2021年10月16日(土) 子供きらい

 親子三人で電車に乗り込み、大声でアルプス一万尺に興じた後、窓に頭ぶつけたと言って泣き始める女の子。
 うるせぇなと思いました。

 わたしは子供が嫌いです。
 自分勝手で、言葉が通じなくて、こちらに迷惑がかかる行動を容赦なくしてくる、それでも「子供だから」の一言で許されてしまう子供という存在が嫌いです。
 わたしのような存在もいるので、お子さんがいる方は子供だからと言って大目に見てくれる人ばかりではないことを心に留めておいてくれると嬉しいです。

 「子供たちのために」「未来を創る子供のために」「一番可愛そうなのは子供達だ」みたいな言葉もあまり好きではありません。
 子供が好きではないので、子供を無条件に優先することに抵抗があります。
 大人げないですか?


 わたしが子供が嫌いなのは、子供が許されているように見えるからです。そして自分自身が許されていないと感じるからです。
 思えば自分の幼少期、人の目を気にすることなく心から安心出来た時間、要は子供でいられた時間が随分早く終わってしまったように思います。

 わたしにもちゃんと子供でいられた時間があれば、子供を許せるようになれたのでしょうか。


 あの子供には無条件に与えられているように見える安心感を今でも探しています。

ここまで読んでくれたあなたがだいすき!