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「どんな働き方がしたいの?」と聞かれたら仕事がなくなるリスクがあっても必ず伝えること

いろんな方とお仕事をするようになって聞かれることが

「どんな働き方がしたいんですか?」

です。

これには理由があります。


ひとり親で収入も安定させたいという話をすると

「雇われた方がいいのに、どうしてフリーランス?」

と、聞かれることがあるんです。

普通に考えれば雇われた方が福利厚生もあるし、有給休暇もあるし当然ですよね。正直、ひとり親でフリーランスは、資産を持っていなかったらリスクの方が大きいので。

そんなリスクが大きいと分かっているフリーランスを、なぜ、私は選択しているか。

それは、今でこそテレワークが広がっていますが、よく見てみると、テレワークといっても時間が決まっていることがほとんど。決まった時間も働けない人を雇うところは、ほとんどないのが現状です。

私は誰が見てもわかる専門性の高いスキルを持っているわけではないので、リスクが高いカテゴリに入ります。

それでも、子供のサポートがあるため時間の調整を自分ができることは絶対に譲れません。最近は、働き方の話になると、仕事がなくなるリスクがあったとしても、必ず希望の働き方は伝えるようにしています。

ということで、私がフリーランスを選んでいる理由を伝えると、納得していただけるという感じです。


もちろん、できないことだけじゃなく、代替案として、私はどんなふうに働けるのかを、できる限り具体的に伝えるようにしています。


なぜなら、

「できません」

だけだと、

「じゃあ、仕事はできないですね」

で終わりですから。


なんでもそうですけど、できないことはできないと伝えることは大切です。でも、それだけで終わったら、何も改善しません。


だから、

「できないけど、ここまではできる」
とか、
「こんなふうな対応はできる」

という、具体的な代替案を持っておくことはとても大切なんです。

これって、仕事をしていたらリスク管理として当たり前のことですよね。


仕事というとハードルが高くなるのであれば、身近なことで置き換えてみてください。

子供のことでも、プライベートでもいいのですが、もし、希望通りにできないとき、代わりの方法やここまでだったら大丈夫というのがあると思います。

それを、仕事の場合は相手に伝える必要があるので、より具体的に伝えられるように準備をしておくといいということです。


いつ、何が起こるかわからないのは、誰でも同じですが、今の状態が続いていると忘れてしまうんですよね。

実は、決まった場所や決まった時間に働けることが当たり前じゃないこと。


私は子供たちのことがあるので、

「何かあった時にすぐに動けるのは私しかいない。だから、働き方は家庭の事情に柔軟に合わせられる方法にしよう」

と、今の働き方を選択しています。

そうなると、どこかでリスクはとらないといけなくなるんです。それが、私にとってはフリーランスです。


ということで、働き方については譲れないことが多いので、

「どんな働き方がしたいんですか?」

と聞かれたら、

テレワークのみで働き方を希望しています。
決まった時間や1日8時間勤務というのは難しいです。その代わり、いただいた仕事はスケジュールを管理し臨機応変に対応します

と、伝えるようにしています。


とはいえ、「決まった時間にできない」は相手の方にとってはリスクだと思います。なぜなら、依頼してもすぐに対応してもらえなかったり仕事のスケジュール的に間に合わないことも想定されますから。


この辺りは、一緒に仕事をしてみないと、言葉だけじゃわからない感覚になると思います。

仕事への取組み方やスケジュールの時間の感覚は、本当に人それぞれ違うので。せっかちな方もいれば、ゆっくりの方もいて、本当にいろいろです。

私にとって急ぐは「本当にすぐに」ですけど、「1日は大丈夫」という感覚の人もいれば、そうじゃない人もいますしね。

履歴書や職務経歴書ではわからないことだなと思いますし、言葉で表現するのは難しいと感じています。

だからこそ、自分がどんな働き方をしたいのかは、具体的に伝えるようにしています。伝えたことで仕事に繋がらないことの方が多いですけど、それは仕方のないこと。

この辺りの感覚が近い方じゃないと、一緒に仕事をしていてもいつかズレがでてきますしね。

今からはもっと働き方が多様化してくると思います。だからこそ、

「どんな働き方がしたいんですか?」

は、常に考え、ブラッシュアップしていかなければと思う、今日この頃です。

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