見出し画像

【知らないと損】脳のコントロール機能を破壊する食べ物【結論: ジャンクフード】


「脳の制御が効かなくなる食べ物ってなんだろう…?」

こういったお悩みを解決します。


これは2年前の僕の悩み、というか疑問です。


◇◆ 本記事の内容
✔️ ジャンクフードで脳が死ぬ
✔️ 脳の制御が効かなくなる理由
✔️ 具体的なアクションプラン

◇◆ 本記事の執筆者
✔️ 名前: YuuKi (@xrvatox)
✔️ 大学中退して飲食業 (11.2014) → 退職 (12.2019)
✔️ プチ断食スタート (5.2018) 継続中
✔️ 5ヶ月のダイエットで86kg → 63.5kg (10.2018)


今回のテーマは「脳のコントロール機能を破壊する食べ物」です。


知らず知らずのうちに欲に支配されることなく、自分の行動は脳によってコントロールしていきます。




それではさっそく見ていきましょう。


「脳の制御が効かなくなる食べ物ってなんだろう…?」

画像1


見出しの、

「脳の制御が効かなくなる食べ物ってなんだろう…?」

と疑問を感じたのは、しっかりと脳や生活をコントロールできてからのことでした。



プチ断食を始めて半年くらい経った頃ですね。



健康を意識すると、健康食 (未加工の食材を使った料理) は増えるけど「あるモノ」が減っていきます。

結論をいうと、それはジャンクフードでした。
今回は、そんなジャンクフードに焦点を当てていきます。


ジャンクフードで脳が死にます

画像2


お菓子やファストフードが身体に悪いのは言うまでもないことです。


スイーツ作りが好きな僕は、市販のモノは極力食べないようにしています。




2020年の研究だと、

「健康的な食事からジャンクフードに切り替えると1週間で脳が死ぬ!」

という結論になっております。




これはオーストラリアのマッコーリー大学の実験で、20歳から23歳の学生110人を対象にしたもの。


普段は野菜やフルーツが多い (ビタミンやミネラルの摂取量が多い) 健康的な食事をしている人たちを選んだようです。




実験では全体を2つのグループに分けまして、

A. ジャンクフードの食事を続ける
B. いつもの食事を続ける

という感じで1週間の経過をチェックしたんだそうな。




この実験で採用された「ジャンクフード」は、

✔️ トーストサンド
✔️ ミルクセーキ
✔️ ベルギーワッフル
✔️ 人気ファストフードチェーンのデザート

といった内容になってます。


基本的にはビタミンやミネラルがほぼゼロで、飽和脂肪と砂糖が大量に入っており、いかにも気が滅入りそうな感じです。

食べてるときはめっちゃテンション上がるんですけどね。 



でもって、定期的に脳機能のテストをしつつ、学生たちにどんな違いが確認されたかと言いますと、

ジャンクフードの量を増やしたグループは、たとえ「もう満腹だ!」と感じている時だろうが、ついスナックやチョコレートに手が出がち。
ついでに、ジャンクフードの量が増えるほどに記憶力テストでも悪い結果が出た。

だったそうで、たった1週間で記憶力にダメージがあるというのはちょっとびっくりです。



研究チーム曰く、

たとえばケーキやチョコレート、ポテトチップスを見ると、私たちの脳にはジャンクフードの美味さの記憶があふれ出す。
通常はお腹がいっぱいになると脳内の海馬というエリアがジャンクフードの記憶を抑制し、食欲を減退させてくれる。
しかし、1週間ほどジャンクフードを食べ続けた被験者は、海馬に機能障害が発生し、満腹時でもジャンクフードを食べたいという欲求を抑えることができなくなってしまう。
ジャンクフードは自制心を損なうことで、欲望を増大させるのだ。

とのこと。



海馬といえば記憶と学習に重要な役割を果たしているエリアです。


ジャンクフードを食べているとこの機能にダメージが発生して食欲の暴走につながってしまうようです。

記憶と学習の機能が損なわれたせいで、食欲がコントロールできなくなる
というのは、人間の脳って単純で面白いですね。



もっとも、「ジャンクフードが海馬に良くない」という話は太古より言い伝えがありまして、過去の研究でも「飽和脂肪と砂糖の量が多い西洋式の食事を与えられたマウスは、記憶力と学習能力に障害が現れた!」なんて結果が出てたりしています。



脳のコントロール機能が損なわれる現象はヒトにも当てはまる可能性はありそうですね。



さらに研究チーム曰く、

今回の実験は、ジャンクフードが海馬を破壊し記憶力が損なわれた結果、さらに多くのジャンクフードを食べたくなる可能性を示している。
記憶テストの結果から判断すると、海馬の機能が低下した人ほど満腹でも食欲が増加していた。
さらに言えば、この実験は過去の研究と同じように短期間だけ飽和脂肪と砂糖が多い食事を増やしただけでも、認知の障害を引き起こすことを示唆している。

ジャンクフードって怖いですね。

受験生に「勝つ」とかけてカツを食べさせてる家庭とか、まだ存在していそうで怖いです。



この研究では実験が終わってから3週間後に再び記憶テストをやってみたところ、被験者の海馬は正常なレベルに復帰していたそうな。


ですので、1週間ほどジャンクフードを続けたぐらいなら復帰できる可能性は高そうではあります。



果たしてジャンクフードをどれぐらい食べたら脳に永続的なダメージがあるのかは不明なので、とりあえずは気をつけておきたいところ。


さすがに自己実験はやりたくないですね…


ジャンクフードって、具体的には?

画像3


ここで気になってくるのが具体的なジャンクフード。



脳のコントロール機能を破壊する原因としては「マーガリンやショートニングといったトランス脂肪酸」が挙げられます。

成分表には「植物油脂」とも書かれていますね。


参考までに、現代の植物油の搾油方法を。

有機溶剤を使用して油を溶かし出し、高温で熱することで溶剤を蒸発。

残った油を菜種油やサラダ油などとして販売するのが一般的。

油は加熱され、空気や光にさらされることで酸化してしまいます。

そんな粗悪な油をさらに加工して作り出されたのがトランス脂肪酸です。

写真のドレッシングは、実際に我が家にある和風ドレッシングと胡麻ドレッシングです。

009_スクリーンショット 2020-11-16 20.55.49

どちらもめっちゃ美味しいです。

食品成分表を見てみると、「食用植物油脂 (国内製造) 」と書かれています。


知ってる人も多いかと思いますが、原材料名は含有量が多い順に記載されています。


「食用植物油脂」もとい植物油脂はジャンクの源です。


つまり、アウトです…

上記の通り、「植物油脂」はジャンクフードの素です。
これをサラダにかけることによってビタミンやミネラル豊富なサラダが「ジャンクフード化」してしまうわけですね。


身体には良いけど、脳には悪い…恐ろしい…


脳の制御が効かなくなる食べ物についてのアクションプラン

画像5

というわけで、今回の具体的なアクションプランです。

◇◆ 植物油脂 / 加工デンプンを徹底的に避ける

食品成分表を見ること。

植物油脂もしくは加工デンプンと記載があったら買うのをやめること。

(マーガリンやショートニングも同様です)

余談ですが、ひじき煮が食べたくなってスーパーの惣菜コーナーで買おうとしたことがあります。


「健康食だから、大丈夫だろう!」と。


何気なしにパッと食品成分表を見たら「植物油脂」と書いてあったので食べるのを断念したことがあります…


まぁ、ここまで神経質にならなくてもいい気はしますが。


今回は以上です。

ご清覧ありがとうございました。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?