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お風呂で腰痛を軽減!おすすめの温度、入浴剤、グッズをご紹介

みなさんこんにちは。

奈良県生駒市にあります、はぎの台整骨院の松本です。

当院でも最も多い、お悩みである「腰痛」は、国民の4人に1人が持っていると言われているくらい多いトラブルです。
しかしながら、その85%は原因不明の腰痛であり、改善の糸口が見つからずにお困りの方が多いのが現状です。

検査を受けても原因が分からず、いつまでも続く痛みですから、不安になるのも仕方ありません…。
未だにさまざまな研究がされていますが、絶対的な腰痛の原因というのものはハッキリしていません。

しかしながら軽減させる方法や治療法はたくさんあります。
実は昔から「湯治(とうち)」という、お風呂で体を温めることで、身体の痛みを軽減する治療法があります。
実はこの方法は、現代の生活でも活用できる部分があり、腰痛軽減にとってもたくさんのメリットがあります。

今回は、そんな悩ましい腰痛を少しでも軽減できるお風呂の入り方をご紹介しようと思います。
効果的なポイントを知って、気持ちいい入浴タイムで腰痛も楽になる一石二鳥な時間になれば嬉しいです。

お風呂で腰痛を改善するための温度


お風呂の最大のメリットは温める事です。

温めることによって身体はリラックス状態になり、血管が広がって血流が上がります。また熱によって活発になる特殊なたんぱく質のはたらきで、体温や基礎代謝、免疫機能も向上します。

ただし熱すぎると、身体は熱から身を守ろうと緊張して硬くなり効果がなくなってしまいます。適切な温度で浸かることがとても大切になります。

もちろん適切な温度でもシャワーだけでは、身体をきちんと温めることはできませんので、湯舟に浸かってくださいね。

またあまり熱すぎると緊張し表面しか温まらないばかりか、のぼせの原因にもなります。目安としては体温よりも少し高い38~40℃の範囲でで、気持ちいいなと思う温度で入ってください。

また浸かる時間は、額に汗がにじみ出るのを目安に浸かっていただければいいと思います。あまり〇分と決めると、達成しようとしてついつい我慢してしまいます。

温める際には、高温のお湯に耐えるのではなく、ゆったりとした気持ちで気持ちよく汗を出すことを意識してみてください。

お風呂で腰痛を改善するための入浴剤

温度に次いでよく聞かれるのが、入浴剤はどんなものを入れたらいいかというご質問です。

入浴剤に関しては、温める事よりも重要度は低いので、絶対に必要という訳ではありません。しかしながら、効果を高めるモノがありますので、参考程度にご紹介しておきます。

・発泡する入浴剤…シュワシュワの音と手触りが気持ちよくて、それだけでリラックス効果が望めます。さらに泡の刺激で体温が上がりやすくなる、血流がUPするといった効果も期待できます。

・香りのある入浴剤…香りによるアロマ効果でリラックスしやすくなります。好きなニオイで構いませんが、どんな香りにしようかと悩まれた際は、まずはラベンダーかフラキンセンでお試しください。

・重炭酸系の入浴剤…こちらは少し趣旨が違いますが、洗浄力と保湿力のUPが期待できます。夏の皮脂や、冬の乾燥といったトラブルにも期待できますので、一年を通して使える便利な入浴剤になっています。

お肌に合わないモノや、湯船を傷つける可能性のあるモノもありますので、無理して使用しなくても構いませんので、入浴剤はあくまでも気分転換としてご活用いただければと思います。


お風呂で腰痛を改善するためのグッズ

最後にあれば便利なお風呂グッズの紹介です。

こちらも絶対に必要という訳ではありませんが、あると湯舟の中で退屈せずに、自然と時間を使うことが出来て、身体が温まるのであれば便利でいいなと思います。

お風呂でYouTubeなどの動画を観るなんて方もいるかもしれませんが、デバイスから発する光が強すぎるために脳が過度に刺激され、リラックス状態になりにくいといったデメリットがあります。

出来ればデジタルデトックスして、アナログなお風呂グッズを使ってもらった方が、より効果を高めることが出来ます。

・かっさ…エステや韓国美容などでも有名なヘラのような形をしたグッズです。形状や材質は特に指定はありませんので、お好きな色や値段でお選びください。

湯舟の中でかっさを使って、皮膚をこすることで、さらに血流を促し、筋肉への刺激を加えることで疲労回復も期待出来ます。

足の裏や指の間、ふくらはぎ、前ずね、太ももを各箇所20回くらい、指先からおへそに向かってゆっくりとやさしくこすってあげてください。

目安としては、こすった部分がじわっと温かくなる感覚があればOKです。

くれぐれも、きつく押し込みすぎないようにしてください。強すぎる刺激は筋肉を潰してしまい、逆に痛みが増すこともあります。気持ちいい強さでゆったりと行ってください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
お役に立つ情報はありましたでしょうか?

どうしても梅雨や夏場は、お風呂から出てまた汗をかくのが嫌なので、湯舟を敬遠しがちな方も多いかと思います。

しかし湯船につかってリラックスし、少しの時間でいいのでお身体を労ってあげる事で、腰痛を軽減する可能性がグッと高まります。
どうしても湯舟が苦手な方は、週に一回からでも構いません。
気軽に楽しみながら始めてみてください。

特にデスクワークの方や運動不足で血流が悪い方、ストレスが原因で腰痛が長引いている方にとっては、効果的な方法です

個人的には、普段はご自宅のお風呂。
お休みの日は、近所の銭湯やサウナにも足を運んで、家のお風呂とは違った大きな空間でゆっくりと過ごすのがおすすめです。
開放感からリラックス効果も高まって、さらなるお風呂の効果を感じられると思います。

くれぐれも頑張りすぎずに、気持ちよくお風呂を楽しんでくださいね。

お困りの腰痛が少しでも軽減することを願っております。


はぎの台整骨院

https://www.hdbdw.work

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