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限られた時間。その「時」を誰と何をして過ごしたいのだろう

「時間は限られている」

文字だけ読めば誰だって当たり前だとわかっていること。でも、わかっているけど実感していないこと、多いのではないでしょうか。

私にとって、この当たり前のことを身近に感じたのは、以前、noteで書いた、とてもお世話になった職場の先輩との永遠の別れの時でした。

「時間は限られている」なんて、当たり前でわかっていることなのに、日常が繰り返されていくことで、どこか自分には遠い出来事のような。そんな感覚でいたのだと思います。

お世話になった先輩との別れ。そして、子供の不登校をきっかけに、学ぶことや働くことが普通にできなくなっていく現実。

「当たり前」と感じていたことが、ゆっくりと。でも、次々に失くなっていく中で、ふつふつと湧き上がるようになった気持ち。それは

残された時間で私は何をしたいの?

という気持ちでした。

フリーランスでテレワークで仕事をする。しかも、高度なスキルも資格もないのに。

となると、かなり現実は厳しいです。自分ができていることに自信がないと。

お陰様で、いろんな方に出会ってきたことで、私が当たり前に出来ると感じていることが、誰かの困ったことだったことに気づけました。

そして、少しずつ自分ができることに自信を持てるようになったことで、特別な目に見えるスキルや資格じゃなくても、「助けて欲しい」と声をかけていただくことが増えたんです。

今、少しずつ「心地よい」と感じる人との出会いが増えているのですが、気づくと

今のままで本当にいいの?

という言葉が、心の中で大きくなってきました。

今の状態で生活が安定しているとは言い難いので、「そんなこと言ってないでしっかり働かないと!」という自分の心の声も聞こえてきます。

大きくなる声にヒントをくれた本

それでも、「限りある時間なのに今のままでいいの?」という声は消えることなく、大きくなるばかり…。

そんなときに目にした本が、「幸せなライフシフト 12のヒント: 退職勧奨からのヒント」でした。

こちらの本、以前から電子書籍を検索しているとオススメで表示されていました。気になっていたのに仕事で必要と感じる本ばかり読んでいたのですが、今日は読むタイミングだったようです。

読み始めたら一気に読んでしまいました。心に響く言葉ばかりだったので。

著者の牧隆弘さんは、退職勧奨という前触れもなく起きた衝撃的なできごとをプラスに捉えます。そこから、自分の価値や自分の人生をどう生きたいのかを考え実践されていて、牧さんの体験とエッセンスが詰まった本です。

牧さんの経歴や実績があったからこそというのは勿論なのですが、ご家族とのお別れやいろんな方との出会いから、時間、場所、考え方を自分が心地よい生き方に変化させていらっしゃいます。

特に、私が牧さんの言葉で心に残っているのは、「嫌な奴とは会わない」です。これは、会いたい人と会うために時間を確保するためなのですが、本当にそうだなと思いました。


「いつでもまた会える。」


そんな気持ちでいたことで、私はお世話になった先輩と永遠に会えなくなりました。だから、この言葉の重みが伝わってきたのだと思います。

そして、子供たちのサポートの必要もあり、思うように外に行けないからこそ、自分の限りある時間を、仕事もプライベートも含めて、誰と、どんな風に過ごしたいのかを日々考えているのかもしれません。

特に、仕事は嫌だなと思う人と一緒に仕事をすると、辛い時間が増えますしね。

当たり前なのに忘れてしまって苦しくても耐えてしまう。そんな人には自分の限りある時間をふりかえって

私は何をしたいのか?

考えみると、いろんな自分にきづけるかもしれませんね。一緒に牧さんの本を読んでみるのもオススメです。

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自分と向き合う時間はいろんな「本当の気持ち」に気づけますね。


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