【デート本】【テクニック】目と目があったら、向こうが目を逸らすか笑うまでにっこりと見つめよう。こちらからは逸らさない。(6/○○)

これはいかにも色男がやりそうなテクニックである。
非モテのキミ達にはハードルが高い。したがって今回のTipsは、キミ達には不要なロマン砲である。相手の女性を「にっこりと見つめる」という行為自体が、イケメンでないと土台気持ち悪がられるだけだ。
キミ達が勇気を振り絞って相手の目を見つめたところで、それは所詮、性欲丸出し白外線レーザーである。女性の心は一目散に逃げ出すだろう。

だいたい、デートで相手の目をにっこりと見つめたらモテるなんて、そんな嘘八百を堂々と非モテに説いても儲けようとしている詐欺師は一体誰だ?
そいつが言っていることは、投資初心者である自社社員を対象に福利厚生の一環とかいう名目で自社株購入優待制度を整備&宣伝し、社員を買い支えの駒とすることで株式市場のダイナミズムを否定する嘘つき経営者と一緒だ。


さて、もしもキミ達がもしこのように思ったのであれば、考えを180度転換してもらう必要がある。
一見すると恋愛強者の弱肉強食戦略に見えるこのTipsは、実は、むしろ非モテのキミ達だけに向けて準備された、非モテ専用武器だからだ。

再掲しよう。

非モテ専用武器

安心してくれ。私は知っている。
非モテのキミ達にとって、テンパることなく女性の目を見つめ続けることは、クラスや職場の気になっている女の子にLINEでデートの誘いを送ることの100倍難易度が高い。実際のところ、そこそこモテている男にも難しい。
したがって今回のTipsは、実際にデートの場で実践されることは非常に少ないものだ。

ようやく本題に入る。
今回のTipsは、ほんのちょっとだけ攻めの択である。
デートの中盤以降、展開を大きく動かすきっかけにもなりうる、獰猛かつアグレッシブなテクニックと言えなくもない。
そして比較的恋愛初心者でも効果を出しやすいテクニックでもある。

これまでのTipsにおいて私が言ってきたこととは矛盾しているように聞こえるだろう。
「忍耐強くあれ」「ロマン砲は打つな」「失点しないことだけを考えろ」といった類のことを散々力説してきた。
安心してくれ。今回もロマン砲を推奨しているわけではない。

スポーツに流れがあるように、デートにも流れがある。
最初から最後まで決め手を欠いた、無難なデートしかできない男にとって、相手の女性の心に踏み込んだコミュニケーションに入ることは難しい。
多くの男は話題転換でそれを行おうとするが、空気や文脈作りもなしに恋愛トークが始まったところで、気持ち悪いだけだ。
空気や文脈とは、口調や仕草のようなノンバーバルなところからしか生まれないのだ。
そして多くの男は酒の力に頼ろうとするが、酒で得られるのはモテる男のワンナイトだけだ。

今回のTipsを説明するにあたって、勘違いしてほしくないことがある。
それは、積極的に色っぽい目つきで相手をガン見することを推奨しているわけでは決してない、ということだ。
デート中、「不意に」目と目が合って「しまった」場合、視線をキミから先に切らすことをせず、相手が根負けするまで目を離さないことを心がけよう、ということである。
絶対に誤解しないでほしい。

目と目が合って先にテンパるのは、多くの場合キミ達であって、女性の方ではない。
決まって非モテのキミ達だ。
その意味では、キミ達が我流で実践するのは難しい。勝手に応用するんじゃない!

目を合わせて会話することは、それなりに不快なことだ。
誰かと5秒以上目を合わせるのは、実は難しい。10秒もしたらソワソワしてくる。
よくよく思い返してほしい。日常生活で5秒以上目を合わせて会話するシーンは、だいたい説教をされている時だけだろう。5秒というのは、短いようで長いのだ。

そしてここが肝になってくるのだが、デートで女性が目の前の男性の品定めをしている時、女性は男性の目を見ていることがよくあるのだ。
それも10秒、20秒、と永遠に見続けることもザラだ。観察モードだからだ。
そして男性からの目線がくることを察知すると、観察モードは戦闘モードに変わる。
戦闘モードに入った女性の目線を耐えられる男性は少ないから、目と目が合った時、ほとんどの非モテ男性は自分から目を逸らす。
※実は女性から目を逸らすことは確率的に少ない。

その過程を通じ、女性は、目の前の男性は余裕を失っている、と判定し、優越感を抱くのだ。
分かる。無駄なマウントだよな。
でもな、悲しいけどこれ戦争なのよね。

こと目線バトルにおいて、女性の勝率は高い。
そして平素の勝率が高いからこそ、目線バトルで敗れた時、女性は目の前の男性を特別な存在として認識するようになる。

気をつけるべきことはたったの2つだ。
・平静を装って相手を見つめること
・ガン見をせず、にっこりと、目で語りかけるように見つめること

これだけだ。
余裕のある男に女は惹かれる、とはあまりにも使い古された言葉だが、実際に余裕があるかどうかは関係ない。
要は、自分を目の前にして動揺している男とは付き合わない、というだけなのだ。

そして上記の雰囲気を出すためにさりげなく有効なのは、
・顎を引きながら
・口を閉じて口角を上げて
・何か笑いながら言いたげな表情を浮かべて
相手の目を何十秒も見つめ「返す」ことだ。

10秒、20秒、30秒と目を見つめているうちに、気付いたら目の前の女性の心は揺れ始めるだろう。
そして耐えられなくなった女性は決まってこういう。

「ねえなんで見てるの?笑」 ←(笑)があることが重要だ。それがなければ諦めよう。

答えは決まっていよう。

「キミはどんな時にときめくんだろう?と思って、思わずね笑」

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