社内向けイベント、どうしてますか?社長たちそれぞれの本音編【5夜目 第3話 (全3話)】
青山でデジタルプロダクションを営む5人の社長たちが、夜な夜なお酒を酌み交わしながらへべれけで語る馬鹿馬鹿しい笑い話や熱いクリエイティブ論をゆるっと公開中。ぜひ第1話からお読みください。
へべれけになった人
今村 玄紀(BEES/HONEY INC)会社は9年企業!今回の主役おじさん。
加藤 琢磨(SHIFTBRAIN Inc.)会社は15年企業!節目は大事派おじさん。
定金 基(COPILOT Inc.)会社は13年企業!周年イベント悩めるおじさん。
田口 亮(FOURDIGIT Inc.)会社は18年企業!実は最年長社おじさん。
村田 健(SONICJAM Inc.)会社は17年企業!周年には社員旅行おじさん。
定金:
実際、社員旅行にどういう効果があるの?
田口:
絶対的な効果はないですよね。修学旅行も同じで・・。
定金:
なんかクールだなぁ。
今村:
自分は、イベントを定期的にやることには意味があると思う派です。
田口:
意味は、あってもなくてもいいと思う。
定金:
哲学的…。
村田:
まぁ、やってみないとわからないじゃない。やってみて、そこで普段の仕事では発生しないようなイベントがなにか起きて、結果いい効果があったっていうのはあるよ。
定金:
おお!
村田:
けど、主催側もそんなの全部狙って起こせるわけじゃないし、”良い効果があればラッキー”くらいの気持ちだよ。
田口:
簡単なところだと、”これまで仕事で関わらない社員同士が交流してみたら盛り上がった”とか。
加藤:
旅行自体が、体験を共有することなんで、コミュニケーションにはめちゃめちゃ効きそうですよね。
田口:
うん。「あの旅行の、あの地元のおっちゃん良かったよね〜」とか、そんな会話で旅行の後も盛り上がる(笑)
定金:
ふんふん。なるほど。セレンディピティがあればいいよと。
村田:
そうそう。それに社員旅行は、なんだかんだで皆喜んでくれてると思うけどな。費用も会社が全部持つしさ。
今村:
「旅行代を負担するのではなく、そのまま社員に還元すべき」って意見もありませんか?
加藤:
えっ!
定金:
えぇ?!それは違うでしょ!
田口:
そんなこと言う人いないんじゃない?
村田:
うーん。さっきも言ったけど、”効果があればラッキー”って思ってる訳で、会社はそこに投資してるみたいなものなんだよね。だから、”旅行行かないんで金だけください”っていうのはまったく違う話だと思うよ。
田口:
うん。
加藤:
いい話だ。
定金:
…行き先とかは適当なんですか?
今村:
各社で行く場所が違う以上、ある程度の理念は存在してると思いますけどね。会社のカルチャーが影響したりとか。
村田:
ウチは、俺の一存で大枠のテーマは決めちゃう。「今回は社員同士がもっと仲良くなれるように、レジャー系あってでいいんじゃない」とか。
定金:
それって課題意識から選んでるってことですよね?”仲良くなれるように”っていうのは、社員の仲を良くしたい思いがあったから?
村田:
それはあると思う。その時は、新しい人が増えたタイミングだったから、全体が打ち解けられるきっかけになればいいかなぁって。毎年そのときの状況を考えて、今回はこれがベストかなって、方向性は決めるね。
加藤:
なるほど。すごいなー。
定金:
今回話しをしてみて、社員旅行やろうとはまだ思えてないですけど…
加藤:
ええ?!いい話も出ましたし、これはやるかなーと思ったんですけど…(笑)
定金:
まだですね!
加藤:
(笑)
定金:
でも、健さんが言う”いまの会社の課題感に合わせて経営者がなにかやる”っていうのは、ある意味トップダウンの体現で、”そういう会社なんだ”っていうのが表現されてるからいいと思うんですよ。
今村:
はい。
定金:
僕は、普段からやっている仕事こそが会社のガバナンスの体現だと思ってるんで、わざわざ社員旅行とかいらないって思ってところもあるんで。
田口:
会社行事ではあるけど、”会社の方向性”とか、”こうありたい”っていうのに正解はないから、こういうのもクリエイティブに近いものなんですかね。
定金:
僕は、社員旅行も会社行事も得意なメンバーがやればいいと思ってるんですよ。今の会社で会社行事を僕が担っているのは”代表だから”じゃなくて、僕がそういうビジョナリーな部分を担うのが得意だからなだけだと思ってるんです。会社をコパイロット(副操縦士)って名前にしてビジョンを掲げたのは僕ですけど、「社名パイロットにしましょう、こういうビジョンを掲げましょう」ってメンバーが出てきて、「それだ!」と思えるなら僕はその役割を普通に渡すと思うし。
加藤:
…あれ?いまなんの話?ちょっと前まで社員旅行のこと話してましたよね?(笑)
定金:
社員旅行でもなんでも、”やるべき!”というwillを持った人がやればいいじゃんという話です!
加藤:
なるほど。
田口:
それ、定金さん承認します?
定金:
承認プロセスで言えば、やりたいって人はやればいいだけなんで基本的にはGOで、反対意見のある人だけが説明責任を持ってると僕は思ってるんですよね。
加藤:
定金イズムですね。
村田:
(…ねぇねぇ、この肉どこの部位だっけ?)
定金:
ちょっと健さん聞いてます?!?!
村田:
あ!う、うん。
加藤:
(笑)
今村:
今日健さんがトング握ったの、いまが初めてですよ。
定金:
やっぱりね、健さんは自分じゃ焼かないと思ったんですよー。
村田:
いま焼いてるじゃん。
田口:
ホルモンが食べたかったんですね(笑)
6夜へつづく、かもしれません…!
<ゲスト(へべれけメイト)大募集!>
この「青山デジタルプロダクション界隈CEOへべれけトーク 今宵もやっぱり覚えてないので、文字にしてもらいました。」に、ゲスト出演してくださるへべれけメイトを募集します。
正直にお話して、どうなるのかまったく読めない、とても試験的な試みです(笑)そんな状況も楽しみつつ、5人の社長たちとあれやこれやを語ってみたい方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひご応募ください。
話を聞いた人
aya.h(Facebook)インターネットとお酒がすきな"非"ライター。
絵を描いた人
仲村直(Tumblr)肝臓のことを想いつづけて12年。二足のわらじ人。
乾杯したお店
近江うし 焼肉 にくTATSU(食べログ)青山が本店のお洒落焼き肉。
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