幸福
・豊かさと幸福度は、比例して増えるわけではない。
刑務所
・毎日同じメンバーと顔を合わせなくてはならない環境では、自尊心と名声は非常に大切なものになる。刑務所、会社、学校など
・シベリアの強制収容所
公式にはフィクションとされているが、作者(アレクサンドル・ソルジェニーツィン)の個人的経験が元になっている。
こちらの小説では、主人公がひどい環境に身を置きながらも「幸せ」であることに焦点があてられているという(未読なので早速注文した)🐰💬
身体
・1981年にIRAのボビー・サンズがイギリス政府への抗議活動としてハンガーストライキを行ったところ、餓死するまで66日かかった
「貯金ができない」「ダイエットに失敗する」
この2つは同じことだという説明。
・冷蔵庫のない時代、食料が貯蓄できない環境では「食べて脂肪にする」ことが将来の飢餓から守る行動となるので、手元にある食べもの(=財産)はすぐに消費してしまうのが最善だったのだ。
テストステロン
・去勢された男性は15年ほど寿命が延びる
事故によって睾丸を失った人や宦官のデータからの推論。去勢されたペットも長生きする。
調べたら、睾丸摘出は性同一障害でなくても受けられるらしい。
・筋肉を増やすためのステロイド注射(=テストステロン)を常用していると、体がテストステロンの生産量を減らそうとするため、製造工場である睾丸が小さくなってしまう。
(筋肉増強剤を注射する人々は寿命が短くなる?と思って、webで調べたが良い記事は見つけられなかった)🐰💬
ドラッグ
・ヘロインやアルコールは耐性がつくため、同じ効果を得るまでに必要な摂取量がどんどん増えるが(ヘロインは1万倍)カフェインは10〜15倍を上回ることはほとんどない。
また、カフェインは精子にも効く
・酒好きのラットは、幸せを感じにくい?
・脳の偏りによりドーパミンに反応しにくいタイプの人は、強い刺激を求めてリスクの高い行動をする(=リスクテイカー)
辛いものが好きな人も多い。
家族
・女性の多産記録は69人(フョードル・ワシリエフ)
・夫以外の男性から生まれた子供の数は、平均して10%といわれている。
殺人
・全米で発生する殺人のうち、4分の1は家族のあいだで起きているが、ほとんどのケースで血が繋がっていない。夫の妻殺し、妻の夫殺し、連れ子など。
・逆の事例として、血が繋がった「母の子殺し」について
赤ん坊を育てるかどうかは、そもそも母親の裁量なのだという話も。
kindleもなく、古本でしか手に入らないのですが面白くてオススメです。NHK出版の書籍は絶版になることが多いですね、。
こちらもどうぞ