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パニックだった私がどう回復していったか

パニック症状

仕事を辞める前、血尿があったり血液検査で異常値があったり、過呼吸があったりしました。
どんどん身体が冷たくなって手足が動かなくなるのに、汗が吹き出してくる。
耐えられない腹痛で思わず叫ぶ。
息がうまくできなくてこのまま死ぬんじゃないかと思う位の気の動転。
診断は受けてはいないのですが、パニック症状と合致します。

こういうことが2~3ヶ月に1度起きて、いつこれが起きるかと不安な状態が続いていました。

心の問題だろうということは自分で思い当たっていたので、それまで通っていたカウンセリングをオンラインで受けていましたが、カウンセリングか、家でじっとしているかの日々。
身体を動かそうにも動けないし、何もしていないのに身体が疲れている。
毎朝、なんとも言えない恐怖とか焦りを感じながら布団の中で体を硬くして、やっと起きる。

そんな毎日でした。

心に目を向けないと治っていかない。


それ感じたのでカウンセリングの時間以外でも、ひとりでできる感情のワークをしたりして。
絡まってぐちゃぐちゃになった糸をほぐしていくような、そんなことをしていたら少しづつ分かってきました。
私は普段から緊張が強かった。
これ、自分では当たり前のように思っていたので客観的に考えていなかったのです。
ストレス状態になる前から、どうやら緊張していて、リラックスできていなかったんですね。


カウンセリングで分かったのは


・通常時から緊張感が強く身体に力が入ることが多かった。
・常にがんばっていないといけないという思考が強かった。
 (当時は、がんばっていないと存在する意味がない→でも身体や頭を動かせない→更に存在する意味がない・・・という負のスパイラル)

この心の動きや思考に気がつきました。
ただ、頭では分かっても、それを治せなかったのです。
どうしてその思考になっているのか、どうして緊張があるのか 
をひとつひとつ紐解いて、消化していく作業がカウンセリングでした。

カウンセリングがなかったら

社会復帰して、昨年の年末から今まで、結構大変な時期でした。
カウンセリング前だったら、たぶん疲労とストレスで倒れていたと思います。
以前の私だったら、頭で分析することができずに、怒りや緊張でパニックになっていてもおかしくなかった。
まだ完全とは言えないけど、仕事で忙しくても体を休められるようになったこと、自分を許せるようになってきたことは少し成長できたかなと思います。

常にがんばらないといけない・休むことに罪悪感がある人は、自分にリラックスする許可を出すのは難しいです。
ただ、本当にそれで心と身体が心地よいのかを少し考えてみてほしいなと思います。(※パニック症状のあるひとに全て当てはまるというわけではないと思います。あくまで私の場合でした。)


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