見出し画像

私の低血糖ヒストリー

私が自分の体の不調について最初に気がついた症状は、
『貧血かもしれない』でした。

留学時代からぐったりするような疲れが来ることがありました。
中学生の頃から健康診断で貧血と指摘されることもありましたので、
それかなと。

ただ、食事も摂っているし、思い当たる原因が思いつかなかったので
そのままにしていましたが、度々その後の人生においてこの
『ぐったりする疲れ』の起きる頻度が増えて行きました。
でも、どうしたら治るのかも分からないので
そのまま放っておくしかできなかった。


働くようになってもこの疲れは時々自分を襲うようになりました。
仕事後、電車に乗ると気づいたら寝てる。
睡眠不足でもないのに、眠たかったわけでもないのに、
気づいたら寝ている。

どんどんこういう時間が増えて行きました。
友達と話しているのに突然後ろに倒れそうになるくらい意識が遠のいていったり。
自分でコントロールができなくなっていった眠気。
実はもっともっと前から気付かないうちに起こっていたこの眠気。

実は眠気ではなくて『失神』でした。。


分子栄養学に出会い、講義の場で出会った女性が
私と全く同じような症状を語り出しビックリ!!

そして、貧血ではなく低血糖によってエネルギー不足になり、失神を起こしていたのだと、やっと理解できました。
だいぶ重症。。

日本の電車で眠りこけていて終着まで行ってしまいそうな人たちををよく見ますが、きっとあの人たちも低血糖!!
低血糖が起きているということは、高血糖も起きている可能性が高いです。
血糖コントロールが難しくなっているのです。

食後に血糖値がガッと上がり、そして下がる。ここで強い眠気がくる。
(低GI値の糖質を取ると良いです)

食事と次の食事の間が空いてしまうと、エネルギー切れになって体は省エネモードに入るので、また眠くなる。

それでも体は動く必要があるので、脂肪や体のタンパク質を切り崩して
エネルギーを作るしかない。
そのエネルギーを作り出す力も振り絞っているので、体は余計に疲れやすくなります。

低血糖が常時起こっている人はそれに慣れてしまっているので、あまり疲れている、という体感がありませんので重症化しやすいです。

そして長期にわたる低血糖により、様々な病気を発症するようになります。
次回に続く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?