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遅れている人を切り捨てる勇気とフォローアップする制度

今日も日経新聞の記事から書きたいと思います。

要約すると…
・8月中旬に河野太郎氏がデジタル大臣に就任する
・日本のデジタル化は「コストダウンや省人化で止まった」と説明
・国家公務員制度の担当にもなっており、働き方改革の必要性も訴えた

河野大臣はデジタル化によって、海外のようにビジネスモデルの転換まで踏むこもうとしているようです。
私はそこまで行くのに大切なのは「遅れている人を切り捨てる勇気とフォローアップする制度」だと思っています。
例を取ってみると私の友人が働いている某上場人材会社。

彼女が働いている会社は現場にスタッフを派遣するという会社なのですが、上場企業なのに、人材会社なのに、驚いたことに勤怠管理は紙で行われています。
理由は「地方のスタッフはスマホを持っていないこともあるので、全員が対応できる紙でやっている」とのことでした。
(そういえば私が普段働いている会社の派遣スタッフも毎月2回勤務カードをFAXで送っています)
正直、そこに合わせていたらデジタル化は進まないと思います。

(今は高騰しているようですが)中古スマホもある時代なので、スタッフ一人ひとりにスマホを与えるか、各事業所に専用端末を置いて管理するべきだと思います。
今回河野大臣は「事務連絡にFAXを使っている省庁があるのかといった観点から調査をかけないといけない」と言いましたが、たくさんあると思います。
多くは「今までこうやってきたから」とか「このほうが安全だから」と言うでしょうが、正直そこは無視してデジタル化を進めるべきだと思います。

そういう言い訳は聞いていたらキリがないからです。
そういえば数ヶ月前尼崎市で外部嘱託の職員が、個人情報が入ったUSBを紛失仕掛けて大問題になりました。
その時にニュースでやっていたのですが、地方自治体では情報のやり取りを未だにフロッピーディスクで行っているところがあるそうです。

私が普段働いている会社も情報持ち出し規程の中に「FDが~」という記載があり、入社から8年ずっと気になっていました。
私はそういう場面に立ち会ったことはないのですが、規程に残っているということはきっと使う機会があるのでしょう(でも今のPCにはFDを入れるところがありません。外付けでやるのでしょうか?私(アラフォー)はギリギリワープロに触っていたので、フロッピーディスクというものがわかりますが、平成生まれはどんな感情でこのFDという単語を見ているのでしょう)。

今回大臣が改革をすることで反対してくる人がたくさん出てくるでしょう。

でもそれ以上に改革の必要性に可能性を感じている人はいると思います。
どうか声高な少数の声に負けず、改革を進めてほしい限りです。


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