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オレンジと水色の間を縫うように

朝7時25分

空がだんだんと色づき始める頃、私はそのオレンジと水色の間を縫うように走る電車に揺られていく。

いつもだったら、土日は朝の10時を過ぎたって寝ている事がほとんどだけど今日みたいな特別な土曜日は違う。

土曜日ということは同じだけど、でも今日は特別なのだ。そう、これから私は旅に出る。

私の旅の始まりはまだ空が暗い時間から始まる事が多い。藍色の空がだんだんとオレンジ色と混ざっていく。

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まだ眠そうに目を擦っている空の中に、世界が目覚める瞬間に、私は目をランランと輝かせて新しい1日にわくわくを胸を躍らせる。

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私の飛行機の特等席は翼の真横だ。まるで自分に翼が生えたみたいに自由に空に飛び出す瞬間がたまらなく大好き。

遠い遠い見たこともない世界に運んでくれる私の旅はいつだってこんな幸せな瞬間から始まる。

もちろん車でだって電車でだって、バスだって旅は自由に楽しめる。

でも飛行機は特別だ。非日常を感じさせてくれる。

私と旅との距離をもっと近くに結びつけてくれる。

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遠く海を越える時だって、高い山を越える時だって、飛行機に乗れば
たちまち日常の生活から夢見たいな世界へと私を連れ出してくれる。

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そんな事を思っていると真っ青な空が目を覚ましてたのしんで!とばかりに白くお化粧をした富士山を見せてくれる。

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富士山を見下ろしながらひとときの空の旅。


今回の旅ではどんな出会いがまっているんだろう。

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