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猫とコーヒー

私はコーヒーが好きだ。

ブラックもいいし、カフェオレやカフェラテなどのコーヒー飲料も捨てがたい。豆から挽いたのはさぞ美味しかろうと思うのだが、手間と時間とお金を天秤にかけた結果専らインスタントだ。特にスティックカフェオレにさらに砂糖を加えて甘くしたものは脳の栄養補給に最適だ。健康に悪いのは重々承知である。

ところで私は猫2匹と暮らしている。1匹はキジ白の牛柄、もう1匹は茶白のきなこもち柄だ。彼らは日がな一日うんうん唸って文章を捻りだしている私の横で、猫タワーに登って警備をしたりタンスから服を引っ張り出して遊んだりと自由気ままに生活している。したいことをして、したくないことはしない。楽しむ時は全力で楽しみ、休みたいときは全力で休む。きっと自分の気持ちの向くままに行動しているに違いない。

そんな彼らの姿勢は、コーヒーに通じるのではなかろうか。

コーヒーはいわゆる嗜好品の一種だ。だから自分が飲みたいと思ったときに飲めばいい。気の向くままに、けれど楽しむ時は全力で。それがコーヒーの美味しい飲み方の一つなのではないかと思う。

そんなことを書きながら、私は本日2杯目のコーヒーを口にする。

全力で、けれど飲むのはほどほどに。


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