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Today's message 2/25 タイミングを待つ

過去にとらわれて焦っているので、計画を立ててタイミングを見直そう。自分のエネルギーを常に現在にあるようにしてください。自分のエネルギーを浄化し、自分とのコミュニケーションを意識するタイミングがきています。

カードで羽が出てきたら、自分の夢や願いを書く必要があるのかもしれません。人生で交わされた神聖な約束を思い出すとき。チームスピリットと共に現実創造する計画を立ててみて。計画を立てるタイミングです。日記に考えをまとめるのも良い時期です。あなたを活気づけている存在たちに敬意と感謝を伝えてください。羽は、敬意と感謝を広めることで場を清めてくれる(浄化)ともとれます。

タロットカードに出ていた戦車のカードⅦ7の人物は、ギリシャ神話のアレースです。ローマ神話では、マルス軍神。アレースは、愛の女神アフロディーテ、ローマ神話ではヴィーナスの誕生に描かれているヴィーナスの愛人、軍神アレースです。カードの中では、ギリシャ神話のアレースが登場人物ですが、👇ギリシャ神話の戦車のカードにあるように、以前はスフィンクスではなく馬が描かれていたようです。

エリファス・レヴィによって、馬をスフィンクスに、五芒星の冠、柱の備わった戦車、星でちりばめられた布、インドの男性性と女性性の結合のシンボル、エジプトのホルス神(太陽神ラーの息子)の王室のシンボルであった翼の生えた球体、が描かれています。これは、エリファス・レヴィから由来しています。👇

皇子の方にある月に顔が描かれていますが、これは、ユダヤ教の「神託を得る石(ウリムとトンミム)を表しています。また、祭司をする際に着用したエフォドという12のイスラエル民族の名が掘られた石が縫われた胸掛けに着けた、肩当てとも解釈されています。


「スフィンクス」の白と黒もウリムとトンミムの白黒の石とも関連があるようです。これは、出エジプト記からきているようです。エリファス・レヴィは、なぜギリシャ神話から派生して、出エジプト記に書かれている、信託の石や祭司の胸掛けを由来としたのか。エリファス・レヴィは、古代の伝統である秘儀、タロットを魔術の下に総括したかったようです。魔術復興の象徴的存在であったエリファス・レヴィから起こり、由来しているタロットカードは出エジプト記にあります。


時代は、古代ギリシャからエジプトにうつります。

モーセはエジプトにいるヘブライ人家族の子として生まれたが、ファラオがヘブライ人の新生児を弾圧することを命じたので、それから逃れるためにナイル川に流され、ファラオの娘に拾われて大切に育てられたという。砂漠に隠れていたが、神の命令によって奴隷状態のヘブライ人をエジプトから連れ出す使命を受けた、とされ、エジプトから民を率いて脱出したモーセは民とともに40年にわたって荒野をさまよい「約束の地」にたどり着いた。兄のアロン(司祭)はモーセとともに出エジプトを手伝ったと言われています。

👇ここで、ファラオが出てきます。モーセを指導者とするイスラエルの民はエジプトを出発し、ファラオの弾圧から逃れた話です。モーセの海割にあるように👇の戦車のカードにも海の上を戦車で渡っています。イスラエルの民は出エジプトで迂回や停滞を余儀なくされ、40年もの時間がかかったそうです。


白と黒(陰と陽、光と完全性)をコントロールし、モーセ、アロン(モーセの兄)、肩当てをするイスラエルの子孫たちは、ファラオを越えた、海を越えたのだといいます。エジプトを脱出できたと。

モーセの兄アロンの子孫しか祭司を行ってはならなかったそうです。大司祭(モーセの兄アロン)がイスラエルの民の12の部族の名を刻んだ石をぬった胸掛けエフォドを着けて、神の前に部族の名が記されるように。そして、「ウリム」と「トンミム」という神託を得る白と黒の石、2つを胸のポケット中に入れていたそうです。神殿で祭司をする際の衣装👇

肩当ては、「二つの石をイスラエルの子らの記念の石としてエポデの肩当てにつける。」と、イスラエルの民族、子孫であることを肩当てに刻んだと言います。

アロン(モーセの兄)は、2つの石を胸の胸掛けのポケットの中に入れ、神託を得るものとして、石に光が当たるかどうかで神託を得ていたようです。「ウリム(ヘブライ語で光)」「トンミム(ヘブライ語で完全性)」光は神、完全性は真理を示しています。戦車のカードに描かれているスフィンクスの白と黒はウリム、トンミムの石の白黒の色を対応させたのではないでしょうか。

ちなみに、エルサレムがバビロニアに滅ばされてから神託をしる「ウリム」と「トンミム」は使われなくなったそうです。

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また、両肩の司祭の印をゲドゥラー(ケセド)の慈悲、ゲブラーの峻厳(しゅんげん)さを表していると言います。カードのこの人は、慈悲(仏・菩薩が生きとし生けるものをあわれみ、苦を除き、楽を与えようとする心)と峻厳さ(心が狭く険しいさま)を肩にのせている。

月の顔の表情が笑っている様子と、月の顔が険しいく厳しい様子が描かれています。慈悲と峻厳さ、月は、潜在意識なので心の揺れ、移り変わりを表しているとHeartsは考えます。

ケセド(Chesed、慈悲と訳される)👆引用
第4のセフィラ。色は青、ケセドはゲドゥラーとも呼ばれる。数字は4、惑星は木星を象徴する。王座に座った王で表される。


ゲブラー(Gevurah、峻厳と訳される)
第5のセフィラ。数字は5、色は赤、図形は五角形、惑星は火星を象徴する。

とあるように、ここに出てくるケセド第4の光、器は、戦車のカードの胸掛けの🔲が4の数秘エネルギーをもっています。🔲は、皇帝の支配、皇帝のカードⅣ4という数秘のエネルギーから、「財産を築く、所有する、支配する、守る、囲む、バリアを張る」といったことを意味します。👇

旧約聖書の生命の樹でいうとことの、第4のセフィラ、ゲドゥラー(ケセド)(右)は、木星(♃)を示す事から、ギリシャ神話のゼウス、タロットカードの皇帝にあたります。また、第5のセフィラ、ゲブラー(左)は、火星(♂)を表し、ギリシャ神話のアレースにあたります。

占星術の蟹座♋ と月☽が腰のベルトに装飾されており、月星座は蟹座とわかります。惑星☽月の支配星蟹座♋、直観的。蟹は二つの爪で掴んだものは離さない、信念や目標、アイディア、これと決めたら離さない。殻にこもり、自分の気持ちを隠そうとする蟹さん。感情の旅、愛の再現性、家族や祖先のルーツ、自分のペースで動き停滞していた感情を動かす、この愛のエネルギーが攻撃に変わるのは、自分の守るべきものが攻撃されたときです。

罪悪感に苛まれたり、気分の不安定、感傷的といた感情、自分の陰のエネルギーが月の引力の影響を受ける潮の満ち引きのように、満ち引きが繰り返されていくうちに、感情がピークを越え、隠れていた自分が出てくるのかもしれません。隠れていた自分の陰の部分(恐れ、野心)が表に出たとき、インドの完全性(統合)のシンボルが象徴するように、陰陽2つの相反するものを受容・統合し、コントロールすることが蟹のように掴んだもの(目標)を離さない、自分の中にいる2つ(陰陽、両極、二元性)の側面を自分を強い信念で、意志で支配する(胸の🔲のシンボル=囲む、支配、守る)ことが成功の鍵だと解釈します。


象徴的動物の蟹は、固い殻で時には、保護し、再生し、卵がかえるまで育ています。月は、潜在意識、気がついていない自分です。月の象徴的な動物は、ネコなので、スフィンクスと関連がありそうです。


月から派生して ☼*―――――*☼*―――――☼*―――――*☼*―――――

日本では、月を神格化した「月読見尊(ツキヨミノミコト、ツクヨミノミコト)」も男性神とされていることから、女性性のエネルギーの強い月、とはイメージが変わって面白いです。

👆有田焼に妙薬を塗り、作家 草場一壽氏の焼き物の絵画です。「月読見尊」の神託カードの象徴する意味は、

『顕れたる形は隠れたる象(かたち)』

「人にはそのとき、そのとき、ふさわしいハードルがやってきて、飛び越えてきたから、今のあなたがあります。顕れた現象には、必ずメッセージが隠されています。すべては天の理。従うところ、万事、なすべきことはすべてなされる、万事、なされるはなすべきことにして」

この「ハードル」、と表現されている点や「顕われた形は隠れたる象(かたち)」は、まさしく戦車のカードと月の支配、を体現しているように思います。また、戦車のカードはⅦ7です。7の数秘エネルギーは、自立がテーマなのです。「依存のテーマから入って自立」、「忍耐力」、「自己の意見をしっかりと持っている」、「孤独から始まる自立」、「自分を貫く勇気」が数秘7の学びのテーマにあったりします。戦車に乗って城を飛び出す象徴、親である皇帝を越えていく息子と親との対峙していく「ハードル」、蟹座の「殻にこもる」「隠れた自我、自分」「家族」がテーマと関係していると解釈します。


作家 草場一壽氏の

「人にはそのとき、そのとき、ふさわしいハードルがやってきて、飛び越えてきたから、今のあなたがあります。顕れた現象には、必ずメッセージが隠されています。顕れたる形は隠れたる象(かたち)」

というオラクルカードが、私の中で戦車のカードと合致したのです。「潜在意識」という「隠れた自我」は確固たる自己を求めて葛藤や対峙し、隠れていた形(隠れていた陰の自分である恐れや野心)が「ハードルを越える、城を飛び出す、前進する」という現象(かたち)で顕われているのではないか、と合致したのです。

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アレースは好戦的で戦争の残酷さと破壊的な面を現した神だとされ、知恵の女神アテナと比較されています。アテナは、知恵で戦略があり、人間たちに知恵を授けています。ですが、ここでいうアレースの好戦的な衝動、闘争の対峙は必要な体現だといいます。


アレスが体現する闘争は、どんなに慈悲深い人間になろうと努力しても内面に潜む攻撃的衝動は消えないのであって、その衝動を自分のものと認めず、無意識の領域に追いやれば、衝動は病に姿を変えることになると。。他者に変えて投影され、再び自分を攻撃したりするかもしれない。アレスのように衝動という困難に向き合えば、攻撃性に対峙すれば内面にある力を成長に役立てられる英知に変えることができると言います。私たちは、他者への投影を通して、自分が攻撃されたと感じていますが、攻撃されたことを反芻することが心の病を引き起こしてしまいます。外から影響を受けるのではなく、ネガティブなことを反芻せずに、自分の陰の部分を受容し、自分を受容し、そっか、そっか、自分はこうしてほしかったんだな、乗り越えられたらいいな、、勇気をもって道を変える、道を選択する、前進する。そうやって自分で自分を救う。


自分の不完全性を切り離して分離するのではなく、完全性と不完全性を調整しながらでいいと、自分を許す、自分を無条件で愛す、統合に向かう。それが、戦車のカードの「焦らない、過去にとらわれない、過去を手放し前進する、全てにおいてタイミング良し」の言わんとするところなのではないでしょうか。

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作家 草場一壽氏のご活躍は、絵本作家として以前から知っていたのですが👇

陶作家 草場一壽氏が陶彩画家でいらっしゃることは、私が靈氣ヒーリングを習った後、「龗(おかみ)」という漢字に惹かれて出会いました。👇

👆Heartsはは靈氣ヒーリングもライフワークとして瞑想、健康管理の為に行っています。この龗カードの龗「おかみ」という漢字に、靈氣ヒーリングの靈氣の「靈」にある3つの口があります。同じ口3つの漢字は、「祈り」を表すので、漢字に惹かれてカードを購入しました。

口3つは、祝禱(しゅくとう)、祈祷(きとう)、礼拝の際に3つの器を並べて雨が降るよう祈った様子。口3つの意味は、龍、神、神霊(神のみたま、魂)3つの器は、三位一体、思考、肉体、魂(精神)の3つです。

龗の画数は33画、33のマスターナンバーの数秘エネルギーです。33は無条件の愛、慈愛や祈りの意味があります。口3つで祈るさまの象形文字からとっています。龗は「龍」の古語で日本書紀、日本の神話にも出てくるそうですよ。

おかみ。水を司る竜神のこと。竜。神。善い。不思議な、霊。を意味するそうです。龗カードは、龗のエネルギーを使って、神託をする。オラクルカードです。紹介までに。。


みなさん、今日も読んでくださり、ありがとうございました。






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