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『技能実習生の教育を変えたい!』日本語教師、小椋唯さんの改革と想い

こんにちは。

今、私はスリランカにいて、
「日本に行って働きたい!」
と、LifeChangeを日本に賭けているスリランカの人たちに毎日会っています。

そして、日常生活では、彼らとの文化の違いを毎日目の当たりにしてびっくりすることの連続です。

「え?!」と思うことも
「これ、いい文化だな〜」と思うことも

・時間を守らない。来ると言ってこない。
・約束を守らない。連絡すると言って、電話にも出ない。

ことには、「え?!」と思うし、

・突発的な出来事に対しての対応力がある=サバイバルな生きる力がたくましい!
・生活レベルのことは特に、困っていると必ず周りの人が助けてくれる

ことには、「素晴らしいな〜」と思うこともあります。

いずれにしても、一言

「こんなに文化や考え方が違う彼らが、日本で生活する、そして、日本で仕事をする、、、。これ、可能?!」

と思う気持ちが正直なところです。

そんな思いで、Officeに来る彼らを見ると、日本にいた時には見えなかった

「不安」が襲ってきます。

そして

「誰かちゃんと教えないと、日本のこと。ネットで見るとかだけじゃなく、ある一定のところまで教育しないと、彼ら本当に大変!きっと生活でも職場でも理解されなくて、苦しんで、帰国したいと思って、辛いと思うようになることが目に見えてる、、、。」

という想いの結果に至ります。

そして、

「日本で人生をかけて「働きたい」と思っている外国人に、日本で生活すること、日本で仕事すること、日本人の考え方、知識や方法、そしてもちろん日本語Communicationを教える人って必要だよな、、、。でも、それって日本語教師???いや、違う、、、違うし、足りない、、、。」

と思うのが正直なところです。

そしてそして、

「今ある既存の職業や、今まであったサービスでは足りない=彼らにぴったりあったサービスやそれを教えられる人を育てる、というところが根本的に彼らの「ギャップ」を埋めることに繋がっている、と考えると、、、。」

ということで、実は、小椋唯さんは、いち早くそのことに気づき、

「実習生の問題解決に根本的に必要となるのは、「彼らに必要な知識と方法と日本語」を教えられる人。それは、日本語教師じゃなくて、「働く人に教えられる日本語教師」が必要です。だから、講座を作りたい、作らないと、実習生達の問題が解決できない。私は、それを解決したい!。」

と、働く人=実習生、という相談と企画を持って来てくれました。

その時は、頭でどう考えても

「確かにそうだね!」

と思えたので、教材、講座作りの「日本語部分」を担当し、唯さんと一緒に講座を作り上げました。

今既に数名の修了生がおり、現場でこの教材を使って教えています。

非常に手応えを感じている、というご感想もいただいています。

そして私は、というと、少し後付けにはなりましたが、今、身をもって自分が

「日本で働きたい」という彼らの国にいて、唯さんが数年前に気づいていた「必要性」を、今、ひしひしと、心の底から感じています。

外国人人材の雇用が増える中で、また、日本も彼らの労力が必要であるという現実の中で、

「問題解決ができる人」
「問題を事前に知り、予防ができる人」
「コミュニケーションの問題を解決できる人」

に、まずは私がならなきゃ、と、実感しています。

それと同時に、

「働く外国人の問題解決ができる日本語教師」を増やすことが早急に必要だと感じています。

そして完成した教材と講座は
「技能実習生のための」ではありますが、「特定技能生」にも、その他、「日本と生活習慣、考え方が違う国から、日本で「働く」ということを求めて来日する人なら誰でも!」

等しく使っていただけます。

こんな、「日本で働く外国人の日常生活と社会生活を、縁の下から支えたい」

と思っていらっしゃる方、彼らに必要な
「知識」「方法」「コミュニケーション」
を、一緒に身につけませんか?

一緒に、彼らを支えませんか?

そんなスタートからの想いと講座のことを、小椋唯さんがまとめていますので、こちらの記事で、よりしっかりと想いと内容と必要性が伝わるのではと思います。

是非、「日本で働く外国人」のための「改革」を一緒に歩んで下さい!



Chihomi@働く外国人サポーター

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