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★音声で人のぬくもりを伝えるーボイステック革命(緒方憲太郎)

GAFAも狙う新市場争奪戦

「画面にしばられた生活から解き放たれるかも」という出だしに、動画サイトやTVで画面にしばられっぱなしの自分は「それはないだろう」と思っていた。が、まさに「百聞は一見に如かず」で試しにVoicyを聴いてみると、久々のカルチャーショック

手軽さもさることながら、多彩なパーソナリティが割と自由に語っていてリラックスして聴けるし、自分の趣向に合うものを選びやすく、またランダム再生もできるので今まで興味の範囲外だったものも聴けて面白い。映像がなくても違和感がなく、視覚が重要・効果的というバイアスが外れた瞬間。

そして、何よりも共感するのは、創業者の緒方憲太郎氏のVoicyに込めた理念である。「音声で情報(だけ)を伝える」のではなく、「音声で人のぬくもりを伝える」「障がい者・高齢者・孤独問題といった社会課題の解決」ということに拘っている点がVoicy独自性の軸になっていると強く感じた。

自分自身も仕事で1年前「オンライン研修でぬくもりを伝えたい」という方針を発信していたことをあらためて思い出した。と言いつつ、何をしていいかわからず、まずやったことは新入社員に向けてオンラインで紙芝居を披露するという小ネタ・小細工になってしまった(ウケたが・・・)。ともかく、もう一度その時思いを馳せた原点に立ち返ろうと考えた次第である。

<以下、要約メモ>
🔹スマホ登場以来の大きな変化(革命レベル)
・GAFAも参入、音声にコミット
・ポッドキャスト、スポティファイ先陣
・画面に縛られた生活から解き放たれる
・誰も押さえていない市場
・ワイヤレスイヤホンの進化 →「ながら聴き」が可能に
・耳の可処分時間は目の3倍
🔹日本はBGM的なもの+視覚で楽しむ、が中心
・機は熟した(Zoom/PC/スマホ疲れ)
・クラブハウスブーム →ボイシーと相乗効果
・But日本の投資家はリスクをとらない
・日本語音声認識技術は参入障壁高い(参入されにくい)
🔹声は最も人のぬくもりを感じられる表現方法
・炎上しにくい
・感情を動かす
・声が資産になる世界へ
・ブランディング効果高い
🔹ワーママがボイシーに集まる
・ワーママはる/45000人フォロワー
・忙しい→「ながら聴き」ピッタリ
・忙しい人同士をつなぐメディア(低労力)
・高齢者/視覚障がい者にも有効

マイペースな投稿を読んでいただき感謝いたします。

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