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【音楽】throw line special concert 2023

 11/23(木)勤労感謝の日に、大好きなトロンボーンカルテット「throw line」のコンサートに行ってきました。とても楽しみにしていたコンサートですが、この日が来るのを恐れてもいました。
 それは、カルテットのメンバー・棚瀬さんがこの日をもってthrow lineを脱退することが決まっていたからです。この4人の音色が大好きだったのでショックですが、その分しっかり耳に焼き付けようと(目じゃないので焼き付けませんね。何て言うんだろう…?)意気込んで会場へ向かいました。
 今回の会場は「渋谷プレジャープレジャー」です。昔ピカデリーがあったところで、座席がふかふか、どこからでもステージがよく見える、というとても素敵なホールでした。

〇渋谷PLEASURE PLEASURE〇

 自由席だったのですが、棚瀬さんサイド(向かって左側)が人気ですぐに埋まってしまいました。私は向かって右側の席を確保しましたが、ステージ全体がよく見えたので大満足です。

〇ドラムセットとパンフレット〇

 始まる前にパンフレットをめくってびっくり!今回は9曲を少しずつ繋いだメドレーも演奏することになっていたのです。ただでさえもスタミナを必要とする管楽器演奏で、毎年新しいことにチャレンジするのは本当にすごいなと思います。
 さらに、今回はスペシャルゲストに和楽器バンドの神永大輔さんがいらしていました。尺八の演奏を聴くのはこれが初めてなので、個人的にとても楽しみにしていました。
 さらにさらに、大好きな「Andante」の文字があってテンションが上がります。この曲は朝起きた瞬間から支度をするとき、帰宅をしてから、とずーっと流しているほど好きです。

 今日のコンサートは、これまでで1番迫力がありました。メンバー1人1人の思いが演奏・演出・MC…至る所に散りばめられていて、とても素敵な時間を共有させていただきました。
 馬場さんが好きだと話していた「Walk」は、同じフレーズをメンバーが繰り返していくところにちょっぴり涙が出ました。なんだか、みんなで作り上げた1曲、という感じがしたのです。また、オクターブ低い音で吹くメロディーが耳に心地よかったです。柔らかい風を感じながら夏の夜道をぶらぶら歩く、そんな素朴な時間を思い出しました。

 楽しみにしていた尺八には、圧倒されっぱなしでした。神永さんは「トロンボーン4本に”竹”で勝てるわけがない。」とお話されていましたが、その”竹”の存在感がものすごかったです。深みのある温かい音色に癒されました。和楽器の良さに触れ、私も演奏してみたいなと興味が湧きました。

〇神永大輔さんと一緒に〇

 とにかくすごい熱量で、楽しいコンサートでした。棚瀬さんのいるthrow lineとはこれでお別れです。辛いときや苦しいときに、4人のトロンボーンの音色に支えられました。寂しくはありますが、4年半素敵な音楽を発信してくださり感謝しかありません。throw lineの皆様、本当にありがとうございました。 


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