★音声で人のぬくもりを伝えるーボイステック革命(緒方憲太郎)
GAFAも狙う新市場争奪戦
「画面にしばられた生活から解き放たれるかも」という出だしに、動画サイトやTVで画面にしばられっぱなしの自分は「それはないだろう」と思っていた。が、まさに「百聞は一見に如かず」で試しにVoicyを聴いてみると、久々のカルチャーショック。
手軽さもさることながら、多彩なパーソナリティが割と自由に語っていてリラックスして聴けるし、自分の趣向に合うものを選びやすく、またランダム再生もできるので今まで興味の範囲外だったものも聴けて面白い。映像がなくても違和感がなく、視覚が重要・効果的というバイアスが外れた瞬間。
そして、何よりも共感するのは、創業者の緒方憲太郎氏のVoicyに込めた理念である。「音声で情報(だけ)を伝える」のではなく、「音声で人のぬくもりを伝える」「障がい者・高齢者・孤独問題といった社会課題の解決」ということに拘っている点がVoicy独自性の軸になっていると強く感じた。
自分自身も仕事で1年前「オンライン研修でぬくもりを伝えたい」という方針を発信していたことをあらためて思い出した。と言いつつ、何をしていいかわからず、まずやったことは新入社員に向けてオンラインで紙芝居を披露するという小ネタ・小細工になってしまった(ウケたが・・・)。ともかく、もう一度その時思いを馳せた原点に立ち返ろうと考えた次第である。
マイペースな投稿を読んでいただき感謝いたします。