ソーシャルゲームの勝ち組はリアルでも勝ち組だと思う件
スマホアプリで人気のソーシャルゲームはお金がある人が最も強い。
現実社会の勝ち組がソシャゲでも勝ち組になれる。
こんにちは。2020年に大手証券会社からドロップアウトして、エンタメスタートアップで働いているアラサー、ひでふくです。
冒頭の文章は僕の感想です。
元々ソーシャルゲーム(ソシャゲ)なんてやらなかった自分でしたが、
1年前くらいから何本かソシャゲをプレイしてみて思ったことです。
今回はソシャゲをそもそも知らない人にでも読んでもらえるように、
ソシャゲってどんなんだっけ?ってところから、
結局現実の金持ちがゲームの世界でも最強じゃんっていう話をします。
そもそもソシャゲって何だっけ?
ソシャゲと言っても、
いまいちピンと来ない方もいるかと思いますので、
ソーシャルゲームって何だっけ?
ってところから解説します。
ソーシャルゲームは「デジタル大辞泉」で以下の通り解説されています。
主にパソコンや携帯電話のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)で提供されるゲームの総称。ソーシャルアプリケーションの一種。SNSを通じて複数のプレーヤーとコミュニケーションをとり、協力や競争をしながらプレーできるなど、オンラインであることの特性を生かしたものが多い
任天堂switchやプレイステーションなどのいわゆる据え置きゲーム機の中でも複数プレイヤーとの協力、競争を要素とするゲームがたくさんありますので、そういったゲームも広く定義するとソーシャルゲームになるかもしれません。
ソーシャルゲームにもいろんなものがありますが、
今回お話するお金がある人が結局強いっていうゲームは
「Pay To WIN」というゲームシステムを採用したゲームを指します。
勝つために払う
スマホで遊べるソーシャルゲームは基本無料のものが多く、
遊ぶこと自体はお金を必要としません。
しかし、他のプレイヤーに勝つためにはどうしてもお金を支払うことが必要になるのです。
「Pay To WIN」という言葉を聞いたことはないでしょうか?
この言葉は、ゲームバランスを指す言葉で、
基本無料であるゲームにおいて、
課金したユーザーが圧倒的に有利になるような
ゲームバランスを意味します。
キャラクターゲームでいうと
強いキャラクターや、強い武器はガチャという
くじ引きを引いて手に入れることができるのですが、
そのガチャにお金を払えば払うほど、
強いキャラや強い武器を手に入れることができ、
ゲームを有利に進めることができるという仕組みです。
他のプレイヤーがお金を払って強くなるのであれば、
そのプレイヤーに勝つためには
そのプレイヤーよりもお金を払う必要があるということです。
上の記事は「Play To WIN」の仕組みが分かりやすく解説されていたので、
興味のある方は読んでみてください。
課金システムで有名なゲーム
ガチャの課金ゲームで一番有名なものは「Fate/Grand Order」、
最近話題のものだと「ウマ娘プリティダービー」になるでしょう。
この2つのタイトルは世界の月間アプリ売上のトップ10にもランクインするくらいで、毎月100億近くの売り上げのあるゲームになります。
売上が多いということは、つまり課金している人が多いということになります。
そして、どちらのタイトルも課金額だけでなく、
遊ぶユーザーの数も多いので、ゲーム内のプレイヤー同士の競争も激しく、
トップのプレイヤーになることは険しい道のりとなります。
勝つためにどれくらい課金する人がいるのか
課金ユーザーが圧倒的に有利になるゲームシステムにおいて、
一体どれくらい課金する人がいるのでしょうか?
phiさんが書いた「Fate/Grand Order」の課金について2018年の課金総額のアンケートの記事を引用します。
この記事によると、同ゲームのユーザー982人を対象にしたアンケートで、
年間20万円以上を消費した人は202人(全体の20%以上)
そして、課金額の総額が多かったトップ5は以下の通りだったようです。
1位 10,000,000円
2位 7,000,000円
3位 6,000,000円
4位 5,000,000以上6,000,000未満
5位 4,200,000
もう桁が違う。
また、「ウマ娘プリティダービー」の方では、
本当か嘘か分かりませんが、
21年3月時点でTwitterで確認されていた課金上位者が下記の通りという噂が広がっていました。
1位 2750万円
2位 2500万円
3位 1900万円
金額が大きすぎて、嘘っぽいのですが2位と3位はYouTubeでの配信もしていたとのことで、それなりの金額であったということは間違いなさそうです。
少なくとも、僕はウマ娘に当初2~3万円の金額を課金してみましたが、
数万円の課金では全国の中でも10万位以内に入ることはできませんでした。
ウマ娘で上位にいくためには、FGOと同じく相当な金額を課金する必要があると予想できます。
資本主義社会の勝ち組
転職サイトのdodaの「2020年の業種別平均年収ランキング」によると
全業種、全年代の日本の平均年収は409万円とされています。
平均年収は400万円という金額が多いと思う人、少ないと思う人それぞれいるかと思いますが、
「Fate/Grand Order」と「ウマ娘プリティダービー」で課金額上位の人は、日本の平均年収よりも多い金額をゲームに課金をしていたということが分かります。
その金額を課金できる人は当たり前ですが、
それくらいのお金の余裕があるか、もしくは借金ができるくらいの信用がある人、つまり資本主義社会である程度の勝ち組であることが想像できます。
勝ち組でないとそれほど課金できないです。
まとめ
一部のソーシャルゲームは「Pay To WIN」というゲームシステムを採用しており、勝つためにお金を払う必要がある、逆に言えばお金を払えば勝てる仕組みになっています。
そういったゲームでトップを走るような人たちの課金額は、
余裕で日本の平均年収を越え、現実世界のお金持ちであると想像できます。
現実社会の勝ち組がソシャゲでも勝ち組になれる。
今回はそういった話でした。
最後まで読んでくださった方は、お気づきかもしれませんが、
今回はゲームのプレイ時間という大切な要素について触れませんでした。
経験上、プレイ時間はソシャゲにおいて課金額ほど影響ないんじゃないかと思ったからです。もし影響があるようでしたら教えてください。
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