肩こりと頭痛を改善し、お仕事の評価が上がった女性のお話
こんにちは。
奈良県生駒市にあります、はぎの台整骨院の松本です。
去年からは「リモート」による変化が大きく、特に当院でも通信機器によるお身体の不調を訴えられる方が増えました。今回ご紹介させていただくかたも、リモートによる生活様式の変化に伴って、お身体の不調が現れてご相談くださいました。
患者さん概要
企業さんの新人研修を主に教えていらっしゃる５０代の女性がご来院されました。教え方が上手で全国にお呼びがかかるほどの人気講師だそうです。
そんな中、急に宣言がされた去年春からは出張はなくなり、お仕事のすべてがzoomなどを用いての講義に変わってしまったそうです。最初は移動する手間がなくなったので、ラクになると考えておられたそうです。
しかし同じ場所であれば、かんたんに伝えられることも画面だけで伝えるのはとてもむずかしく、通常の時間よりも長くかかってしまうようになったそうです。またその都度、画面に映せるように資料を作っていると、本来の講義と移動時間を足した時間よりも、今の方が長くお仕事をしていることに気が付いたそうです。
その頃から目の疲れと肩こりを感じ始めておられました。しかし慣れない作業が続いているからだと軽い感じで考えておられたそうです。お風呂にゆっくりつかっても、早く寝ても、ストレッチしても一向に良くならず、ついには頭痛薬を飲まないと、パソコンに向かえなくなってしまいました。
なんとか頭痛薬を飲んで、お仕事をしていたそうですが、相手さんからも「お身体しんどそうですけど、大丈夫ですか？」と心配されたことがキッカケでご来院くださいました。
相手さんに心配をかけているようでは、プロとして失格…というお仕事にかける想いから、早く何とかして欲しいとご相談していただきました。
改善のヒント
またこの方は「私、運動が大嫌いなんですけど、運動しなくても治りますか？」と心配されていました。どうしても情報量が多いので、運動をしないと健康になれないと信じておられる方もおられますが、決してそんなことはありません。
もちろん運動をした方がいいケースもたくさんありますが、運動をやりすぎたり、ご自分に合わないものであれば逆効果です。その方にあった無理のない計画をご提案させていただきますので、ご安心ください。
ちょうど秋から冬はお仕事も閑散期になるそうで、集中して改善したとのことでした。このように、真剣にお悩みを短期間で改善しようと臨まれる方は、効果が出やすいように感じます。
改善の軌跡
最初の検査から、お身体のバランスが著しく崩れており、片足立ちもできないくらいにひどい状態でした。
おそらく、痛くなる前から、ある程度は崩れていたと思われますが、パソコンの前で不自然な姿勢で長時間いることで、お身体が固まってしまい今回のような、しんどさが現れたのだと予想されます。
初回はとにかく、緩める事に徹底して全身を可能な限り左右対称に近付けました。しかしご本人さんは、動かせる範囲は広がったけれど、コリは変化がないと感じられました。
長い時間、お身体のバランスが悪いままいると、感覚が狂います。どの姿勢が正常なのか異常なのかが判断できません。
そういった方は治療後も、なかなか効果を感じられないといったことがあります。しかし、ご安心ください。お身体が整ってくると、感覚も戻り、お身体の変化にも気が付きやすくなります。
二回目は翌日にも診せていただきました。
「不思議なことに痛くなかったからか、今朝起きた時のダルさがマシでした」と教えて下さいました。お身体が整うと、一か所にかかっていた負担を分散できるようになりますので、結果的に、普段通り過ごしていただいてもラクに感じるようになります。
同じ段取りで緩めながら、手で細かい部分の修正を加えていきました。特に背骨と頭の位置関係を調整させてもらいました。
次は３日空けて診せてもらいました。ずいぶんと緩んできたこともあり、手でお身体を整えやすくなってきました。
この日は治療後に「目がスッキリして、見やすい」と喜んでもらえました。お身体が整ってきたなぁという感覚と、患者さんの感想が一致してくると何とも言えない嬉しさを感じます。
１週間空けて診せていただくころには、ビデオ通話した方に「若返った？」と言われたそうで、お世辞だったとしても、ご本人さんは嬉しいかったそうです。そこから１週間ごとに診せてもらって、肩こりもほとんど感じなくなっており、頭痛薬も必要がないくらいになっていました。
改善の先に
初回からのべ１ケ月が経った頃に、久々にzoomでの講義があったそうです。以前に心配をしてくれた方だったので、何といわれるか緊張して画面を開けたそうですが、開口一番「先生、今日、お顔の血色がきれいですね」と言ってくださったそうです。
ほっとした気持ちと同時に嬉しかったと教えて下さったのが印象的です。
また、いつも講義後にアンケートを取るのだそうですが、通院後のアンケート結果の方が評価が良くなったんですと喜んでもらえました。次回からの契約もしていただけたそうで、良かったです！
やはり人に何かを伝えたり、教える方は見た目も大切ですもんね。この方、もともとキレイにされている方なのですが「血色や姿勢はお化粧ではごまかせないから、その辺りが評価に影響したのかも」と言っていただけました。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
リモートによる生活様式の変化は、誰しも避けようがない状況ですから、他人事ではないと感じた方も多かったのではないでしょうか？
また生身の人と分断され画面越しだけでのつながりは、どうしても生気を感じられず僕は得意ではありません。プライベートでなかなか会いに行けない人とビデオ通話で、顔を見るのはいいと思うのですが、お仕事で毎回となると、ちょっと違和感がありますよね…。
それでもやらないといけない職種や環境の方も多くおられます。
肩だけでなく、お腰や首などどこかに不調や不安がある方は、是非ともお早めにご相談ください。マスクの着用で呼吸も浅くなりがちなことも手伝って、様々な部分の不調のご相談が本当に増えています。
しんどいけど、お仕事も休めないといった板挟みの中でも、早めにコツコツとお身体を整えておくことで、お仕事を休まないといけないような最悪の事態を避けることは出来ます。
今回の文章があなたのお役に立てましたら、嬉しいです。
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