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【形意拳譜】四稍三心帰一

[四稍三心帰一]
盖人之一身有四稍,曰:血稍,肉稍,筋稍,骨稍是也。

此四稍者一动,而能变化其常态。发为血稍,属心,心怒气生,气冲血动,血轮发转,精神勇敢,毛发虽微,怒能冲冠,气足血旺,力能撼山;爪为筋稍,属肝,手足之功,手抓足蹬,气力兼并,爪生奇功;齿为骨稍,属肾,化精填骨,骨实齿坚,保齿之道,最忌热凉,冷冬炎夏,唇包齿藏,年迈耆老,上下成行;舌为肉稍,属脾,脾醒舌灵,胃健肉长,坤田气壮,肌肉成镪,充实脏腑,刚柔悠扬。
 
三心者,手心、足心、及心是也。用之手心要扣,足心要玄,人心要灵。明乎四稍增神力,明乎三心生灵气,四稍三心要合全,精神勇撼力推山,气浮心意随时用,硬打硬碰无遮拦。遇敌要取胜,成功须放胆,四稍三心归一体,还用灵活一混元。
 
 
人の一つの体には四つの稍がある。曰く:血稍、肉稍、筋稍、骨稍である。

これら四つの稍は一挙に動き、正常な状態を変化させることができる。髪は血稍、心に属し、心は気を勢いよく生じさせ、气が突き動くことで血が動き、血輪(血液・血球)は髪を転じさせ、精神は勇敢になり、毛は小さいものではあるが、気の勢いは冠を突き飛ばすことが可能で、気が足りれば血も満ち足り、力で山をも揺らすことができる。爪は筋稍、肝に属し、手足の功であり、掴む手や登り足、気と力を兼ね合わせるなど、爪は奇功(卓越した功)を生む。歯は骨稍、腎に属し、精へと変化さえ骨(穴や隙間)を埋め、骨が詰まっていれば歯は堅くなる。歯を保つ道では、最も忌まれているのは熱と涼、冬は寒く夏は暑く、歯を唇で包むことで、年をとっても、上下の歯は連なる。

三心というのは手心、足心、そして心である。手心を用いるは扣を要し、足心は玄を要し、人心は霊を要する。四稍を明らかにすれば神力は増し、三心を明らかにすれば霊気が生まれ、四稍三心すべてを合わすこと要であり、精神は勇ましくなり力は山をも押し動かし、硬く打ち硬く当たり何事も遮らない。

敵と対峙し勝利を求めるのであれば、功を成し大胆であることが必須で、四稍三心を一体に帰すこと、霊活は全ての混元である。

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