シェア
ヘッドホン
2023年3月1日 19:51
柄谷行人の著作を取り上げていく記事を書くのは,だいぶ久しぶりになってしまったきらいがある。そして,この記事以来の記事となってしまう。けれども,書いていくことにする。取り上げる著作は,柄谷行人『力と交換様式』(岩波書店,2022年)である。(柄谷行人は1941年生まれであると,『力と交換様式』には書いてあった。年齢で言えば81歳で書いた作品ということになる。この記事の執筆者であるところの私から見れ
2020年9月4日 23:41
今回は『哲学の起源』(岩波書店, 2012年)について簡単に紹介していきたいと思う. まず否定されるべきことは, これは, 哲学史の解説でも, 哲学の解説でもないと言うことだ. また, この作品は, デモクラシーを相対化するための作品であることを, 予め知っておくと良いだろう. 1 目次の紹介この本の目次は以下の通りである.はじめに序論 1 普遍宗教 2 倫理的預言者 3