経営者がおさえる「健康」を支える3要素とは

こんにちは
『健康を企業文化に』を理念に健康経営アドバイザーの
健康マネジメントスクール
水野雅浩です。

健康経営が注目を浴びている背景を説明してきました。人口動態、治療から予防へという国の指針、投資家の投資基準が経営者や従業員の健康マネジメントが出来ているか否か、など、待ったなしの状況がわかったのではないでしょうか。同時に、経営者がトップダウンの経営戦略として実行しなくてはならいことなど、ご理解頂けたと思います。

その上で、経営者は、最低限の健康の基礎知識を身に着けておくことが必要です。これは、健康経営を推し進める上でも、役立つでしょうし、海外のビジネスパーソンと話す際も役立つはずです(海外のビジネスパーソンとの会話で一番盛り上がるのは、健康の話題ですから!)。

さて、私達が当たり前に使っている「健康」というという言葉ですが、「そもそも、健康とは?」答えることができるでしょうか。

私が経営者を対象に、健康経営の講師をする際に、セミナーの冒頭で質問をします。正答率は、1%未満です。この現状こそが、日本が健康を後回しにして働いてきた象徴なのかもしれません。

世界保健機構のWHOでは、次のように定義しています。「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」。

意訳するのであれば、「①ココロ ②カラダ ③キズナがよい状態であること」と言えます。

ポイントは、キズナという点。人は孤独な状態ではなく、コミュニティに所属している、つながりがある、という安心感が健康状態の大きな要素になっていることが様々な研究の結果わかってきたのです。

御社の社員にアンケートを取ったときに、「あなたの今の健康状態は何点ですか?」という聞き方をするのか?「ココロ、カラダ、キズナの状態は、それぞれ何点ですか?」と聞くことで、ココロとカラダは問題ないが、仲間とのキズナが低いなど、思わぬ発見があるかもしれません。

次の記事から、経営者が身につけるヘルスリテラシーについて一つ一つ解説していきます。

健康マネジメントスクール
水野雅浩


■プロフィール
健康マネジメントスクール 代表 水野雅浩 専門:健康マネジメント/健康経営 新卒から介護・医療サービスの事業のベンチャー企業の立ち上げに参画。最年少で支社長になり、2回の上場を経験。しかし、その過程で、胃潰瘍になり、メンタルや体調不良で退職する部下を見て、健康を犠牲にして来たことに疑問と後悔を持つ。その後、香港での勤務時代に、従業員の健康に投資をすることでパフォーマンスを上げる健康経営に出会い衝撃を受ける。帰国後、健康を後回しにする日本の風潮を変えるため『健康を企業文化に』をミッションに、社員の健康マネジメント/経営陣の健康経営をテーマに企業・行政・大学を中心に講師を務める。著書6冊。デビュー作『グローバルで勝つ!太らない疲れない7つの習慣』はアマゾンランキング1位。

■著書
『グローバルで勝つ!太らない疲れない7つの習慣』 『グローバルで勝つ!太らない疲れない21の習慣』(アスカビジネス) 『稼げる男 稼げない男の健康マネジメント』(飛鳥新社) 『最強のサプリメント戦略』(アイディア企画) 『睡眠力』(アイディア企画) 『親子で作る健康習慣 本番力で受験に勝つ』(学事出版)

■講演実績
富士通株式会社、東レ株式会社、株式会社麻生グループ、株式会社中外製薬、三菱商事株式会社、JR西日本グループ、株式会社大日本印刷、北日本銀行、Huawei Technologies Co., Ltd.大塚製薬株式会社、ネスレ日本株式会社、鳥取銀行、日本海新聞社、岩手日日新聞社、京都ホテルオークラ、とりねつ株式会社、ソルネット経営コンサルティング、税理士法人中央総合会計事務所、北斗工業エンジニアリング、一般社団法人日本パーソナルブランド協会、株式会社ホーマス・キリンヤなど 【労働組合】全トヨタ労働組合連合会(119社)、豊田自動織機労働組合 【行政】鳥取県、宮崎県、福岡県、岩手県など 【大学】台湾大学 【塾】公文など多数保有資格

■保有資格
健康経営アドバイザー(認定番号3000092)東京商工会議所 健康マスター検定エキスパート・認定講師 一般社団法人 日本健康生活推進協会 日本成人予防協会一級健康管理指導員(認定番号H35366) 米国NLPコーチング研究所 NLPプロフェッショナルコーチ

■ホームページ
https://healthylifepj.com/
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