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便通改善に向けて 〜とにかく試す〜

こんにちは。
悩む人が多いと思う便通をテーマにします。
腸活が流行っているように、便通を気にする人は多いでしょう。

食べて出すのは当たり前。
その当たり前がないとちょっと悩みますよね。
あまり力みすぎると痔になるし。

でも、便通を改善しないと直腸がんになるリスクがあります。
特に女性は大腸内視鏡検査をためらう人が多い
からか、大腸がんの死亡率が高いです。
そうならないためにも、便通は注意しないといけないです。

サプリや薬を中心に試している方も多いかと。
もちろん運動も取り入れて。
それでも出ないことはあるでしょう。

その場合、どうされますか。
どんな薬がいいのか、ネットは情報がありすぎ。
薬の説明はあるが、試した人の意見は?

そこで、うちのピコちゃん(奥たま)が試した内容を紹介します。
ただ、彼女はとっても特殊。
そのため、身体の状況を端的にお伝えします。

・直腸がん手術を受け、直腸を12cm切除している。
・術後に縫合不全で腹膜炎となり緊急開腹した。
・開腹により内部癒着があり便の滞りが頻繁。

すなわち、健常な方と比較するとお腹の中はかなり異常。
だから、通常の便通改善の薬ではなかなか改善しません。
そのため改善に向けては相当のことを実践しました。

そのことを薬のケースで紹介します。
ただ、私は医者でも薬剤師でもありません。
あくまでピコちゃんが実践した結果をお伝えするだけです。

術後3年を経過しても、いまだに知らない薬に出会います。
最近はようやくマッチした薬に出会った感じ。
まだ途中経過段階なので、その点はご理解ください。

どちらかというと、大腸がん術後の方向けかもしれません。
それでも紹介する薬や漢方は、健常者の方にも適合します。
こんなのもあるんだ、という発見はあるかもしれません。

それでは進めます。

1.大建中湯(だいけんちゅうとう)
 ピコちゃんの大腸がん術後に処方された
 漢方です。
 胃腸の調子を整えるということですが、
 便通が良くないときは効果なしでした。
 血流を良くして胃腸の調子を整える点で
 医師は継続した服薬を推奨していました。
 いまは服薬していません。

2.酸化マグネシウム(マグミット)
 市販薬としても知名度があるかと。
 習慣性がない点から、医師も勧めています。
 しかしピコちゃんの身体では、効果がある
 のかないのかわからない状態でした。
 こちらも服薬していません。

3.モビコール(モビプレップ)
 病院によっては大腸内視鏡検査前の下剤
 として利用。
 比較的穏やかな作用なので、量を調節して
 子供にも適用できるようです。
 ピコちゃんにはものたりず、内視鏡検査前の
 服用ではなかなか便が出ず、難儀しました。
 たまに服用することもありましたが、
 やっぱり効果なしでした。

4.ピコスルファートナトリウム(ラキソベロン)
 腸を無理やり動かすためピコちゃんにも
 有効。
 使うと8割くらいの確率で便通が良くなり
 ますが、効きすぎてお腹が痛くなるから、
 と最近は服薬していません。
 大腸内視鏡検査前の下剤として使われます。
 液体なので、5〜15滴の範囲で調整して
 使いました。
 ただ、習慣性があるのが欠点。
 使い過ぎないように注意です。

5.センノシド(センノサイド)
 ピコスルファートナトリウムの錠剤タイプ
 と聞いています。
 効きはいいですが、こちらも習慣性あり。
 ピコちゃんはあまり服用しませんでした。

以上が術後2年間でメインとした薬でした。
しかし、これらの薬ではなかなか便通が改善されなくなりました。
そしてドクターショッピングを重ねます。
(もちろんネット情報の海での彷徨いも)

結果、以下の薬に行きつきました。
ここから先は特に便通改善に興味がある方
向けです。
中には一般の薬ではないものも含まれます。

知っている、知らない、いろいろでしょう。

6.グーフィス
 比較的新しい薬のようです。
 腸を動かすのではなく、胆汁を出して便を
 出しやすくするようです。
 ピコちゃんの場合、効いたり効かなかっり。
 気が向いた時に服用することがあります。

7.リンゼス
 こちらは最近処方されました。
 ピコちゃんが飲んでみると、効果はまだ?
 状態。
 後に紹介する漢方薬をメインとしている
 ため、今は服薬を止めています。

8.モサプリド(ガスモチン)
 こちらも最近処方されて試しました。
 この薬が影響なのかわからないですが、
 痛みを伴ったケースがあったので
 今はやめています。

9.トリメブチンマレイン酸
 こちらもモサプリドを処方した病院からの
 提案でした。
 しばらく飲んでみましたが、
 効果があるのかわからず。
 モサプリド同様に痛みのケースがあったので
 取りやめ。

10.大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)
 ここから再度漢方薬に入ります。
 こちらはピコちゃんのセカンド・オピニオン
 先で紹介されました。
 懇意にしている薬剤師の方からはこの漢方は
 効きが強いし習慣性があるから注意するよう
 警告あり。
 服用すると目立って効果が現れました。
 効果があり過ぎて、次の漢方にシフト
 しました。

11.桂枝加芍薬大黄湯
 (けいしかしゃくやくだいおうとう)
 大黄甘草湯より効きは緩やかということで、
 別の医者に処方されました。
 しばらくこちらの漢方を服用しましたが、
 大黄自体が効きが強いため、次に紹介する
 漢方と並行しながら試行しました。

12.桂枝加芍薬湯
 (けいしかしゃくやくとう)
 大黄が入っていない分、効きは緩やかです。
 ピコちゃんはこちらを朝、昼、そして
 11で紹介した桂枝加芍薬大黄湯を夜に
 服用で進めました。

13.麻子仁丸(まにしんがん)
 最近ピコちゃんのお腹に激痛が伴うこと
 から、ある方の紹介にて仙人のような
 漢方医にて提案されました。
 専門の調剤薬局での完全処方で成分を調整
 した薬として処方されました。
 これから服薬してその効能を試そうと
 しています。

以降は医師処方ではなく、番外編です。

14.百毒下し
 ネット通販で無料サンプル提供から
 試すことができます。
 こちらも試したところ、効きは
 良かったかな、といったところです。
 ただ、腹部激痛の原因がわからないため、
 ひとまずこの薬は止めていて、桂枝加芍薬湯
 と麻子仁丸で様子を見ています。

15.寿王(じゅおう)
 便通改善に向けて調べて見つけた薬です。
 最初は良い感じかなと思ったところ、
 激痛となったので新しく購入したばかり
 ですが服薬を止めています。

以上、何かと試しに試してみました。
健常者であれば、このうちどれかひとつは
自分にフィットする薬が見つかるかも。

皆さんの便通が改善されますように。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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