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最近デザイナーについて思ったこと。

(2014年6月3日 0時47分 ShortNoteからの転載記事)

デザイナーって発想力や世界観をデザインで具現化できるクリエイティブデザイナー(グラフィックデザイナー含め)と緻密な作業によって依頼された感覚を仕様通りに具現化するオペレーションデザイナー(UIデザイナー等)と二手に大きく分かれるんだけどそれをまとめてデザイナーとして認識している人が多いような気がする。また、デザイナーとイラストレーターを混同する人もいるがこれもまた違う。

これは大いに間違っている。

まあ、どちらがむいているかを見極められるのはアートディレクターになれるような経験豊富な人しか判別できないと思うけど。

アートディレクターと呼ばれる人の下でオリジナルの要素をデザインで提案できる人はクリエイティブデザイナー向き出し、依頼されたものに対して忠実に対応できる人はオペレーションデザイナー向き。イラストレーター上がりのデザイナーはクリエイティブデザイナー向きではあるがオペレーションデザイナーには向いていない。

両方できる人もいるけど必ず向いている方向はあると思う。そして、両方できる人でないとアートディレクターは務まらないし、アートディレクターは統合された世界観を要約して緻密に設計された世界観をプレゼンできる能力がないと不可能。

評価されるのはクリエイティブデザイナーが多いがオペレーションデザイナーがいないと実は作業効率は格段に落ちる。本来同列で評価されるべきだがそうならないのは母数的にまともなクリエイティブデザイナーをみつけることが難しいからだ。

また、アートディレクターといってもゲームなどでヒットさせる世界観を持つにはトリッキーな広告的な手法のみでは実際ヒットせず、大きな利益を出すことは不可能で、映画と同じようなストーリーをデザインから構築できるシナリオライター的な能力も同時に持ち合わせなければならない。

※まとめ

デザイナーといっても決して一括りでは扱えないので取り扱いはくれぐれもご注意ください 笑

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