他人にどう見られているか気になるというあなたへ☆
今回紹介する絵本は、なんと、中のページに色がありません。
主人公は、りんご。
そのりんごだけ赤く色があって、その他は白黒の世界。
常にりんごの存在が際立っています。
私は毎朝りんごを食べています。
バナナとおなじくらい、日常生活で何気なく食べているりんご。
あなたはリンゴを見て、何を思いますか?
私は、りんごダイエットを頑張っていた頃を思い出します(笑)
りんごに持つイメージや思い出は、人それぞれ。今回はそんなお話です。
ターゲットはこちら。
他人にどうみられているか気になるというあなた!
そんなあなたにおススメの絵本はこちら!
『1こでも100このりんご』
井上正治 作・絵
岩崎書店 1262円+税
井上さんは新十津川町生まれの作者さんです。
では内容をご紹介します。
まちのなかのくだもの店に、りんごが1個飾られています。
そこを通る人がそれぞれに自分が感じたりんごへの想いを語っていきます。
例えばお医者さんは、「このリンゴはビタミンがいっぱいありそうだなぁ」
絵描きさんは「良い色だ、赤でもないし、だいだいでもない。難しい色だ。」
りんごは1個ですが、いくとおりものりんごがあることに気づきます。
1個でも100個のりんごです。
というストーリー。
似たような感想を持つ人はいるかもしれませんが、全く同じ感想を持つ人はきっといないと思います。
では、私が見つけた
この絵本に隠された大人へのメッセージの発表です!
“正面だけ整えても、無駄よ!”
良い恰好を見せようと思って、鏡を見たときの自分だけ整えたとしても、他人は360度、上からも下からも斜めからも、あなたを見て判断しています。
ありのままの自分を見てもらって、
良いと判断されても悪いと判断されても、それが自分なんだ!と
胸張っていきましょ♪
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