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引き寄せの法則で親子関係の悩みから解放されるまでのストーリー

あなたは引き寄せの法則を知っていますか。

『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』ではこのように述べられています。

"「引き寄せの法則」とは、「それ自身に似たものを引き寄せる」ということだ。(中略)朝起きたときに気分がよくないと一日中ろくなことが起こらず、ついには「ああ、ベッドから起き上がらなきゃよかった」とグチを言ってしまうとき、この法則が真実だと気づくだろう。"

出典:エスター・ヒックス, ジェリー・ヒックス. 吉田利子訳. 引き寄せの法則 エイブラハムとの対話. SBクリエイティブ株式会社, 2007, pp.62-63


簡単に言えば、明るい気分でいるときは明るい現実を、暗い気分でいるときは暗い現実を引き寄せるということだと私は認識しています。

なぜこの引き寄せの法則をご紹介したかというと、私はこの引き寄せの法則を使って、親子関係の悩みから解放されたひとりだからです。


私は子育てに関心が低い父親と、「過干渉」「支配的」「否定的」「心配性」というようなキーワードが浮かんでくるような母親のもとで育ちました。

実家からは離れられましたが、連絡が来るたびに話すことが苦しかったため今後どのように関係性を築いていけばいいのか、ものすごく悩んでいたんです。

そんな時に「エイブラハム」と呼ばれる、宇宙の存在と交信をしているエスター・ヒックスさんの動画にYouTubeで出会い、引き寄せの法則を学んで実践したところ、現実が面白いように展開していきました。


今回は、そんな私が親子関係の悩みから解放されるまでのお話をしたいと思います。

もし私と同じような親子関係で悩んでいて、これからどうしていけばいいかわからないという方の心が少しでも和らぐようなお話ができたらと思っています。

スピリチュアルなこともお話ししていますので、目に見えない世界に対する抵抗が少ない方にお読みいただけましたら嬉しいです。

 (※1万字近くあり)


子ども時代


はじめに私の子ども時代についてお話ししたいと思います。

私は自営業の父と会社員の母のもとに生まれた一人っ子です。

子育てに関心が低い父


父は仕事が忙しかったからか、育児にはほとんど関わりがありませんでした。

料理や洗濯などの家事は全て母任せで、休みの日は趣味のゴルフやギャンブルに行って、家族で一緒に出かけることは少なかったです。

お盆やお正月といった行事以外で食事を一緒に取ることは少なかったですし、父との会話もほとんどなく、母と父が会話をしている様子をただ眺めている毎日でした。


会話の内容も会社の人の悪口ばかりで、母と口論になっていたことも多かったのですが、喧嘩をしたときに限って父は私に話しかけてきて、自分の味方になってほしいというような言葉を投げかけてきました。

私が遊んでほしかった時はいつもいなかったのに、自分の都合が良い時だけ話しかけてくる様子を見るのは、正直心地は良くなかったです。

お酒に飲まれている時も多く、ドラッグでもやっているのかのような雰囲気で話しかけられたときは恐怖を感じて逃げていました。


経済的には支えられていましたが、父親というよりもただ家に帰ってくる人という感覚の方が強かったように感じます。

子育てに対する関心が低い父親でした。


教育熱心で過干渉な母


一方で母は教育熱心で、理想の子ども像がある人でした。

母は勉強することが得意で、学生時代は優秀な生徒だったからか、「勉強をしなさい!」と毎日のように言ってきました。

「嫌!」と反抗したときは、鬼の形相で腕を掴まれて、外に出されそうになるときも多かったです。

母の言うことを聞かなければ怒られる、ものが飛んでくる、自分を主張したら倍返しで言い返されて説得させられる。

これは私が6~7歳のときですが、とても怖かった記憶があります。

父は仕事で家にはほとんどいなかったですし、信頼関係も築けていなかったため、誰にも相談できず、毎日のように泣いては「ごめんなさい」と言い、それに納得した母は私を抱きしめていました。


なぜ嫌なことをやらなければいけないのか、なぜ謝らなければいけないのかいつも疑問だったのですが、怒られるのは嫌だったので、自分の気持ちには蓋をして母の言うことを聞いていました。


ある時は部屋の片隅で体育座りで何時間も泣いて、まるで調教を受けているような感覚だったのですが、母はこのような状況に慣れてきたのか、私を放置することも増えていったんです。


「いつか私の気持ちをわかってくれる」「こんなに泣いているんだからきっと心配して声をかけてくれる」と期待をしていましたが、その期待に応えてくれることはありませんでした。


そしてこう感じるようになったんです。

「私の気持ちはわかってもらえない」と。


このことをきっかけに本音は全て押し殺し、母の理想の良い子ちゃんを演じるようになりました。

「もしかしたら辛い気持ちを理解してくれるかもしれない」と思って、一生懸命に伝えようとしたことは何度もあります。


ですが、いつも嫌な顔をされて言い返されるので、そんな努力はやめることにしたんです。

ただでさえ傷ついているのに、これ以上心をえぐられるのは耐えられませんでした。


母の言う通りに生活をすることは辛いもので、当時小学生だった私は全てを終わらせたいと思い、死を考えることも多く、包丁をお腹にあてる素振りをしてみたり、窓から飛び降りる想像をしてみたりしましたが、実際に死ぬ勇気はありませんでした。


学校生活の苦しさ


心の病は身体にも影響が出てしまい、毎日頭痛と腹痛に苦しめられながら、どうにかして学校に通っていました。


毎朝トイレに駆け込み、顔面蒼白になって倒れてしまうことも度々ありました。

集団生活も苦手だったので学校での毎日は辛く、クラスではいじめもあり、生きるのが精一杯でした。


先生もいじめをする人の味方のような発言があったため、学校でも信頼できる人はいないと感じて「学校には通いたくない!」と本気で母に話したことがあったのですが、教育熱心だった母は「それでも行かなきゃ」と言ってきました。


こんなにも泣いているのに、こんなにも辛いのに強制的に行かなければいけない状況は絶望でしかありませんでした。


親と学校から離れるための留学


高校生の時まで頑張りましたが、本当に精神が狂ってしまうと感じた私は、学校と親から離れるための方法を考え、猛烈に両親を説得してアメリカに留学させてもらいました。

経済的には何不自由なく支えられていたので、本当にありがたかったです。


これまで親の操り人形だったため、自己主張ができない私は海外でコミュニケーションを取ることは難しかったのですが、誰に何を言われることもなかったのでストレスフリーで生活できました。


アジア人だと物を投げつけられたり、クラスの女子から悪口を言われたり、ホストファミリーが喧嘩で銃を撃ったり、食事をまともに与えられなかったりもしましたが、そんな状況でさえも家と学校に閉じ込められている日々に比べたら楽だったんです。


1年間という留学生活は長いようで短いもので、帰国日に空港で母の顔を久しぶりに見たときは本人を目の前にして言っていました。


「現実に戻ってきた感じ」と。


入院


日本での生活に戻って数か月経ったとき、突然強い頭痛が数分間隔で発生するようになり、急に起き上がれなくなって入院しました。


家も学校も辛くて、どこにも逃げ場がない状況だったのできっと限界が来たんだと思います。

「少しの間だけでもまた解放される」と嬉しい気持ちもあったのですが、原因不明の吐き気と頭痛に毎日襲われて、本気で死を考えました。


ご飯も食べられず、夜中に強い点滴を打って失神するかのように意識を手放す日々を過ごすようになって、このように感じるようになったんです。


「幸せを感じずに死ぬのは嫌だ」と。


その気づきがあってからは、看護師さんの優しさにも触れながら少しずつ回復していきました。


3週間ほどで退院が決まり、少しだけ悩みを相談していた看護師さんたちからはお見送りの際に「頑張ってね!」と声をかけていただいて、思わず涙が溢れてしまったことを覚えています。



死に物狂いの説得


そうして学校に戻ることになったのですが、今すぐにでも地元から離れたいと本気で考えた結果、「大学ではなく専門学校に行きたい」と嘘をついて両親と先生を説得し、留学に伴う留年はせずに特例で早く卒業させてもらいました。


両親には案の定反対されましたが、死に物狂いで説得し、専門学校と一人暮らしの両方を了承してもらえました。

「大学に行ってほしい」「実家の近くにいてほしい」という思いが強い親を説得するには、嘘をつくしか方法はないと悟ったんです。


「一刻も早く離れたい」の一心でどうにか親を刺激せず、嘘を突き通して何とか話を通すことに成功しました。


今思うと相談所に電話をかけたり、アルバイトをして家にいる時間を減らしたりなどできたと思いますが、親の操り人形を長年していると、色々な角度で考えられなくなっているので、当時の私にはそんなことを考える余裕も勇気もなかったんです。

生きるか死ぬかの瀬戸際で、本能的に動かざるを得ない状況になった私が思いついたアイデアは、徹底的に親に嘘をつくという方法でした。


そして、ようやく自由を手に入れたんです。


親と音信不通に


やっとの思いで地元から離れられた解放感に浸っていた最中、遠方での一人暮らしを心配した母は、私の生活に介入するようになっていきました。

恋人ができたときには彼が気に入らず、家まで訪問してきたこともあります。


数日間滞在をしていたのですが、何を伝えても私の気持ちを否定してくるばかりで、「成人してもこんなにも言われなければいけないのか」と母が帰った後は一人で発狂するように泣きました。


それ以降は母と話すことに恐怖を感じるようになったため、手紙でこれまでの気持ちを全て伝えたんです。

「苦しいからもう何も話さない」「過去の行いを振り返ってみてください」というような内容の手紙を書いて送りました。


「実家に戻ってきて直接話してください」とチャットが来ましたが、当然返信はしませんでした。家も引っ越しました。


24歳で両親との関わりは一切なくなり、疎遠になったんです。

転機


今度こそは、自分の人生を自由に歩めるようになりました。

これまでは母が好むものを買っていたため、洋服も自由に選べるようになって、前髪も切って髪色も変えて、おしゃれを楽しめるようになりました。

自分のことを伝えるのが苦手だったので勇気を出してコミュニケーションの講座に参加してみたり、カウンセリングを受けてみたり、心理学や哲学、育児に関する本を読んでみたりしました。


自由に生きることがこんなにも楽しいことだなんて思わなかったです。


エイブラハムとの出会い


それから数年経って、私が出会ったのはエスター・ヒックスさんの動画でした。

エスター・ヒックスさんは「エイブラハム」と呼ばれる、宇宙の存在とお話しができる方で、冒頭でお話しした「引き寄せの法則」を提唱されている方です。

当時の私は両親から離れたものの、子どもの頃に育まれたトラウマに悩まされていました。

そんな時に彼女の動画に出会い、豊かさや幸福を引き寄せるためのメッセージを伝えてくれる彼女の声は心地が良く、1年間毎日のように観るようになったんです。

その中でも私が強く影響を受けたと感じていることをピックアップして3つご紹介したいと思います。

引き寄せの法則を実践


①日常生活の嫌なことをやめた

1つ目は、嫌なことをやめていったことです。

夕食後のお皿洗いをやめて次の日に洗うようにしたり、洗濯物を畳むのをとりあえず放置したり、料理が面倒な時はサラダと納豆だけにしたり、些細なことから始めていきました。

あとは仕事も辞めました。

満足感が得られない仕事をしていたので、自分のペースでできる別の仕事を始めました。


②好きなことを少しずつ始めた

2つ目は、好きなことを少しずつ始めたことです。

フルタイムワーカーではなくなったので、手元に残った金額はわずかなものではありましたが、お金をかけなくてもアイデア次第で色々とできるんです。

例えば、好きな雰囲気の中古のお洋服をネットで安く購入してみたり、お洋服のリメイクをしてみたり、いつも捨てていた野菜の種を畑に植えて育ててみたり。

できることから少しずつ始めていきました。


③親と向き合うのをやめた

3つ目は、親と向き合うのをやめたことです。

エイブラハムは、問題には向き合わず、心地の良いと感じる方に意識を合わせることで問題は自然と解決していくという話をしていました。

当時の私は親から離れた罪悪感があり、親子関係に関する本を読んだり、カウンセリングに通ってみたりしていました。

でもそのたびに過去を思い出しては親と自分を責め、嫌な気持ちになっていたので、エイブラハムを信じてもう思い切ってやめることにしたんです。


半年間くらいは過去に引っ張られてしまう自分もいましたが、エイブラハムの声を毎日のように聞いて、今をどのように楽しむかに意識を変えていったところ、両親のことは考えなくなっていきました。


心地の良い現実が舞い込んでくるように


ご紹介したのはほんの一部ではありますが、実践したことは全て心地の良い方に意識を向けて、好きなことをする時間を増やしていったことです。


習慣付けていったことでネガティブに引っ張られていた感情がだんだんと心地の良い方へと変化し、その状態が安定していきました。

エイブラハムは似たものを引き寄せると話していましたが、本当に目の前の現実も心地の良い方へと変わっていったんです。


いきなり知人からお花をもらったり、欲しかったものを知らない人を通してプレゼントされたり、自分好みのお店に導かれたり。


予想をしていなかった魔法のような現実に、次々と遭遇するようになって、エイブラハムの話している通りになっていったんです。


突然の連絡


親と疎遠になって3年が経ったある日、突然母から電話が来ました。

留守電を残されていたので、しぶしぶかけ直したんです。

久しぶりに聞く声に少しだけ懐かしさを覚えながら、内容を聞くと「ばあちゃんが危篤状態だから帰ってきませんか」という連絡でした。


今までは命令口調で「帰ってきなさい」だったのに、少しだけ柔らかい話し方になっていてびっくりしました。

昔の私だったら行くことを渋っていましたが、きっと私の準備ができたから起きた展開だと決意して、実家に戻ることにしたんです。


「また傷つくかもしれない」「でもきっと大丈夫」など、頭の中で考えすぎて心臓はばくばくで、お腹もぐるぐるしながら勇気を振り絞って飛行機に乗りました。


母からの謝罪


とうとう空港に到着し、父と母が迎えに来てくれていました。

昔なら両親のご機嫌を取るために笑顔を作っていましたが、今回は一切笑わず、真面目な顔をしていました。

そして外食先に向かうことになったんです。

案の定、昔送った手紙の内容について父と母から話がありました。

「愛情をもって育ててきた」「一緒に遊園地にも行ったじゃないか」「そんな記憶はどこに行ったんだ」と父に言われ、苦しくなりました。


「お父さんだって辛かったことはある」「でも自分で乗り越えてきた」「死にたくなったことだってある」など、私の気持ちよりも自分を正当化するようなことを言ってくる姿に、もっと心が張り裂けそうになりました。


でもここでまた我慢をしたら、私はもういつ話せるかわからないと思い、全て正直に伝えたんです。

「私の思いは手紙に書いた通りで今まで本当に苦しかった」「生きるのが精一杯だった」と。

外食先でしたが、周りの目も気にせず思いっきり泣きました。

そしたらその本気度が伝わったのか、母が謝ってきたんです。

「ごめんね…」って。


まさかそんな展開になるとは思わなかったので、びっくりしました。

今まではどんなに自分の気持ちを伝えても、私がおかしいの一点張りだったのに、そのとき初めて向き合ってくれたように感じたんです。


外食先から家に帰ってきてからも「ごめんなさい」ということを真剣に伝えられました。


あの手紙を送って以降、母も父も考えてくれていたみたいです。

「この家族は機能不全だった」と母の方から話してくれました。


ようやく私の話に耳を傾けてくれてほっとした気持ちと同時に、本音で会話ができている状況に嬉しくて涙が出そうになりました。


一方でこの時、このようにも感じたんです。

「自分の人生を楽しもう!」という意識で毎日を過ごしていったら、ここまで周りも変化するのかということに。


エイブラハムの言っていた通り、私は親との問題には向き合わず放置していました。

そしたら急に連絡が来て、腹を割って話すような展開になり、母が謝ってきたんです。


親に意識を合わせるのをやめ、自分の人生を楽しむことに意識を向けたからこそ、引き寄せた現実なのだと感じています。


明るい未来への兆し


実家に帰ったときに、リビングを見渡すと幸せに関する本や量子力学の本など、私も読んだことがあるものがありました。


私が読んでいる本も教えてほしいと言われたので、エスター・ヒックスさんの本を含む数冊を紹介しました。

カウンセリングを受けようか迷っているというような話もあったので、引き寄せの法則を実践して以降、私も目に見えないガイドとお話しが出来るようになったことを伝え、せっかくの機会だから母の悩みに対するメッセージを届けました。


それから数か月が経ち、母は精神的に苦しみながら働いていた職場を辞めることができたようで、「緑がたくさんある職場に転職してストレスがものすごく減った」とチャットが来ました。


着実に現実が変わり始めている様子を見ると、引き寄せの法則の影響力はすごいんだと感じています。

もちろん、母の心配性や話を聞かずにだいぶ尽くしすぎてしまう性格は変わっていないのですが、少しずつ変化している母の姿を見ることができて何とも言えない温かい気持ちになっています。


父は相変わらずですが、あの出来事があってからはお酒を飲みながら私に電話をしてきたり、たまにチャットが来るようになったりして、ちょっとだけ距離が近づいてきたかな?(笑)と思っていますし、私が人生を楽しむことを忘れなければ、きっと素敵な展開が巻き起こってくると確信しているんです。


実際に私が子どもの頃は、常に離婚の危機状態だったのに、今では2人で外出する機会も増えているようでした。


せっかく両親の子どもとして生まれてきたので、一緒に何かをして心から楽しんだり、些細なことで笑ったり、ただただ楽しく過ごせるような関係になれたら嬉しいです。


全ての望みは叶うとエイブラハムは話していますし、私もそう思っているので、きっとその夢が叶う日は来るのだと思います。


私が死んだ後に「もっと一緒に楽しめばよかった!」ということにならないように、自分の心地良さと楽しさに意識を向けて、今よりも更に素敵な瞬間を引き寄せていこうと思っています。


親との関係で悩んでいる方に伝えたいこと


これを読んでくださっている方の中にも、親と一緒にいることが辛く、これからどのように関係を築いていけば良いか、悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。


親が過干渉だったり、支配的だったり、子どもへの関心が低かったり。


そんな親のそばで頑張っている方に伝えたいことは、自分の幸せのために生きていいということです。

苦しかったら親と連絡を取らなくていいですし、自分を犠牲にしてまで親に尽くす必要はありません。

もし本音を伝えて親が怒ったり、悲しんだりしても放っておいていいんです。

受け取りたくないことは全部スルーでいいんです。


距離を置くことは自分への優しさであり、親への意思表示でもあるので自分を責める必要は一切ありません。

それにいつまでも親の感情に振り回されていたら、それこそ共倒れになって、自分が好まない現実へと進んでしまいます。


親とは向き合わず、自分の人生を楽しむ方に意識を向けていくと引き寄せの法則が働いて、親子関係の悩みが解決する流れになっていくと感じています。


楽しさや心地良さに意識を向けるようになると、どうしても子どもの頃に育まれたネガティブな思考が邪魔をして、泣きたくなったり落ち込んだりすることもありますが、その時々の感情を素直に受け入れて、ほんの少しずつ楽しさや心地良さに導かれるように歩んでいったら、予想をはるかに上回る、素敵な現実が現れてきます。


私も今だに人と関わるのが怖かったり、他人の怒りは自分のせいだと感じて責めてしまったりすることもありますが、心地良さに身を委ねていくと、巡り合わせのように素敵な方と出会えたり、気づきを促してくれる出来事にもたくさん遭遇したりするので、少しずつトラウマは克服してきているように感じています。


「今日もよく頑張ったね」「辛いのに前へ進めている自分すごいよ」など、些細なことでも毎日たくさん自分を褒めてあげて、休みながらも、少しずつ今を楽しむことを一番に考えて行動していれば、親子関係の悩みは解決する方へと導かれて、今よりももっと素晴らしい出会いと体験が待っています。

最後に


最後までお読みくださいましてありがとうございました。

父と母の嫌なところをたくさん書いてしまいましたが、責めるつもりで書いたのではありません。

もし当時の私と同じように親と一緒にいることが苦しくて、どうすればいいかわからないという方に向けて、少しでも役に立つものがあれば嬉しいと思い、正直な気持ちと体験を書きました。


生きるのが精一杯だった子ども時代でしたが、もし私にもっと自分を貫く勇気や行動力があれば、また違った現実を引き寄せていたでしょうし、私自身も周りが見えずに自己中な発言や行動をしてしまって苦しい結果を招いたこともあるので、全てを親のせいにはしたくありません。


ただ私の経験から伝えられることは、両親の子育ては子どもの私にとって苦しく、悲しい部分も多かったということです。


話を聞かずに嫌なことを無理にさせたり、自分の好みに合っていないものは否定したり、怒って手を出したり、愚痴を聞かせたり、子どもとの時間を取らなかったりするのは苦しい教育だと感じています。


もし好き嫌いや得意不得意を受け入れてくれて、きちんと子どもの話に耳を傾けてくれて、「ありのままの自分でいいんだよ」「他の子と比べずに自分のペースでいいんだよ」と言われていたら、もっと気楽に過ごせていたと思うんです。


もし今の私が学生時代のあの頃に戻ったら、親に何を言われても何をされてもスルーして、親と一緒にいる時間を減らすためにアルバイトをしたり、自転車を使ってどこかに一人で外出したり、図書館にこもって本を読んだりして、親を説得することに労力を費やすよりも今を楽しむ方に力を注ぐと思います。


そしたらきっと自然と親も何かしら変化するか、私が離れるような状況になっていると思うんです。


ただ子どもは親から愛されたいと思ってしまうものですし、当時の私も親にどうにかしてもらうことしか頭になかったので、たとえ引き寄せの法則に出会っていたとしても理解できなかった可能性が高いです。


今考えるともう少し楽に進めたのにとも思いますが、ここまで自分自身を痛めつけたからこそ、たくさん心に向き合って、情報を収集して、行動して、引き寄せの法則や、サポートしてくださる方にも出会うことができたのだと思います。


こんなかけがえのない経験をくれた両親だからこそ、今では感謝の気持ちも持てるようになり、生んでもらっただけで育ててもらっただけで、もうそれだけでありがとうの気持ちでいっぱいです。


ちなみに、エスター・ヒックスさんの『実践 引き寄せの法則』の本には、親の過干渉に関する事例が掲載されていますので、もしご興味がありましたらご覧いただけたらと思います。


私の体験がもし親との関係で悩んでいる方の力に少しでもなれましたら、とても嬉しいです。

長文になってしまいましたが、ここまでお読みくださいましてありがとうございました!


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