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日々のメンテナンスと渋谷と。

このごろのブログでは、幾度かにかけて、
先日映画館にて鑑賞しました
『PERFECT DAYS』についてしるしていたのですが。
公開日からその後もなかなか訪れられず、
年が明けての1月5日に観にゆくことができました
映画『PERFECT DAYS』をね、
どうして観にゆきたいかと思ったのか? ってゆうのは、
やっぱり話題にもなっていたし、なおかつ、
ぼくが大好きなWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」にて
役所広司さんと糸井重里さんが対談をされていて、
観たいと思った、というのもあるなあ。

役所さんと糸井さんの対談連載をね、
映画を観る前に読んでいたときには、
映画のねたばれっぽいそうな箇所は
ちょっとうす目で読みながら、映画を観終えてから
あらためて読み直したりもしながら、
映画を観ての感想をブログでもしるしながら、
じぶんなりに考えていたんだけれども。

この対談を読んで知ったことはね、
映画『PERFECT DAYS』の主人公・平山さんが
清掃員として勤められる東京の公衆トイレは、
「The Tokyo Toilet」という名称のプロジェクトとして、
清掃のお仕事をなされていたことです。

この数年、東京へ旅行をしていないぼくは
「The Tokyo Toilet」のトイレを利用したことは無いけれど、
でも、有名建築家の方たちが公衆トイレを設計した、
というお話しは、たしか雑誌で読んだことがあって、
映画の中で登場しておりましたトイレもいくつか
写真では見たことはあったと思うのですが、
公式サイトを見てみれば、もっとたくさん
合計17か所で、クリエイターの方々がデザインなされた
「The Tokyo Toilet」のトイレがある、とのことでして。

これらの公衆トイレの清掃を、たとえば
公衆トイレが設置される公園の管理者ではなくって、
映画『PERFECT DAYS』の平山さんのごとく、
「The Tokyo Toilet」のユニフォームを身につけた
清掃員の方々が清掃及びメンテナンスをなされる。
この清掃とメンテナンスについて、WEBサイトによれば、
一日三回行われる通常清掃、
一か月に一回行われる定期清掃、
年に一回の特別清掃、さらには
月に一度、第三者機関であるトイレ診断士による
診断が行われている。

‥‥という、この「The Tokyo Toilet」の公衆トイレがね、
役所さんと糸井さんの対談を読み直してみると
「渋谷区」にあると存じまして。
渋谷と言えば、ぼくが年末より思いを馳せておりました
岡本太郎さんの巨大壁画作品『明日の神話』が
渋谷駅にて恒久設置されている場所でもあるので、
ぼくとしては、じぶんなりには
「渋谷区」の「The Tokyo Toilet」と
「渋谷駅」の『明日の神話』というようにして、
なんだか、繋がった感を思ったのでした。

そういえば、ぼくはこれまで
東京を訪れたとしても、ほとんど
渋谷へは行ったことがないんですが。
もう何年も旅行していない東京へと、そして、
渋谷へも訪れたい〜。

公衆トイレでも、かつ、壁画でも、
日々の「メンテナンス」は、
とっても大事だなあ! ってゆうのをね、
映画『PERFECT DAYS』にて鑑賞することのできる
「The Tokyo Toilet」のプロジェクト、及び
『明日の神話』の大改修プロジェクトのことを想いながら、
このごろ考えておりました。

そんなような、なんとゆうか、
日々を生きることについて、
これからも考えたい。。。

令和6年1月16日

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