【デート本】【マインド】手を引くように、とにかく先に、先に行動しよう。そうしたら精神的に優位に立てる。たとえ相手が恋愛対象ではなくても。(7/○○)

テクニックに関するTipsを三度続けた。
・普段言えない悪口を楽しく笑いながら言える空気感を作ってあげよう。
・ゆっくりと、はっきりと、落ち着いた声で語りかけよう。
・目と目が合ったら、向こうが目を逸らすか笑うまでにっこりと見つめよう。こちらからは逸らさない。
である。
これら3つのTipsについては、末尾から飛べるようにしておく。まずは本Tipsを読み進めてくれ。

学習者であるキミ達にとって、一回のデートでテクニックを三個も実践するのは難しい。座学で記事を読んだだけで全て実践することは、超一流アスリートにも容易なことではない。
とりわけ本書で執筆しているTips群は、日本語で一般公開向けに言語化されたことのないものたちばかりだ。どこかで聞いたことのあるような話、どこかで読んだことのあるような文章であれば容易く実践できるかもしれないが、読者であるキミ達はもちろん、これまでモテてきた男にとっても真新しい内容が多い。

そもそも論だが、ほとんどの学習者は習ったことをそのまま実践できない。
ほとんどの場合、分かってもいないのに「分かりました」と言う。
そしてその「分かりました」が本心だったとしても、極めて感銘を受けたとしても、次の日には忘れているものだ。
もしもあらゆる人間が教わったことをその通りに実践する世の中であれば、偏差値社会は存在しないだろう。あらゆる能力の差は誤差となり、聴力のように定量化の対象から外れる。

・最後まで仲間を信じる熱い友情
・自らを犠牲に周囲の命を繋ぐ美徳
・死に物狂いの努力で人間的な成熟を獲得する成長譚
我々はこういったドラマで感動することが大好きだ。
感動している最中、己自身もそういった「徳の高い」人間であろうと決意する人も多いだろう。同居人相手にその夜だけ無駄に優しくなり、無駄に近所のフィットネスジムを契約する。
そして残念ながら99%の人間は翌日には元通りとなる。すなわち平気で隣人の悪口を言い、自分が人より損をすることを嫌悪し、自らの枠をはみ出た努力の一切を否定するのだ。

何かをきっかけに変われる人間というのは、ほんの一握りしかいない。
そしてその「ほんの一握り」の人間は、この本を読まずともいずれモテるようになる。
その意味で、本書は存在意義を持たないのである。

本書を頑張って読んでいるキミ達はどうであろうか?

 STEP①  本書をTips単位で素直に読む
 STEP②  本書を読んで、部分的にデートの実践に活かしてみる
 STEP②  本書全てのTipsを購読する
 STEP④  彼女ができる
 STEP⑤  デートへのアプローチが抜本的に変わり、女性からモテるようになる
 STEP⑥  異性関係以外においても、人生が良い方向に変わる

読者が辿るべき6ステップ

本書のメインターゲットとなっているキミ達は、ほとんど※ 全員がSTEP⑤を目指しているはずだ。それは疑いようがない。
※ターゲット外だが読み物として楽しんでいる読者もいるだろう。

そして、STEP⑤を目指している非モテのキミ達の中で、第一関門突破、すなわちSTEP②へと進める非モテ男は30%にも満たないだろう。
学習系コンテンツとはそういうものだ。
非モテの非モテたる所以は、自分を変えられない怠惰、そしてプライドの高さからくるものでもあるからだ。
顔?そんなものは卑屈さからくる言い訳でしかない。
名将野村克也氏は言った。

勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。

野村克也氏

今彼女がいる男は偶然彼女ができているかもしれないが、今キミに彼女がいないのは決して偶然なんかではないんだ。
偶然彼女ができることを期待しても、彼女はやってこない。

敢えて厳しいことを書いた。
安心してくれ、キミ達非モテがモテるようになる上で、根幹にある人間性までは変える必要はない。
何を隠そう、私も非モテである。
女の子を対面でデートに誘うことはできずLINEを使いたくなるし、LINEの返信が来るのをドキドキ待っていた。付き合う前の女の子と電話をするのも難しい。
そして三十路を過ぎ、左手薬指に指輪をつけた今もなお、本質的には非モテだと思っている。その意味では、私も人間性は変わっていない。
しかし一度覚悟を決めてデートに臨む際には、スイッチを入れて別人と化す。
要は、初対面から付き合うまでの数回だけ、仮面を被ればいいのだ。

私が多少なりともモテるようになったのは、友人達からのアドバイスによるところが大きい。その意味では、本書は彼らによるところも多分にある。
私もまた、キミ達の良き支援者となりたい。

しかし、アドバイスだけでは、人はモテるようにならない。
私が本書を執筆できるほどにまで、デートを成功へと導くメカニズムを言語化できるようになったのは、本書で書いているようなTipsを永遠と実践し、失敗したらまた新しいTipsを考え実践してきたからである。
何度も磨き、何人もの本命相手に実践してフラれてきた結果として、最後に残ったものだけをTipsとしてまとめている。
※本命と付き合うための女性運用戦略についても後述する予定だ。

その意味でキミ達は非常に幸せだ。
本命相手に頓珍漢なTipsを実践しなくてよいのだから。

そして勘違いしないでほしい。
もしもキミ達が自己流のアプローチで本命を落とせるのであれば、とっくに昔の本命と付き合ってモテているはずだ。
本書で頑張ると決めた以上、私に預けてほしい。
100人近い女性とデートを積んだ上で非モテが導き出したTipsを、コーンフレークスのようにつまみ食いできるキミ達は幸せものだ。

さて、本題からは大きく逸れた。今回のTipsはこれだ。

手を引くように、とにかく先に、先に行動しよう。
そうしたら精神的に優位に立てる。
たとえ相手が恋愛対象ではなくても。

Tips No.7

サクッと行こう。
今回の目的は「精神的に優位に立つ」であり、ポイントは2つだ。
・手を引くように
・相手が恋愛対象でなくても
である。

手を引くように、について。
相手の後をついていくわけでもなく、かといって昭和の男のようにデートで女性を置き去りにするようなアプローチを取るわけでもない。
相手を振り返りながら、導いてあげることが重要だ。
仮に相手が提案したプランであったとしても、気持ちの上では先手を取っていたい。
※デートが盛り上がっているのであれば、文字通り手を引いても構わない。

相手が恋愛対象でなくても、について。
文字通りである。彼女を作るためのメソッドとして、本書以外でも多数推奨されていることと同じように思えるだろう。
しかし全然違う!
私が言いたいのは、恋愛対象以外の女性に対しても、キミが付き合う気のない女性に対しても、投げやりにならず、手を引くように導いてあげよう、ということなのだ。
恋愛対象外の女性ともデートをしよう、などと当たり前のことを言っているのではない。早合点して分かった気になるな!

肝に銘じてほしい。
デートでの適切な立ち回りは、常日頃から実践していないと、本番で実践できないものなのだ。


関連Tips:直近3Tips(通称"TT" ※Three Tips)

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