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不登校の子どもの学び

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不登校の子どもの学びってどんな感じ?そんな気になる疑問に、我が家の子どもの実践事例を紹介します!2018年度使ったパルステップの事例や、これからの学びについても掲載中です。
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#子どもに教えられたこと

オンライン授業が出席停止扱いというニュースへのツイートを見て気づいた「まだ変わっていない子供の世界」

Twitterでフォローしている方が、オンライン授業が出席停止扱いになるという記事について、意見を発信していました。 私は不登校の子を持つ親で、オンライン活用を個別でお願いしていく中で、自宅でオンラインで学んでも出席扱いにならないことは6年前から知っていました。そして、個別で自分が住んでいる行政や学校に交渉していました。 だから、「まだ変わってないんだ」という意識だったのですが、多くの人は知らないことだったんだと気付かされました。 子供たちのこと。つまり、不登校のこととし

18回目の母と息子の記念日

9月7日、息子くんが生まれて18年が経ちました。そして、お母さん歴18年になった自分に、今、ちょっと驚いています。 私自身、「お母さん」という感じでもないので。 「お母さん」ってどんなイメージそもそも、 「お母さん」ってどんな感じなのか? も、人それぞれですよね。 私にとっての「お母さん」は、 温かく見守っている。 ここぞというときに必要な言葉をそっとかけてくれる。 ふりかえったら、いつでも帰る場所。 そんなイメージというか、理想ですね。現実は、これに近い人もい

「娘ちゃん、お誕生日おめでとう」記念に娘ちゃんが教えてくれたことをシェアします

今日は、娘の14回目の誕生日です。人生の半分以上を「不登校」という状況で過ごしていることもあり、思うように学べなかったり、人と交流できなかったりということが多い時間でした。 思春期も重なり、さらに人の目を気にする様子が増え、正直言って、娘ちゃんが最も強みとしている人との関わりが失われかけているとも感じた時間。 親としてこれでいいのか? と、日々葛藤し続けています。でも、落ち込んでいても、できていないことばかり見ていても、現実は変わりません。 だから、今できていること。

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不登校の時の給食費どうしてますか?

ディープな◯◯話をしてみようと思いますとこちらでお伝えしていたのですが、 今回は、ディープな不登校あるある話をお伝えしたいと思います。 というのも、12月から3月くらいまで不登校の記事のアクセスが多くなってくるんです。毎年。 年末は、新年になったら気持ちが変わるかもとか、年度末は、新年度に向けてどうしようかと気になる時期だからかもしれません。 漏れなく、私もそうなので。 「気持ちが切り替わって、学校に行けるかも…」そんな淡い期待をもってしまうのが親ですよね。でも、現

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教育関係のメディアに「不登校×移住」について執筆させていただきました!

9月に受講した モデファシ 講座で出会った受講生の方のつながりから「ダウンタウンDX」のチーフプロデューサーを務めた西田二郎さんと出会いました。 そして、【アンポータリズムエデュケーション】という、「未来の大人」を育てる 「未来の先生」とその活動を応援している団体とご縁をいただき、記事を書かせていただきました。記事はこちら↓ 人との出会いって不思議ですね。 記事では、不登校と教育移住で気づいた事をお伝えさせていただいています。「こんな人もいるんだなぁ」くらいで、誰かの参

今年最後の中学校と民間の垣根を越えたオンラインでの支援会議無事に終了!

子供たちの学びを確保するために、佐賀県へ移住して以来、ずっと続けている支援会議。学校だけではなく、市役所の福祉課、民間の放課後等デイサービスなど、関係機関の方と一緒に続けて、5年目になりました。 5年目の今年は、コロナによりリアルで会うのは難しい。そこから、私自身がテレワークで仕事をしている経験からオンラインを使った支援会議の交渉をしていました。 コロナ禍からすぐにお願いしたので、3月くらいでしょうか。そこから、1回目が実現したのが9月。約半年かかったのです。 年内にど

学校で「ハイブリッド型」の学びは実現しないのだろうか?

不登校8年目の子供の学びを支えるため教育移住後は、1年間で4回、学校や福祉、民間事業者と一緒に会議を開いていただいています。ちなみに、現在、5年目です。 そして、コロナ禍になり、なんとかオンラインでの開催がスタートしました。来週はオンラインで2回目の支援会議です。 教育委員会に力を借りて、市内の中学校に導入されているGoogle meetを使って行います。ちょっと気になっているのは、民間を巻き込んでいることが影響しているのか、オンラインなのにアナログが多いこと。 しかし

「僕たちのせいにしないで!」という言葉で目が覚めたこと

今回は、noteのお題、「#子どもに教えられたこと」で何があるかなと考えたとき、私の今の活動すべてが、子どもに教えられたことだなと思いました。ということで、私が子どもに教えられたことを少しご紹介します。 私の子供たちの不登校がスタートして、今年で8年目。子供たちの不登校がなかったら、学習の困り感もしらず、教育移住もせず、そして、公務員を退職しテレワークで働くこともなかったでしょう。 生まれてきたときは、学校でお友達たくさん作って、中学・高校では部活をして、時にはケンカして