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コロナ禍で変わった!わたしらしいキャリア

コロナ禍前から家庭の事情でテレワークのみで仕事をスタートして6年目。私は元公務員ということもあり、副業ができない環境だったためゼロからのスタートでした。
そのため、専門性の高いスキルがない私がテレワークでキャリアを積み上げることはとても難しいと、スタートしてずっと感じていたのです。

焦りと不安が続いていたとき、空気が変わったと感じたきっかけが「コロナ」。良くも悪くも影響を受けました。

確実に言えることは、コロナ禍によりテレワークの波が一気に押し寄せたこと。とはいえ、私が働けるテレワークはまだ少なく、悪戦苦闘の日々は続いています。

2020年は辛い時間が続きましたが、2021年になり少しずつ変化してきました。
無理だと思っていた私らしいキャリアを、今、いろんな出会いをきっかけに、少しずつ作り始めています。

今回は【#コロナ禍で変えた働き方】のテーマについて、専門性が高くない私のキャリアを作り始めたきっかけを紹介したいと思います。

コロナ前の大きな壁


会社を辞めて起業や独立をするとき、副業など何かしら目処が立ってという方が多いと思います。しかし、私の場合は、家庭の事情と公務員で副業ができなかったこともあり、本当に何もないところからのスタートでした。

今、ふりかえると、とてつもなく無謀だったと思います。

いずれにしても、家庭の環境から決まった時間に決まった場所へ行くことが難しくなったので、仕方がないのですが…。

公務員を退職してから、生活もあるので声をかけていただいた仕事は全て受ける状態を続けていました。

何でもやるからには学ばないとできません。とにかくテレワークでできることということで、webライティングやwebデザイン、SNSなど、手当たり次第学び続けたという感じです。

あっという間に5年ほど経ち、気づくと、使ったことがなくてもとりあえず動かせるところまではできる状態になっていました。しかし、「使える」から脱して「専門」になっているものはありませんでした。

転機は2020年秋の出会い

今後のスキルアップを兼ねて2020年秋、思い切って受けた講座がありました。この時の出会いが、今の私のキャリアを変えるきっかけへと繋がっていったのです。

その方との出会いは、

「特別できることなんてない。」

と思っていた私にとって、「私だからできること」を見つけるきっかけになりました。

私だからできること。それは、プロジェクトを管理し進めていく力

プロジェクトマネジメントです。


プロジェクトマネジメントは公務員からかなり遠いイメージだったので、自分ができることだと想像できませんでした。

講座で出会った方と仕事をするようになり、プロジェクトマネジメントについて知りました。詳しい内容が知りたくなり調べてみると

「あれ?これって私がずっとやってきたこととほぼ同じだ」

と気づいたのです。もちろん、不足している力はありますが、ベースとなるスキルは持っていると気づいたのです。


約20年間、公務員の時に私がやっていたことは

いつ何をどこまで進めるのか。
・自ら動けるようになるために、今、何をどう伝えたらいいのか。
・状況に応じて使えるものや該当する制度はないのか。

現状を把握して確認し調べ、最終的には期日を過ぎることがないように対応すること。仕事の内容が変わっても前提の考えは同じなので、繰り返しずっと続けていました。

しかし、ずっと続けていたことだったものの、上司、先輩、後輩は素晴らしい方ばかりでしたので、自分ができることは「できるというレベルではない」と思い込んでいたのです。

私にとって、理想のできるレベルではない当たり前のことが、実はプロジェクトマネジメントをする上で必要なことだった

と、プロジェクトマネジメントを調べて、初めて知りました。


仕事のことだけではなく、子供たちの不登校をきっかけにスキルに磨きがかかったこともあります。
それは、

関わる人の状況を把握し、伝わりやすい言葉に変換して伝え、自ら動いていただくための交渉する力。

この習慣で身についたスキルも、プロジェクトマネジメントに挑戦したいと思ったきっかけになっています。

コロナ禍だったから起きた偶然の出会い

私のキャリアに大きなきっかけをくれた方との出会いは、コロナがなかったら絶対にありません。
「リアルで偶然、出会えるんじゃない?」と思うかもしれませんが、そんな偶然が起こる距離感でもないのです。なぜなら、物理的にすぐに会える距離にお互いにいないから。

オンライン講座で3回のうちの1回。しかも、時間は約20分ご一緒しただけでした。
そんな僅かな時間にもかかわらず、覚えてくださって連絡をくださったという、奇跡的な出会いはコロナ禍だから起きた出会いでした。

この出会いが、私だからできることを見つけるきっかけになり、今、新しいキャリアにチャレンジしてみたいと動いています。

少しの勇気と出会いがあればできる!

公務員を退職しフリーランスをスタートした時、「プロジェクトマネジメントを仕事にしたい」と動いているなんて想像できませんでした。
講座での出会いがなければ、自分の当たり前が誰かの役に立つことさえ、気付くことはなかったでしょう。

コロナ禍はどうしても大変なことばかり意識してしまいます。しかし、ピンチをチャンスに変えたい気持ちがあれば、出会いもチャンスもやってくることを、実感しています。

私にとって奇跡的な出会いから得た新しいキャリアを実現するために、これからも日々、学び動き続けていきます。

そして、私のように専門性の高いスキルがなくても、自分の家庭環境に合わせた働き方が実現でき、生活ができ、キャリアアップできることを伝え続けたいと思います。


#日経COMEMO #コロナ禍で変えた働き方

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