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人はいつか死ぬ。だからこそ今できること

毎月恒例になった月に一度のオンライン読書会。テーマは「ライフワークをテレワークで!」なのですが、今回も一味違った読書会になりました。やはり、オンラインでも場の空気はファシリテーターだけが作っているのではない。そんなことを改めて感じだ読書会でした。

どんな読書会になったのか?少しだけご紹介しながら、私にとっての気づきをシェアしたいと思います。

今回はサークルメンバーのみということもあり、気心の知れた雰囲気でスタートしたんです。でも、終わってみると「なんだか、みんな思い雰囲気だね」という話になりました。

「ライフワークをテレワークで!」というテーマだから、参加したことのない人は、テレワークでできるために何か本読むの?くらいかもしれません。でも、これ、全然違います。

以前もお伝えしたかも知れませんが、自分が心地よい場所。それは、どこかのカフェかもしれないし、家かもしれません。そんな場所でも、仕事をすると想像してみてください。

自分がお気に入りの場所で、嫌だなと思う仕事をしたいでしょうか?どうせするなら、自分が好きなことや得意なことをしたいと思う人、多いんじゃないかなと思います。

テレワークに向き合うということは、自分の人生で何がしたいのか?に徹底的に向き合う時がきます。

だから、ライフワークをテレワークでなんですけどね。

今の自分の状況や、これからチャレンジしてみたいことに気付いたり、チャレンジした結果、「何を本当にしたいのか?」「これでやっていけるのか?」という迷いも出てきます。

だからこそ、仲間と語り合い、語っている言葉を自分で聞き、仲間からのヒントも受け取ることで、新たな気づきを得られる。

そんな時間を過ごせるので、読書会という一つの言葉では言い表せないものに変化してきています。不思議と。

今回の読書会で気になったキーワードは「人はいつか死ぬ」でした。当たり前のことではありますが、あらためて自分の時間が有限であることを自覚したというか、出るべくして出たキーワードだと思っています。

そこから、みんなそれぞれの思いを語ることになり、「本当の自分ってどんな自分かな?」という話へとだんだんと流れていきました。

私の場合は、たくさんの人の前ではこんなに話せない。そして、大勢の人と一緒に話したいともあまり思っていない。裏表を作るのが苦手だから、思ったこと言っちゃうので、ほとんどの人は距離を置く。

そんな感じです。文字にすると、なんだか接しにくい人ですね(苦笑)

そうやって、自覚している自分を話すと、聞いている人は「え〜想像できない」となっていました。これは、私だけじゃなく、他の参加者の方も同じ現象が起きていました。

なぜ、こういうことが起きるのか?

それは、日々の目の前の生活に一生懸命で、それを乗り越えるために、傷つかないように戦闘服を着ている。そんなイメージかもしれません。だから、戦闘服を脱いだ瞬間、どっと疲れが出てしまう。

だからこそ、戦闘服を着なくても話をしたり、話をしなくてもただそこにいるだけでいいという場所。そんな場所があるだけで、深呼吸ができて、「よし!これやってみよう」と思えるのかもしれません。

リアルな世界になければ、オンラインでつながればいいだけ。自分にあった場所をいくつか持っておくことは、大袈裟かも知れないけど、命を守る大切なものだと思います。

そして、気心が知れた仲間がいれば、きっと生きている時間も、ゆるく穏やかに過ごせるんじゃないかなと。

人はいつか死ぬ。

だからこそ、頑張りすぎてボロボロになったり。「やっぱりあの時にこうすればよかった」と後悔したり。そんなことが、少しでも減るように。今からの時間を、仲間と大切に過ごしたい。

ゆる〜く繋がりながらも、自分の人生で何をしようかな?遊ぶように、時には真剣に語り合えるのがじぶんテレワーク化プロジェクトの存在する意味なのかも知れない。となんとなく感じることができた時間でした。

読書会なのですが、読書会じゃないような。そんな、深いテーマになった読書会でした。

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