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苦しみの根本を取り除く その8 自己肯定感

自己肯定感を高めよう!セルフイメージを高めよう!という風潮がありますが、「高い」という概念があるという事は「低い」に流れてしまう可能性が残っているという事です。
さあ、本当に自己肯定感やセルフイメージを高める必要があるのでしょうか?

前回の記事はこちらから👇


自己肯定感という呪い

私もいわゆる自己肯定感が低い人種でした。
自己否定が止まらない。
むしろ趣味は自分責めです!といったレベルで😂

そんな人種にとって、「自己肯定感が低いと幸福になれません😤」といった風潮は、さらに自己否定を深める燃料でしかありませんでした。
具体的にどうするの?と聞いても「最高の自分をイメージしましょう」とか「すでに理想の自分になったつもりで行動しましょう」とか、そんな返答ばかり。

とはいえ素直にやってみます。藁をも掴む思いですから。
例えば「理想の自分は常に前向き!嫌なことがあっても良い部分を見つけるぞ!」なんて決心して鼻息荒く決心します。
電車が遅れても、帰りが終電になってもその現象から良いところを探そうと頑張ります。なんとか一日乗り切った!さあ眠ろう。
布団に入ると頭の中では「4時間しか眠れない」とか「資料間に合うかな」とか、そんなことを勝手に考え始めます。それに気付くたび、良いところを探そうと頑張るうちに眠れなくなって、そうすると眠れない事に焦り始めて、また否定的な思考がうまれて……と無限ループ。つかれる。
自己否定マンを甘く見るな😇
こういった体験が重なって、自己肯定感が低い自分はダメ人間だという観念が強固になっていきます。
はたして、自己肯定感という概念は必要なのでしょうか?

概念を放棄する

元も子もない事を言いますが、自己肯定感という概念は誰かが作ったお仕着せの物です。
高い、低いという概念が付与される以上、そこには比較が存在します。
比較があるという事は根本的な解決は難しいでしょう。
何度も記事にしていますが、苦悩の根本は比較と評価判断から生まれます。
なので、思い切って自己肯定感とやらを捨ててしまってもいいのかもしれません。
自己肯定感という概念が無ければ、高いとか低いとかどうでも良くなっていきます。私は私。以上😤

比べない自分に

見出しの通りです。
とにかく比較しない自分を作る事で自己肯定感をはじめ、あらゆる評価判断から解放されます。
自己肯定感を高める努力から自己肯定感から解放される自分に変容するイメージですね。

私の場合、頭の独り言を止めるところから始めました。
自分で自分を傷つける思考。これ、脳が勝手にやってます。
自分を傷つける思考が止むということは、自分を下げるような思考が無くなるという事。
そうすると普段の言動も変わってきます。
人に褒められたとき、素直に受け止められるようになるし、否定されても「ふーん」って感じ😂
自己肯定感を下げる思考を行わなくなります。
奢ることも無く、人を下げることも無い。
だって、私は私だから。

あらゆる概念から解放されればされるほど、身軽に自由になれる気がします。私は私。そう感じられるようになるだけで、圧倒的に生きるのが楽になっていきます。
そのためにも、頭の独り言を静かにしてみませんか?
いつでも誰でも良い気分で生きていく可能性は開かれています。


次回でこのシリーズを終わります。
具体的な方法を記事にしますので、是非参考にしてください。
それまで待てないよ!って方は👇の記事に一部載せています。
お時間ある時に読んでみて下さいね。


今回はここまで。最後までお読み頂き有難うございました。

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