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美術館がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
美術館を訪れたときの楽しみのひとつが、
ミュージアムショップでのお買いものだ。
今しがた鑑賞した展覧会にまつわるグッズが
たくさん置かれているならばなおのこと、
それらのグッズを眺めるだけでも楽しいし、
どれを購入しようか? を考えることは、
楽しい、且つ、美術館の一番の悩みどころでもある。
昨日のブログでは、先週末、
愛知県刈谷市の刈谷市美術館にて
和田誠さんの展覧会「和田誠展」を訪れたことを
申しあげましたが、この展覧会のなかでもね、
展示室だけでなくグッズのショップも、
くまなく拝見しておりました。
美術館のショップと言えば、まずはやっぱり、
「ポストカード」なのですが。
ポストカードは、たとえば、
一枚百数十円で購入できるものだし、
展覧会で鑑賞して好きだった作品を
ポストカードとして購入することは、
このポストカードを部屋に飾れば、
じぶんの家が小さな美術館になるわけだし、
そのポストカードをホルダーにしまえば、
それらが集まれば、じぶん自身の
お気に入りの作品が詰まった小さな画集にもなる。
今回、和田誠さんの展覧会ショップで
ぼくが購入しましたポストカードはね、
全部で四つです。
![](https://assets.st-note.com/img/1698130733498-uF0B1Q4aBp.jpg?width=800)
まずひとつめは、
書籍『みんな猫である』の装丁画です。
たくさんの猫たち、かわいい!
![](https://assets.st-note.com/img/1698130745157-AJma2aGRKk.jpg?width=800)
そして、ふたつめは、
和田誠さんと安西水丸さんの干支カードです。
お互いが花束を渡し合おうとされている、
うさぎたち、かわいい!!
そして、
みっつめ及びよっつめが、
![](https://assets.st-note.com/img/1698130755307-C3CxLh6Zpd.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1698130766150-FBYevbhwF0.jpg?width=800)
村上春樹さんの小説全集より、
『村上春樹全作品 1990〜2000(4)ねじまき鳥クロニクル1』と
「村上春樹全作品 1990〜2000(5)ねじまき鳥クロニクル2』の
挿画、なのでしょうか?
上の作品は物語にも登場する
「クレタ島」や「マルタ島」も描かれる地中海周辺の地図、
そして、下の作品は同じく物語で登場する
「ノモンハン」周辺、つまり、中国周辺の地図。
この二枚のポストカードはね、当初、
村上さんの小説にまつわる絵だとは知らず、
ショップの棚を見ながら、
(この地図、なんだろう?)と思い、
手に取り裏面を見てみると、村上さんの
お名前と小説タイトルがしるされていて。
ならば、もう、村上春樹さん好きのじぶんとしては
購入せざるを得ないと思った次第なのでした。
もしも、これを手に取らずに
そして、その裏面を見ていなければ
購入していなかった、と思うと、購入できたのも
奇跡的な出合いだったように感じられる。
とくに、地中海のポストカードを見ると、
現在戦争によって黒海沿岸の港が封鎖されている
というニュースも聞くのですが、地図から見ると
ウクライナやロシアの面する「黒海」と、
「地中海」及び「エーゲ海」って、
とっても近いのだなあ、と思う。
さらにまた、ポストカードだけでなくて
「袋文字缶バッジ」も購入いたしました。
ぼくが購入したのは、、
![](https://assets.st-note.com/img/1698126154125-LRrXWvOiiN.jpg?width=800)
ロバート・ルイス・スティーヴンソンさん原詩、
和田誠さん訳・絵の書籍『旅』での
【旅】という文字です。
![](https://assets.st-note.com/img/1698126548648-bkFs7WH6PH.jpg?width=800)
缶バッジ、
写真では写せ難いのですが、
布張りの質感でかっこいい!!!
このバッジの隣りのページでは、
どこから文字が取られているか、という
その書籍も掲載されているのも素敵だなあ。
当初は、書籍『お楽しみはこれからだ』での
【楽】の文字を買おうと思っていたのですが、
もうすこしだけ考えた結果、
「旅をしたい。」というじぶんの気持ちもあって、
こちらのほうを購入しました。
この『旅』という絵本(なのかな?)は、
読んだことないので、また読んでみたい、
と思いながら、早速
市内の図書館で予約をしました。
この日、ショップで購入しましたのは
以上なのですが、やっぱり、帰宅後、
「公式図録」も読みたくなってきて、
WEBの本屋サイトで注文いたしました。
ミュージアムショップでグッズを購入するとね、
こうして、自宅の部屋でも
まだまだ鑑賞がつづく、というか、
美術館の展示室がじぶんの部屋にやって来る、
みたいなふうに感じられるのが、うれしい〜。
ヤァ!ヤァ!ヤァ!
令和5年10月24日
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