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夏休みの終わりに感じるブルーな気分を、前向きに受け止めたい

9日間連続の夏休みも終わりに近づく中、どことなく自分のブルーさを感じています。他の社会人の皆さんはどうなのかな。
今日は長期休みの終わりを控えた「ブルーさ」に向き合いたいと思って、この記事を書いています。

ブルーな気分の正体は?

ブルーさの中身は人それぞれと思うけれど、今の私の中では「憂鬱さ」「焦り」という言葉がしっくりきそうです。
「夏休みが終わって、仕事メインの日々が始まる。なんとかしないと」というような感じ。気持ちだけが先走り、転職なんて考えていなかったのに急に転職サイトを覗いたり、逆に目の前のやるべきことにやる気がなくなってしまったり。なぜなんだろう?

この長い夏休みを振り返ると、自分にとって心地よい時間を過ごしてきました。一緒にいて心地よい人と、心地よく過ごす時間。
「木々の中を歩きたい」と思い立って、その次の日に山へ行く。
家で過ごす日のお昼、夫と「ラーメンが食べたいね」という話になって家でラーメンを作って一緒に食べる。
やりたい目標に向かって、好きなだけ勉強をする。

自分のその時その時の心に素直になって時間を過ごすことが続いたからこそ、会社員としてタイムスケジュール通りに会社第一で動かなくてはならないあの日々に戻ることへ心が抵抗しており、ブルーな気分になっているのだと思いました。

休みの日だけ「心地よく過ごす」は虚しい?

かといって休み明けに急に会社を辞めるつもりもないので、この心のブルーさをなんとか前向きに捉えられないかな、と思い、ふと思い出したのが2020年の夏休み最終日のこと。

初めてコロナ禍で迎えた夏休み。家に籠る時間が長かったため「自分が心地よく過ごせるように暮らしを整えること」の大切さに気づきました。社会人になってから残業が続き、家と会社を往復してコンビニご飯を食べる日々が続いてきた中で、自分で料理をすることの楽しさ、早起きして散歩をし汗を流すことの気持ちよさ、家族と時間を過ごしコミュニケーションをとることのあたたかさを知りました。

でもそんな夏休みの最終日、私の中に浮かんだ感情は「虚しさ」でした。
「休みの間、暮らしを整えて心地よく過ごすことの素晴らしさを知ったけど、また仕事が始まったら、結局元通り。休みの間、心地よく過ごしても、そんなの虚しいだけ」。
すごく落ち込み、家族にも慰めてもらったのを覚えてます。

長期休みを経て、より自分らしくなった自分

今この思い出を振り返ると。「虚しい」と感じたのは、仕事が始まったら、休み前と同じく仕事に全振りする自分を無意識に想定していたからだろうなあと思います。

でも、長期休みが終わっても、休みの間「これが好きだな」「これをすると心地いいな」と感じていた自分自身は確かで、そう感じたというその事実は消えない。
休み明けの自分は、休み前と全く同じ自分に戻るのではなく、自分の好きなことにより多く気づいた「より自分らしい自分」になっている
であれば、休みが終わった日常の中でも、隙間を見つけて、できるだけ自分が心地よいと思える時間を増やしていったら良いのではないか。
だから、休みの間の心地よく過ごした思い出は、虚しくなんかない。今はそう思います。

今回の夏休みで私が気づいたこと

今回の休みで私が気づいたことを、忘れないように書き出してみます。長期休みが終わっても、大切にしたい。

  • たまに遠出すると楽しい(自分はインドアタイプだと思っていたけど、海やら森やら、いざ出掛けてみると楽しかった)

  • 普段作らない料理を作ってみると楽しい(野菜寿司、ラーメン、コーラシロップなど)

  • 夫と一緒に食べるご飯は美味しい(大切な人と一緒にご飯を食べるとやっぱり美味しい)

  • ニコッとすると、自分も相手も笑顔になって、心地よく過ごせる(笑顔の方が気分も楽しくなる!)

  • 自分の夢を再確認(やっぱりヘルスコーチになりたい)

日常が始まっても、自分の心も大切に

自分の気持ちに素直になる時間があったからこそ、日常に戻るとそれらを手放してしまうんじゃないかと「憂鬱」になり、日常を変えなければと「焦り」を感じる。つまり、ブルーな気持ちの正体は、「休みの間、心地よく感じる時間をたくさん過ごせた」「日常が始まってもそれらを手放さず、これからも大切にしたい」という私の心の声

まずは、この夏休み、心地よく楽しいいろんな瞬間があったことに感謝。
思い出の瞬間たちを心の中で抱きしめて、週明けから始まる日常の中、忙しい中でも穏やかに、自分の心に素直に生きていこう、と思います。

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