するゲームIPで最も人気のあるタイトルの一つであるテイルズシリーズの最新作の話です。
その最新作というのが、
来月9月9日に発売される「テイルズ オブ アライズ」です。

ヒットすれば爆発的に売上に貢献すること間違いないと思ってます。
以下、ゲームの概要についてはWikipediaからの引用です。

公式ジャンル名は「心の黎明を告げるRPG」。対応プラットフォームはPlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X/S、Microsoft Windows(Steam)。他のシリーズ作品と世界観や設定を共有する(例としては『テイルズ オブ エクシリア』と『テイルズ オブ エクシリア2』や、『テイルズ オブ ゼスティリア』と『テイルズ オブ ベルセリア』のような関係)ことのない、完全な新規タイトル作品となる。

概要に記載されているように、これまでのシリーズをプレイしていない人でも楽しめる、完全最新作です。

東京五輪開会式で2曲も使用されたシリーズの曲

テイルズシリーズがどれくらい人気なのか分かりやすい例がこれだと思います。


東京五輪の開会式で、ゲーム音楽が使用され話題になってましたが、実は全部で19曲あったセットリストの中でテイルズシリーズの曲は2曲も使用されていました。
世界中に同作のファンが多いことや、ゲーム界隈でテイルズシリーズが作品として愛されているからこその選曲だったと思われます。

ゲームのクオリティが良い意味でやばそう

実は「テイルズオブアライズ」は、もともとシリーズ25周年となる2020年に発売予定でしたが、2021年9月9日へと発売延期があったという背景があります。これはゲーム制作陣がゲームのクオリティにこだわっているという裏返しともとらえることができ、間違いなく制作期間が延びた分、ゲームのクオリティが磨かれています。

公開済みのゲーム映像をみる限り、アニメーションでありながらも、
映像クオリティについては最高峰であることが確認できています。
イラストもめっちゃ綺麗です。超大作感を感じます。

発売前から良い評判だらけ

また、まだ発売してませんがツイッターなどで、前評判やファンの人の期待声をみる感じ、全く悪い噂は聞かないです。
誰しもが待望する期待の最新作ということがうかがえます。

個人的にまだ、買うかどうか分かりませんが、
僕の周囲のゲーム友達には「絶対買う、この最新作のために生きながらえた」というような声もあるくらい、本当に期待作とのことです。

すでに期待する人が多いということは、購入したい人が多いということで、
「テイルズ オブ アライズ」はバンダイナムコの売上に大きく貢献すると予想されます。

まとめ

・バンダイナムコはアニメやゲームのIP(知的財産権)で稼ぐ企業で、
 売上はIPの人気に左右される。
・ラブライブとテイルズシリーズの最新作がめっちゃ人気になりそう。

今回期待しているバンダイナムコのIPとしてラブライブとテイルズに絞りましたが、ガンダムの売上とか海外での日本アニメグッズの相場などバンダイナムコに関してもっともっとお伝えしたい部分はありました。

僕は今後もバンダイナムコは日本のIPコンテンツをトップでけん引する企業だと思っているので、大きな期待を込めてお金があれば株式を購入してみたいと思います。

最初にも述べましたが、ここまで全部僕個人の妄想に近い予想なので、この記事を参考にしてバンダイナムコの株を買わないでください。投資の判断はすべて自己責任でお願いします。

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