見出し画像

テレワークじゃないと働けない私だからできること

「テレワークじゃないと働けない。」

そんな人がいることは、わかっているだろうと思っていました。でも、多くの人は知らないですよね。そんな人がいるということ。

どうしても、今の状況は、私にとって当たり前。油断すると、周りの人もわかっているものだと思ってしまうことがあります。

カテゴリでわけたとき、少数になればなるほど「自分の当たり前」は、多くの人は知らなかったり、気づいていなかったりするんです。忘れてしまいがちですけど。

そのため、何度も同じことを繰り返し説明しても、

「え!そんなことあるの。」
「何とかなるんじゃないの?」

という言葉が返ってくることがあります。

今日、SNSでつながっている方がアンケートを実施していました。内容は、10月以降もテレワークで働くのか。リアルに戻るのか。テレワークとリアル併用なのか。と言った感じでした。

私が「テレワークじゃないと働けないので」とコメントをしたところ、私のような立場の人がいることに改めて気づいたというお返事をいただきました。

逆はよく聞くと思います。「テレワークができる仕事ではない」と。

しかし、私のように「テレワークじゃないと働けない」という人は、よく考えるとあまり発信は見ない気がします。

基本的には、「仕事=リアルな場所に行ける。または、テレワークもリアルもできる」が多い印象です。

アンケートに対してのコメントで、あらためて、

私の環境はあまりいないのかもしれない。これからは、私と同じような環境になる人が増えるのは目に見えている。だからこそ、発信が必要だ。

と気付かされました。

その方の言葉で嬉しかったのは、テレワークしか働けない人がいることに気づいてくださったことです。流すことなく、いろんな立場がいる人を知る。そして、そのことを繋がっている人に知ってもらう。

そんな場をSNSで作っていらっしゃっていて、感動しました。

当事者が発信することは大事だし必要です。しかし、今回のように第三者が客観的に理解をしないと、本当の意味での多様な働き方は理解されないと思っています。

私は、テレワークでもリアルでもどっちでも選べる立場の人を、いつもどこかで羨ましいと感じていました。

今回のアンケートをとおして、

羨ましく思わなくていい。自分ができる働き方を模索しつつ、「こんな働き方もある」「こんな体制が必要です」と発信することが、私にできることなんだ。

と、気づくことができました。

SNSも自分の視点を変えれば、いろんな気づきがありますね。

ひとり親でも、不登校でも、学ぶことや働くことを諦めないでやっていることをシェアするための活動費として使わせていただきます!