中居正広のダンスな会
土曜日に何気なくテレビをつけると、中居正広のダンスな会というがやっていた。
なぬ?!これは最初から観たかった!!録画したかった!!(というか、今思えば途中からでも録画したら良かった…。)と思いながら、途中から見始めた。
少年隊や、キンプリなどジャニーズのダンスが紹介されて、しなやかさとメリハリを絶賛していた。うん、確かにかっこいいよな。。そして、もちろんレジェンドサムさんの紹介も。うん。納得。もうすぐ60歳と紹介されていて度肝を抜かれたが、あのキレキレな動きやステップが磨かれ続けてるってやっぱりすごい。
そして続いて、マイケルジャクソン!!
きたーーーーーー!!!そりゃそうや!マイケルなしにダンスは語れない。と、完全に私のテンションはぶち上がり。これから書くことは思いっきり個人的見解だが、気持ちが熱くなると、止まらないw。
誰がなんと言おうと間違いない!king of popであり、永遠の憧れ。唯一無二の存在マイケルジャクソン。もちろんマイケルジャクソン自身が影響を受けているタップダンサーやアーティストはたくさんいるが、それ以上にマイケルジャクソンに影響を受けた人達は数知れない。
あのなんとも言えない独特の体の動きや、リズムの取り方。全てにおいて痺れるかっこよさ。ダンスをやっている人なら一度は真似したことがあると思うし、今でも多くのダンサーが憧れるあの動き。
でも、どれだけ上手い人が真似しても、あのマイケルのダンスを超えることはできないというすごさが、あの人のダンスにはある。「踊ってますよ」的ではなく(いや、もちろん並外れた身体能力とダンスであることには間違いないのだが)もう自然と湧き出て、身体が勝手に動き出すあの感じ。マイケルでしか成り立たない動き。あのダンスとあのリズムとあの歌声、すべてが最強に重なる瞬間。心が熱く燃え上がる。まさにthis is it!! マイケルそのものだ。
ライブでの1分間の静寂が、観客の狂気的な歓声と気絶にかわるあの瞬間。DVDで何回みても、鳥肌がたって失神しそうになるんだから、直接、ライブで観ていた人たちが気絶するのは納得だ。この瞬間の映像でマイケルへの気持ちが爆発してしまった。熱狂して心から離れないマイケルジャクソン。これはまたDVDのループにハマってしまう!!と、一人勝手に熱くなる。
とマイケルにひたっているうちに突如としてやってきたシルヴィギエム!!(その間に何人か紹介があったけれど、いったんスルー)。うわーここでまさかのシルヴィギエム。ダンスな会よ、熱すぎる。
100年に1人のダンサーと称されたシルヴィギエム。この人の身体、いや生き方全てが芸術だ。ひとつひとつの動き、そのしなやかさ、力強さに度肝をぬかれ、声がでなくなるほどに強烈なオーラを放つシルヴィギエム。来日した時に一度だけ生で観たのは高校生のころだっただろうか?!あのダンスに、そして一つのポーズに鳥肌がたち言葉がでなかった。その記憶は今も鮮明だ。
私も昔バレエをやっていて、トウシューズたるものを履いていたが、先が硬いから、足先にパットをつけてトゥシューズを履くのが一般的。それでもかなりの力を要するから、足に豆ができたり、爪が剥がれたりするのは日常茶飯事だ。あの一見華麗に見えるトウシューズの中では、足が相当悲鳴をあげているw。
そんなトウシューズをまるで、自分の身体の一部かのように馴染ませてはけるシルヴィギエム。トウシューズではなくもはやバレエシューズのようだ。そして、それを1日一足履き潰すという練習量と強靭的な肉体美。それが出来ること自体、やはり天才なんだと思ってしまう。自分の才能を遺憾なく発揮させられる努力や継続は、それこそやろうと思ってできることではない。なるべくして、なったんだろうなとしみじみ思った瞬間。古典バレエだけではなく、コンテンポラリーでもあのみごとなまでのシルヴィギエムの踊りを、あの肉体美をもう一度生でみてみたかった。惜しまれながらの50歳での引退もまた美しい。
一瞬でそんな気持ちにさせてくれるダンサーやダンスや音楽をやっぱり好きで良かったな。
ダンスにダンサーにそして音楽に乾杯!
ありがとう!
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